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(2001/1/21 日)

映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク

 インパクトの強い映画。ストーリーの悲劇性。音楽の強さ。カメラの巧さ。があいまって時間を忘れる程でした。(以下ストーリー書いてあるので見に行くつもりの方は読まない方がいいかも。)

 ストーリー:悲劇は悲劇なんですが、納得できません。全体的には3つの伏線からなるのかな。息子のためのお金。ミュージカルへの出演。白昼夢としてのミュージカル。

 ストーリー上、特に気になるのが、

1.お金に困った人にお金のあることはいってはいけません。普通いわない。

2.視力のないことを隠すためにまわりに不自然な説明をすること。お友達をもうすこしたよるんじゃないですか?

3.この日どうしてもお金を都合つけなくてはいけないとしても殺してはいけません。

4.殺しといて「約束だから」と黙秘権は意味がないでしょう。それに息子の今後については目の手術だけが強調され、成長に関しては今後どういうプランがあるの?息子のために国選弁護士とはいえもっとしたたかに有利に戦うべきではないのか?(お金をあの日工面しないとチャンスがないとわかるくらい彼女は利口。)

5.キャシーに事情をはなしておくかして確実に息子が手術受けるように頼んでおくべきでないか?手紙を書いたからって、それって宛先どこにしたのさ?母親がいなくなればすむ場所すらなくなるのに。

 上記のことは彼女の性格が純真だからといわれてもちょっと?でした。

 ストーリーは全体としては疎外の物語ですね。社会的弱者とそれを食い物、あるいは放置しておく社会の物語で、ちょっと前のオペラではベルクの「ヴォツェック」「ルル」、最近ではラッヘンマンの「マッチ売りの少女」。社会的弱者を保護する役割もある保安官が妻の浪費(アメリカ消費主義社会の象徴)のせいで障害者(搾取される方の象徴)からお金とって、しかも、調べがつかなくてさっさと絞首刑にして排除する社会そのものへの告発でもあります。社会的弱者は自らの生存の権利も金次第というわけですね。

 ミュージカルへの出演が白昼夢と生きることの実現とパンフレットにかいてあるけど、最初からへたというか目が見えてなくてうまくやれてないのでどうもちょっと、実現するよろこびが失われていく悲劇性がひきたってない。

 音楽:パワーがすごいですね。ミュージックコンクレートもあり。ブリジット・バルドーのコミックストリップを思いださせるのもあります。ヴァレーズの頃は工場の音を音楽に使うのは最先端テクノロジーの象徴(善悪ふくめて)だったのでしょうけど、今日ではそう言う意味はなくて音楽の萌芽の切っ掛けになってますね。ミュージカルの踊りも空想的でした。いちばんよかったのは電車のシーンのミュージカル。

カメラ:近距離で手持ちカメラで自然光。代償はピントぼけまくり、ふれまくり、クローズアップが最適化されていない感じ。カットの外を見てみたい。粒子もあらい。ジョナス・メカスの映像とか思い出すよね。

 これは演技にもカメラにも即興性を求めたせいだそう。もちろんこれがいい方向に働いたところも数知れない。ミュージカルシーンはデジタルビデオカメラで固定しておいて撮影したものをつなぎ合わせたとか。デジタル臭がしないのがよかった。

 偶然、カトリーヌ・ドヌーブをつづけて見たことになる「シェルブールの雨傘」ではやや脳天気に「私あの人と結婚するわ〜」とかうたってたのを思い出すとなんとも皮肉だ。しかし、映画監督はそれを思い起こして満足している様子がパンフレットに書いてある。

 見た後、「救い」があるのは息子が目の手術をうけることができていたことでしょうか。しかし13歳ですから行く末が案じられます。この物語は彼女のいうように最後は見るべきではないのかもしれません。

(2001/1/22 月)

ロマネスクのページに自動巡回ページが2分に一回やってくる。おかげで昨日から1000ヒットくらいしてしまった。無駄なパケットは流したくないものです。おもわずページにロボット切ってくれって書いてしまった。。。つたわるやろか。

とりにくでにくじゃが。なばなのおひたし。サヤエンドウとねぎとあげの味噌汁。ヘルシー食。

妹の後ろ姿がテレビ(NHKニュース)に出た。悪いことはしていない。念のため。

ジョンケージ、16のダンスはウェーベルンのアメリカちっくな曲?ジャズやロックの色彩のウェーベルンっていう感じでした。MM氏にもらったCD。

さ、すこしはロマネスクのページの編集せねば。先週末はスキャナで16枚くらい写真をとりこんで一日のwebにつかってよい時間をつかいはたしてしまった。

(2001/1/26 金)

毎日掲示板に書き込んで果てる日々。ロマネスクとか日比さんの掲示板とか、まっちゃんとことか。もうねむい。

 今日は午後講演会を聞きに行くようにかりだされた。おもしろかったけど自分の仕事ができんかった(涙)。

先日雪がふったとき、おもわずハムスターを雪の上においてみたくなった。実際にそうしてみると、なんだかテレビの映像をみているようでうれしかった。どうするかみていると狭いところをさがしている模様。さむかったのか?えさをまいても見向きもしなかったし。こんどは記念撮影もしよう。なにしろ寿命は1ー2年だからね。

フェルナン・プイヨンの「粗い石」がおくられてきた。今日はこの本眺めたいからここで終わり。

(2001/1/27 土)

ロマネスクのページを更新した。

フォントネの書写室と寝室

書写室の窓

共同寝室の屋根

新ウィーン楽派:今日のBGMはグレングールドのシェーンベルク歌曲集。「架空庭園」を聞きながら下にあるようにハードディスクを増設しました。

昼食:ベーコンをいれたペペロンチーノ。(自作である)

夕食:えびとかぶの煮物、きぬさやえんどうとしいたけとえのきの味噌汁(これも自作である)

 マメや菜の花が市場に出回りはじめると一気に春に近付いた感じがする。

マック:G4/400にハードディスク(IBM ATA 66)20 GBをいれる。このハードディスクは昨夏買ったものでとてもはやいのだが旧機種のマックではMac OSXがはいらないためにはずしてあまらせていたもの。

 増設はあっというまにおわって新機種はやはり簡単になっているね。

 ベンチマークはとってないけどやはりきびきび動くのはいい感じだ。 Mac OS Xのインストールなどしていたら時間がなくなってきた。

でぶ

 お正月で1キロでぶになって一番細いジーンズがきつい(涙)。どうも食べる量がお正月前よりコンスタントに多い。スーパーにいったとき、500グラムの肉の固まり(三枚肉 笑)をみてあれが2個ついとんのかあ、と思うとダイエットせねばって感じか。もちろんすこしずつ減っていっているんだけどね。

(2001/1/30 火)

月曜日は職場で開催されるので義理で出してとたまれた国際会議のねたを考える。でもAnalysis & Characterizationではちょっとなあ。

火曜日は昼職場では大掃除。年度末にむけて廃棄品の申請をするのでついでに机の中から棚までとにかくすてるすてる。なにしろ前任者のものが一杯。

火曜日アフター5は大学で大学院生のコンサルタント、といえばきこえがいいがなんのかんのいって若い学生さんと話し合うことでこちらもあれこれ刺激をうけている。

http://hino.nu

が復活していました。手違いだったそう。

ぷる@さんもふっかつののろしをあげた。

http://web.tiscalinet.it/GraphiteBlue/

でもグラファイトブルーってどんないろなんだ?

ショパンのノクターンに激しく反応する私。ポロネーゼとかエチュードはどうもだめみたい。ノクターンに聴くのはロマンティシズムというよりも音の運動のうつろいやすさとかだ。音楽的インスピレーションは私にも仕事だとかwebだとかにインスピレーションを与えてくれる。

カーゲルがお気に入り。かれの語法は時間軸ベースは古典なんだけど現代音楽をパロディ的にやっていてなおかつ、もっともだいじなのは朗らかで、くったくなく、きいていてとっても幸せになれるということだ。このようなパロディ風な音楽はショスタコーヴィッチの弦楽四重奏にも聴くことができるがもっと辛い音楽だ。カーゲルの音楽は朗らかで、しかもアイデア豊かで、最近いちばんモードがあった感じかな。

ロマネスクは土日にサンベニーニュの地下クリプトの写真をわりつけて今はそれをながめてコメントなんて書こうかなって感じです。フォントネはまだ後一回やらなきゃいけないし。

タルコフスキー:サクリファイスはとてつもない映画だった。内容は旧約聖書の現代へのパラフレーズというべきもので、まったくストーリーはひどいものだが、映像の美しさには衝撃を覚える。なぜ十年前に映画館で見ておかなかったのだろう。しかし最近はストーリー重視になってしまってストーリーレスのカンヌ系映画をみるポテンシャルがなくなってきたなあ。

mireiさんはTidBitsのG4 powerBook訳してて欲しくなっちゃったでしょうか?

メール:romanesque@mac.com

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