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今日の分はもっとずっと下。
日埜さんのサイトにサンチアーゴ・デ・コンポステーラの珍しい写真が!サンチアーゴ・デ・コンポステーラというスペインの教会で、当時の巡礼路の終点でした。だれか聖人の聖遺物があったのと当時イエルサレムへ十字軍はまだで、同じヨーロッパ内でフランスからスペインまで巡礼していたようです。88箇所めぐりみたいなものかしら。
日埜さんのサイトは私がサイトを立ち上げてすぐ、あちこちの検索サイトに入ってロマネスクでしらべてときに氏のサイトを見つけてメールを出させていただいた。氏はフーコーを建築批評に取り入れようとしています。また、建築のメタ批評などもされています。が、私には難しすぎでした。さらにサイトのデザインも高級感絶大です。
私がBBSにベルゼ・ラ・ヴィルについて知りたいと書き込んでおいたら日埜さんに教えていただいた。よりによって私が持ってる本だった。恥ずかしい。持ってるだけで本を読んでないことがばれてしまった。
デュビィ/ヨーロッパの中世 芸術と社会 藤原書店 たしかにベルゼ・ラ・ヴィルについてのっているので次の更新サイクルにこれをもとに書いてみようと考えています。とりあえずサンジールを来週はアップする予定です。
写真をきれいなのにいれかえたり、もうすこし説明をていねいにしたつもりです。
今日、ベルゼ・ラ・ヴィルの写真4つ切りできてきたけど、いいんだよ。これが。個人的に色のついたものがすきというせいもあるかもしれないけど。
(1998/04/12 Sun)
今日はようやく来週アップの光合成系の進化の部分を書き上げました。結構難しかったです。こう御期待。さらにロマネスク教会のサンラザールの部分の骨子を作りました。
このサンラザールの画像はいまいちピントがあってないのですがフォトショップのシャープ加工をつかうとピントのあってない画像がきれいに補正できることがわかりました。あまりシャープ加工をするとへんにがちがちの画像になりますが。写真のときにきれいにとるのが一番ですね。
サンラザールは再来週のアップになります。次の水曜日にはサンジールの正面概観を説明する予定です。これも一応できてるけど、、、
ロマネスク彫刻の写真はスキャナーで取り込んでいます。このスキャナー(Epson)はwinNT(Pen 60 MHz)につながっているのを用いているのですがなぜかメモリを72メガもつんでいるのに表示がやたら遅くしかもデータが大きくなるとスキャン画面で色が下1/3だけぬけているという変な現象がおきています。
マック用にスキャナー欲しい。このパワーブックにアクセラレーターがでるといわれているので我慢して買えない私。アクセラレーターPower PC 750 240 MHz は私のマシン603 eV180 MHzの2倍速いという。
それまで周辺機器はがまんがまん。
(1998/04/13 Mon)
日埜さんに建築家としてのクセナキス氏のことをBBSで訪ねたら答えて下さった。興味ある方はBBSをどうぞ。日埜さん現代音楽を聴くなんてきいてないよ〜。またBBS書き込みにいきます。
あのー上のBBSでmireiさんを目撃したんですが。。。。心臓に悪い。
SNさんのサイトでは4/10付けでショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲のレポートが掲載されています。ショスタコーヴィチ弦楽四重奏団と臨時編成の(よだれの出る)メンバーで、第1ヴァイオリン、マクシム・ヴェンゲーロフ。第2ヴァイオリン、豊嶋泰嗣、ヴィオラ、ユーリー・バシュメット、チェロ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ。 だそうです。詳しくはSNさんのサイトへどうぞ。
また4/9付けでソースティン・ヴェブレン『有閑階級の理論 制度の進化に関する経済学的研究』(高哲男訳、ちくま学芸文庫)が新訳で発売されたとのこと。買いたい。今買わないとなくなるかなあ。
マーラー大地の歌第六楽章 告別
もっともマーラーのテクニックと情念が結びついた曲の一つ。
ハープの響きをともないオーケストラは調性をふらふらただよいながら彼の締念を照射しつづける。
もはや終止をききとることのない
Ewig, ewig, ewig, ewig (永遠に)
シノーポリのCDの第六楽章はとてもうつくしく磨きあげられていて
マーラーの情念を照射する音楽の美を浮きぼりにする。
我々が100年近くも前のマーラーの情念にすっとはいりこめるのは、
マーラーが情念を美でくるんだからである。
音楽があらわす音の響きは恣意的な操作をおしこめることによって
はじめて自然なものが作られる。
自然なものほど細部は不自然なものからできているのだ。
マーラーの音楽はここまで細部の意味と全体の意味を関係づけたために
どれだけ演奏されても飽きずに演奏されるという面があると思う。
歌詞の意味と音楽の一致は深く、一体感を感じることができるが
ドイツ語を学べばさらに詩の美しさもたち現れてくるかもしれない。
ああ 友よ君がかたわらにいて
この夕暮れの美しきをともに味わいたきものを
君いまいずこ?今だ来らず
我を独りおきしままにして。
いとしき大地は 春来たりなば
到るところに百花舞い咲き
新たに緑萌えいでて! 到るところ永遠に
遥かなる彼処は光を碧く染めん!
とこわに・・・とこわに・・・
マーラー大地の歌 第六楽章 深田 甫 訳/インバル指揮DENON
(1998/04/14 Tue)
書評 Yoko Ando様よりいただきました。彼女は私の高校時代の友人です。以前私が塩素ガスをまいただの、せっけん作りで指紋をなくしただのと暴露してくれた友人です。もう何年もあってないねぇ。
地質学関連です。結構意外な事実があります。まさかリファレンスで1900年頃のものを使うとは。。。。
【この間から読んでいる本】
[失われた化石記録] 作者J. ウイリアム・ショップ 阿部雅巳訳 講談社現代新書
とてもふつーの地質屋が考えそうなことを文章にした本です。
私が教育された人たちの路線に乗っている内容の本と言うのが正しいのかな?
日本の地質学の世界の一部では、いわゆるプレートテクトニクス、(大陸が動いたという説)を公式に認めたのが一昨年くらいだったので、結構、世界の常識と違うことを教えられていることが多いです。
でも、それ以外の世界でも、とっても古ーい学説を未だに習っているので宗教とかは実はとても身近だったりします。いまでも生物の断続進化説を唱えたラマルクとか平気で出てくるし、地質図なんかは最新のものが60年前という地域もあるので、国語が下手だと困る場合もあります。
参考文献の古さでは、歴史専門の一部とも結構競えるかも。。。卒論なのに1922年とか、1904年とか、の論文を平気で引用していた私。このころは、1900年前後の学説がスタートラインとして支持されていたので、イントロダクションでこういう古い論文が引用されました。
何せこの学問は人文科学なので、歴史でクローズアップされる人や当時の人々の世界観に対する論理が現代の世間の価値観で変化するように、その時々の世界観や、主義主張によって主要な学説が変化します。(偏見だったらごめんなさい>歴史専門の人々)進化なんて問題はヒトラーとかにも使われちゃったりするわけです。
5、60年前のヨーロッパの生物学者の一部で(研究費を取るために?)発表されていた、有色人種と白人は異なる種であるなんていう学説は顕著な例ですね。
(ところで、人類の地域対応によるさまざまな差違は、亜種と呼べるものなのかどうかという話が昔あったんですが、どうなったんでしょうね?ホモ・サピエンス全体で生じている差違は、ダーウィンフィンチ程度には違う気がする。確か、あの種は、別の島に住んでるフィンチ同士でも交配可能だったのでは。こういう考え方が極端に評価されて、差別になるんだろうな。)
日本ではそれほどピックアップされないですが、宗教とは切り離せない分野ですよね。冷静に、生物はどこから来たのかとか考え始めるとちょっと狂っちゃう人もいるわけで、それを考えると、岩石や地球の進化の方が日本人には安心できるのかもしれません(生物とか生命とかをとりあえず考えなくて済みますから)。だから、日本人には世界的な大家といわれる古生物屋さんが育たないのかもしれませんね。どーでも良いことなんだけど。
ガモフとかプリゴジンとかにはまって、どんどん哲学の深みに落ちる古生物専門の人は沢山いましたから、大変な学生生活だったかもしれない。
今考えると、あーゆー人たちにもっと話聞いとけば良かったかなー。
なかなかハードな学生生活だったようですね。毎日サイエンスの話ができるなんてうらやましいですね。プレートテクトニクスが日本で認められたのがそんなに遅いなんて知りませんでした。
また、優生学とヒトラーのはなしはこのサイトではアドルノなんかを引き合いにだしてすこしだけ話題にしました。
ちなみにガモフとプリゴジンはロシアの科学者。前者は量子力学や素粒子論の大家。後者は今はやりの複雑系の先駆者。複雑系。あれは方程式で記述する学問なので衒学的に言葉の意味だけとらえて複雑なものと考えたらだめです。念のため。
今日来たメールで相互リンクのお願いがきた。こういうことはこれまでほとんどないので(いつもこちらからリンク許可をお願いするばかり)うれしい。その奇特なページは「日本におけるフランス年」公式ページです。向こうから来てくれる人なんているんかいな。
それはともかく、このプロジェクトたしかMacPower誌で川崎和男先生が怒り炸裂したことを書いていた。まあ、お客が増えるならよしとしよう。
というわけで今週は光合成の進化についてのべました。共生ってしってますか?細菌が他の細菌にはいったりして進化してきたと考えられているんですよ。18~20億年前のことらしい。ミトコンドリアや葉緑体って独自の遺伝子を持っているのがその根拠のひとつ。パラサイトイヴを御覧の方はわかるかな。
明日はロマネスクのページですからね。このサイクルって結構えらいな。曜日かえようかなあ。
(1998/04/15 Wed)
先日の投稿につけた私のコメントが誤解していたようなので彼女からメールがきた。
>プレートテクトニクスが日本で認められたのがそんなに遅いなんて知りませんでした。
あああ、誤解を生む表現をしてしまいました。
そんなことはないです。そういう学派が確かに存在して、その学派には確かに沢山信奉者はいるんですが、日本の学者集団の多くははかなり前からプレートテクトニクス説を認めています。このお話の実際は、ついこの間、ガリレオを異端者ではないと認めたバチカンのようなものです。大体、日本地質学会自体がこの学説を認めたのはかなり前のことです。
別の部分について
ガモフって歳を取ってから進化についての著作とか残してます。中身は生物屋から見ると、かなりぶっ飛んでるみたいですが。プリゴジンは生命についての著作があって、進化を考える上でどう取り扱ったら良いのかが、こういう本を読んでた人たちの論点でした。
ということだそうです。うーんやっぱりよくわからん。
今日はロマネスク教会のサンジール教会の正面概観のリニューアルをした。見ていただけるとありがたい。以前よりもわかりやすく改めた。また、文章に大きい字とか使用せずに通常の書き方にした。
サンジールについては重要なキリスト受難劇の彫刻がある。これは次回ということで4月下旬に仕上げる予定。
また、BBSにも書いたが騎士とか獣については別で取り上げる。異教時代のなごりが面白い。
中世の本だとか彫刻をみていて指し示すものが世界観を示している場合、彼らは彼らなりの合理的な世界を提示しているようにおもわれる。それを構築するのが面白そうだが、手におえまい。
とにかく中世の本はむずかしくてそれぞれの著者のすきな切り口でエッセイふうに述べながら美術作品を提示しているものがおおいのだが(フォション氏、マール氏、デュビィ氏、柳氏)、思考のエコノミクスを追求する私としては、普段実験データを見比べて結論を出すように、まず、データとしての図像の比較の検討からはいらないとかれらの著述が納得できない面がある(というよりさっぱりわからん)。
HTMLを使えば同じ画像を使って各教会での作品の説明と同一テーマを指し示す他の教会の作品の検討が一度に見ながらできる。本ではとてもこうはいかない。ローカルではすでにテーマごとに並べはじめている。タンパンを並べるだけで結構壮観になります。でもゆっくりやっていきましょう。
(1998/04/16 Thr)
水野さんのウエーベルン追加分アップロードしました。グレの歌の方の紹介の仕方は私のお気に入り。ちょっと紹介。
僕の場合、作曲された時期がたとえ1940年代であっても新ウィーン楽派の音楽から連想されるのは退廃したウィーンであり、決って脳裏をかすめるのはクリムトの絵です。それには決って緩んだ口元をして虚ろな目でこちらを見ているセクシーというよりもエロティックな女性が描かれています。そのイメージが強すぎて女声にこだわるが故の偏見なのかもしれませんが・・・・
ここにはまだ掲載してない方なのですが継続して文章を書いていただけることになりました。ジャンルは書評です。ディレクトリを別で用意する予定です。ここに集まる方は本を読んでいる方が多いのできっとぴったりだと思います。仲間が増えるのは楽しくていいですね。
投稿は随時受け付けています。
対象はマックユーザだけですのですいません。
先日も紹介したのですが。。。
greg's browserというのをためしたらすっかり気に入ってレジストリ($20)もしました。これはウインドウズでいえばエクスプローラーのようなものです。エクスプローラーとはちょっとちがって4段階のディレクトリを階層をわけて並列に表示できます。結構これでハードディスク内のゴミを始末しました。マックユーザーでインターフェースをチェックしたい方はこちら
http://www.kaleidoscope.net/greg/browser.html
いまではファイルブラウズにアップルのfinderはすっかりつかわなくなりました。
あと欲しい機能は
1)検索機能
2)時間順でソート
なので作者greg氏にメールしたら考えておく(consider)とのことでした。作者はハーバード大学の大学院の学生のようです。
(1998/04/17 Fri)
死と乙女
シューベルトのこの美しい作品。
第一楽章の熱にうかされた美しさ。さめたシニカルな要素のないロマンティシズム。この曲を書いた時シューベルトは重病でうつ病だったという。友人にあてた手紙には自分んは「なんて不幸なんだろう」と書いていたそうだ。
また、生前のウイーンで演奏されたのは弦楽四重奏がただ一曲。出版も演奏もされずに無視しつづけられていたらしい。これは衝撃的な事実。歌曲だけで千曲はかいていたんじゃなかったっけ。
また、死の直前まで作曲の勉強に通っていたそうである。その作曲の先生の作品をきくという悪趣味なことを企画する人はいそう(笑)。
これはBS11でやっていたアルバンベルクカルテット(ABQ)の第一バイオリンのピヒラー先生がかたったことだ。ピヒラー先生があんなに魅力的な話し方をする人だとは思わなかった。ドイツ語の勉強再開しようかなあ。
ABQの演奏はいつもながら完璧(とおもったらいくつか傷がある)。たいていの演奏はライブで居合わせるならともかくTVでみると間違いに気がつく。まあ、細かいこというなひけないくせに、といわれるかもしれない。そのとおり。
シューベルトの死と乙女。第一楽章は美しいんだなあ。第二楽章の陰影にとんだ楽想。魂の純粋さというのがもしあれば(ないと思っている。念のため。魂の純粋さというのはただの歴史的な概念にすぎない。)こういうのではないかと思う。ピチカートではじまる歌のあふれてくる優しさとうつくしさ。そうかこのパートチェロだったのか。このエルベン先生、しまったチェロですごくいい。
いつになくNHKのカメラが画像を重ね合わせたりしている。あたらしい画像編集ソフトでも買ったので試していたりして。重ね合わせの時にわざわざ白黒にしているし。これは編集を軽くするためだったりして。
あ、第二楽章中間部にはいった。ここのクライマックスの築きかたは第一楽章とちがって静かな情念のたかまり。その分私には表現主義に近付いている気がする。というか表現主義が参考にしたというか。表現主義というのは外面的な感情の表出ではないのだ。
今日はここまでにしてこの録音ききます。なにが書きたかったんだか。
シューベルトは弦楽五重奏がおきにいり。
なお、シューベルトの歌曲はまだつかめてません。
そうそう日比さんのシューベルトもよろしく。
(1998/04/18 Sat)
昨日はワインの飲み会でした。これは東海ワインメーリングリストのメンバーでのオフ会でした。このMLは私の同僚の隣人が管理人をやっているのです。で私はfmlの登録テストメンバーとしてjoinしたまま参加。お酒を飲んでしゃべるのは大好きなんだけど、お酒はあまり飲めない私。昨晩はグラス3〜4杯でふらふらでした。
生ハム、アスパラガス、生ほうれんそう、ささみのカルパッチョ、小羊の胸肉のグリル、ピザ、ペペロンチーノ、ムール貝、他思い出せない。なかなかお得な料理でした。場所はLOTOというところで、丸栄のちょっと裏。周りは風俗のお店。
光合成のところで地球と光合成の進化のことを書こう(第4章)とおもってあれこれ論文や本を見ていたのだけれど、テレビNHK教育で地球大紀行46億年をみた。
水星が水惑星にならなかったのは水が分解して逃げていったせいといってたけど、水素と酸素に分解したんだろうか?となるとかなり激烈な条件。
(1998/04/19 Sun)
先日高校の同級生だったYoko Andoさんに紹介された[失われた化石記録] 作者J. ウイリアム・ショップ 阿部雅巳訳 講談社現代新書
を読む。副題を光合成の謎を解くとかいてあるので私がwebに書こうとしていたことがかかれているのかとおもってドキッとした。この本では地質学者がどのようにラン藻の化石をラン藻と同定したか、そのときの様子はどうだったかということが1950年代から語られている。細菌の化石が35億年前までさかのぼれる根拠についても述べてある。これらはいずれ紹介できるかもしれない。
第二章には科学上の先取権をめぐってのあらそいが具体的にかたられる。サイエンス誌に投稿されてきた論文の査読をたのまれた教授はその論文に、彼も同様なことを発見していたが論文にまだまとめていないことが主張されていることを見い出した。だまっていたら長年の研究がパーである。そのために、査読しサイエンスに送り返さねばならないその論文をペンディングした。そして二週間でその自分の未完成の論文を仕上げ、自分の方が先に発見したと主張したのである。それをこの著者が当時学生として手伝っていたのだ。その状況がリアルに語られている。このような状況は先日の常温核融合のときにも報道された。また、私の知っているある研究者でも査読者によって自分の論文がペンディングされているされているかもしれないというのを聞いたことがある。
第三章はこの本のコアである。ここだけ読めば上に書いたこの著者の主張がまとめられている。
残る章は生物学の基礎に当てられている。
また第九章は科学論として読むに値する章だ。彼はファインマンの引用をしている「自分を騙してはいけない。一番だましやすいのは自分自身だ」また、カールセーガン「尋常ならざる主張は尋常ならざる証拠を必要とする」
そして「宿命の課題」にはコンパクトに生命の始源についてわかっていることとわかっていないことがまとめられている。
著者は最古の化石発見者として著明らしい。私はこの分野に明るくないのでそれについてはコメントできないが。また、科学者の生態に興味ある方や科学の一分野がどのように生成してきたかが語られているために科学史に興味のある人にも面白い本だといえる。
私自身は光合成系のタンパク質のデザインを今後述べ、それらの進化についてなるべく平易に書こうと計画している。そしてそれらを使った分子でデバイスを構築する試みについてもふれていきたい。せっかくwebをつかっているのでそのときどきの論文をいれていくと面白いと考えている。
先日もNature誌をよんでいたら人工化合物で水素イオンのくみ出しと酵素(ATPase)を併用してATPの合成をしたという報告(4/10付け)があって驚いた。これは彼らの人工分子がここ10年発展してきたことと酵素の取り扱いがわかってきたことの両方の組み合わせなのだ。
(1998/04/20 Mon)
ジュゼッペ・シノーポリとエジプト考古学者の吉村先生との対談をNHKでみた。シノーポリ先生は今エジプト考古学にこっているらしい。毎朝7時におきてエジプト考古学の勉強を2時間するそうだ。そして寝る前も1時くらいまでエジプト考古学の勉強をしているそうだ。なんせ13代王朝の石碑を写し取って解読するマニアぶり。それの写真と写し取ったヒエログラフを吉村先生にプレゼントしていた。エジプト考古学をまなぶことで音楽の透明感をいかすことを学んだという。今思い出すと意味不明。シノーポリ先生はとても威厳のある方で吉村先生はただのオヤジと化していた。残念である。私もぜんぜん堂々として威厳があるたちではないのでうらやましい。
シノーポリ先生の演奏はドレスデンシュターツカペルとのコラボレーション
R. シュトラウス「ツァラトウストラはかく語りき」
R. シューマン「交響曲No3 ライン」
R. ワーグナー「ニュールンベルクのマイスタージンガー」
ツァラトウストラを聴くのはひさしぶり。この曲の楽想と表題が一致しているようには思えないが、学べばわかるようになっているのだろうか。
シューマンはシノーポリ先生のCDを持っていてよく聴いていたので比較的聴きやすかった。シノーポリ先生は表情豊かに演奏してくれるのでその顔から楽想を読み取りやすい。よくいわれるようにじつのところはさめていて、うわべだけのめり込んでいるタイプには見えないが。
シノーポリ先生は曲のメロディラインを浮き上がらせるのがすきで私も彼の演奏がとても好きだ。彼のCDを聴くといつもその曲についてなにか新しい発見がある。
シューマンの第4楽章のコラールの美しさ(5楽章の曲である)。第5楽章は楽しそうに演奏していた。
NHKを中心とした音楽番をEメールで配送しています。興味ある方はメール下さい。
ジャン・ジェンペル 「カテドラルを建てた人びと」 鹿島出版会SD選書はロマネスク教会に対する疑問をいろいろ答えてくれた。これはいい本だ。図版もおおい。これでカラー刷りだったら!内容についてはロマネスクのページに反映させていくことにします。
「ラ・トゥーレット修道院」(TOTO出版)も手に入れました。クセナキスの設計の波動リズム・ガラス面はなかなかすごいですね。見にいきたいなあ。
いろいろなテーマで歴史上のことと現在を対比していくことには興奮を覚えますね。