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(2000/4/23 日)

金曜日からApple Newton Message Pad 2000(UPG)といういわば電子手帳の整理をしていました。

印刷したページは500枚以上です。その紙に日付けをいれて分類(newtonの印刷機能が貧弱で細かい設定ができない)。NewtonからMacへのテキスト転送とペンで描いたイメージの転送を行いました。くたくたです。

 内容は本当にプライベートな日記で、これは父の白血病が1998/10に再発して1999/2/27になくなるまでのもの。

 今読むと自分で書くことにのめり込んでいく様子がわかります。本一冊になる量はあり、自分でも驚いています。

 Newtonのような電子手帳がノートパソコンも常時持っていたにも関わらず便利だと感じたのはひとえにどこでもすぐに書き込みできることとバッテリーでしょう。激しい時は父を見舞ってからそこではなしたことを電車の待ち時間を利用して書いていたのです。もちろん家でも書き続けました。こういう個人的なことはパソコンよりも雰囲気からにあっているような感じです。

 また、お出かけした時にもメモにつかってました。お寺とか美術館とか。

 もちろん研究にも実験しながらメモできるので重宝しました。

 行った作業を自分用にメモしておきます。

 1.とにかくバックアップと印刷。

 2.印刷したものに日付けをいれる。

 3.情報を3段階に格付けする

   3−1.Newtonにのこすアイテム

   3−2.Newtonからすてるアイテム

   3−3.Macに転送するアイテム(かつNewtonにのこすかどうか)

 4.Macへの転送

   4−1.手書きモードのアイテムはノートをRTF形式でMacにエクスポートしてwordで開き確認。このときUnicordの文字はすべてフォローされず悲しい思いに。

   4−2.NT encordingを利用してUnicordからshift-jisに。しかしこの方法ではアイテムが100をこえると大変。インタネットでツールをさがすとTransMemoというものがあり、ためした。これはすごくいい。さくっとテキストをマックに持って来れました。

 5.マックでのNewtonアイテムの編集 

 まだこれから。HTML形式でIndex 化するのがいいか、単にファイル名をつけておくか。  

 6.まだ研究と実験メモは手付かず。

 7.小型情報機器の利用について効率やライフスタイルの観点から考える。現在はこのようなデバイスは必要無くなっています。これは以前とくらべて移動が減ったため。また、自分のデスクトップはインタネットにいつでもつなげられるのでスケジュール管理はwebでおこなっているため。また電車が以前利用していた地下鉄にくらべてこんでいるのでNewton ですら書き込むなどのことができない。さらに情報がたまり過ぎるといくら検索機能がついているからとはいえ探し出すのが難しくなってかえっていらいらします。これはかえって忘れてしまった方がいいという情報があるということです。これをファイル概念とどうむすびつけたらいいか。ファイルへのアクセスの順で情報量の重要性は相関しないし、ファイル削除を手作業でやることがこんなに時間がかかることだということがはじめてわかりました。

 8.Newtonにおどろき。マルチスレッドになっているので印刷中に他の作業ができる。見事。

私のすきな作曲家マイケル・ナイマンについて書きました。新ウィーン楽派のページに入れました。

(2000/4/25 火)

昨日から映画を思い出す。内容は全然覚えていないのだが『愛と哀しみの果て』という映画をもう一度みたくてたまらない。というか原題のout of africaというのがあたまにのこっているだけだ。それでインタネットで検索してみると、なんとこの物語は私の記憶に残るサリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』にも引用されている物語で、さらに原作の著者ディーネセンはこれまた私のすきな映画『バベットの晩餐会』の原作者であることがこちらでわかった。不思議なものだ。こういうことがインタネットでは簡単にわかってしまうのだ。

音楽 (MLネタ補足)クロノスカルテットという前衛音楽家集団(弦楽四重奏)(もちろん外人)がいるのだが、彼等のCDでジョンゾーンの「狂った果実」という曲があって、太田裕美さんが詩の朗読を日本語でいれている。なんでワールドワイドで日本語をえらんのかはわからないのだが、へんてこな詩で「キーン、キーンのスローモーション」とか「カラーカラー(空)の・・・」とか、アニメ系ののりでやってくれる。

 家人はいきなり「エヴァンゲリオンの綾波レイでやってほしいっ」といいだし、そういや似てると爆笑した。家人と私はアニメはふだん見ないのだが、これは世間でおおはやりだったので「押さえておこう」とばかり数年前にみたのだった。この映画もヌーベルバーグ(平たくいえばフランスの60年代およびその再生産映画)の影響をいくつか見られて、ナウシカの火の魔人由来の使徒デザイン(なにしろ同一人物が担当だからね)とかいろいろ影響関係も面白かった。ついでにいえばこのエヴァンゲリオンデザインはNHKの「世紀をこえて」に引用されている(もう一つはブレードランナーね)。そのアニメにでてくるヒロインの雰囲気が上の太田裕美さんの朗読する詩の雰囲気と似ていたのだった。不条理系だとアニメ系に収束してしまうんだろうか?是非マラルメとかも試してみたいものだ。

 話はそれたが、その太田裕美さんなんと高橋悠治、三宅榛名ともつきあいがあったそうで、これも驚く。シャーロックで「太田裕美とクロノス」で検索したらでてきた。いやいや、しらないだけで共通するつながりは多い。当たり前かもしれないけれど、こういうことは専門的にしらべないとなかなかわかんなかったことなのにこんなにあっさりわかるのだからおもしろいねえ。

(2000/4/27 木)

メール:romanesque@mac.com

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