今日の話題&更新

 飯田のHPにもどる | 過去の今日の話題

今日の分はもっとずっと下。

1999/03/1-20

(1999/22/月)  表紙

今日は朝から雪がちらつき寒かったですが、みなさまいかがお過ごしですか?寒のもどりでポケットに手がもどってしまいます。

さて、更新のお知らせをしそこねてしまいましたが日比さんのページの更新をしました。

「夜の風景」

 冬の夜は永く静かだ。

 しかしそんな静かな夜に、僕は昨日久しぶりに己の中に在る熱い何かに触れたのだった。それはもう三十一歳になった僕には、すこぶる新鮮に思われたのだ。友よまだ左側の肺に、大きな瘤の残っている風だが今夜は良い気分だよ。・・・(1999/3/19 更新)読む→

もう一つはToriちゃんのページの更新です。

『中国13億人の性』  劉 達臨 著   森田 靖郎 訳   講談社

またまた「帯にひかれて」本です(笑)。

題名の通り、現代の中国の「性文化」に関する調査記録です。中にもありましたが、「中国版キンゼイレポート」という感じですね。

ピアノレッスンという映画の最後のシーンは、海に沈んだ主人公と地上にいる主人公の間でお互いを想像しあうというすごいシーンがあるのですが、まさにこのシーンは映画の全編をつらぬく、話し自体がありえるようなありえないような雰囲気を象徴しているといえますよね。マイケルナイマンの音楽もここではなかなかいいし。

(1999/3/25/木)  表紙

かぜをひいた。

パワーブックの起動ができない問題はCPU交換で無事なおった様子。様子というのがつくのは修理後起動させた時にRAM異常がでたため。しかし、その後テストプログラムをかけたところなんともなかったので特に修理せずに一旦終了ということになった。修理はアップルケアに加入していたので無料。

(1999/3/30/火)  表紙

日本化学会からかえってきました。帰りにH氏と偶然おあいし、横浜から東京までしばし歓談。

東京ではオフ会を4人で開催しました。現代音楽好きの4人という大変めずらしい構成です。仲間にはいりたい?

 オフ会前に日本初演オペラ「狂ってゆくレンツ」をみました。ベルクのオペラ「ヴォイツェック」の原作を書いたビューヒナーの原作でw. リームの作曲。なんとリーム20才代の作曲。若杉 弘 氏 指揮、実相寺昭雄 氏演出。なお実相寺氏はウルトラマン、ウルトラセブンの演出もやっている。シリアス芸術もエンターテイメントも談合している!それはともかくもう一回ウルトラマンみるべきかなあ。

 参加者はSNさんFさんSakaiさんと僕。Sakaiさんはホームページをつくる!とさけんでました。つくりまじめました?

 オペラの感想は、非常によかった。感動した。すくいのない個人の状態となんとかしようにもなんともならない社会が描かれているのだけれど、それは皆が実は見ようとしないでふたをかぶせている領域である。われわれは20世紀にはいって個人の生き方というものに確かな自信をもてなくなった状態になんらピリオドを打っていないことに気がつくべきなのです

 音楽は管楽器主体のもの。ドラムの連打が印象的。マーラーとかベルクの世界を濃厚に感じさせる。管楽器の持続音がかさねあわされてトーンクラスターまでは行かないけれど音色を重視したもの。また、具体的な音というものは存在しなかった。ところどころ幸せであるべき音楽が提示されるがどんどん混濁し、はじめからそんな形跡はなかったような音楽になってしまう。モチーフの繰り返しによる音楽面での統一などは一度聴いただけでは私にはわからなかった。ドラマをもりあげる音楽としては非常によかった。間奏曲は最後のものをのぞいてそれほど長くなかった。

 声楽パートもすばらしかった。レンツ役の人を見ていてぐいぐい引き込まれていったのは脚本や音楽がよかったせいもあるかもしれないが大島 幾男氏の声の充実が大きかった。声楽アンサンブルがあって適宜補足的なことをうたうのだが、主役をひきたてよいアンサンブルだった。

 私がもっとも印象的だったのは

 フリーデリケの死をなぜ知ったのか?という問いにレンツが「壁に書いてある謎の文字で知ったのです」とうたうところ。

そしてうつくしい言葉:あなたには普通は静けさと呼ばれている、地平線のめぐりで叫びをあげている恐ろしい声がきこえませんか?

 演出はモノトーンを使い暗い劇場、モニターを使うことがやや不条理っぽい感じ(ベルクのルルで映画を使うことと呼応しているか?)、それともアンサンブルとして声楽アンサンブルに参加しているのかな。

 最後に。幸運にも日本初演の初日にみることができた。もう一度みたい。是非再演されるべきである。

 付記:声楽アンサンブルの松平氏に感謝

(1999/3/31/水)  表紙

上のレンツはあらすじなどは近いうちにまとめておきたい。松平さんからメールをいただいて演奏者として(私が)感動したことをうれしくおもったとのこと。あのオペラは音楽監督によって15年の年月をかけて実現されたということだ。そういう長期的な自己実現て是非まねしたいね。

ロマネスクのBBSはなかなか盛況。おどろくばかり。

横浜っていえばしゅうまいだよね。東京ではひよこだけど。

投稿のエディットをするので今日はこれでおしまい。もうすぐアクセスが9000だけど、みなさまおつきあいありがとう。次の目標は10000だね。これからもよろしく。

1999/04/01-



一年前

コメントはおきがるに→iida@toride.com/ポストペットメールはこちら romanesque@sam.hi-ho.ne.jp

過去の「今日の話題」

前の日記へ 

iidaのページにもどる