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今日の分はもっとずっと下。

(1998/03/21 sat)

山本君からの手紙 その7

科学の志向する価値とは、君が言うところの「したこと、あったこと」を実証するのみに限定されるのだろうか?いや、科学も人間の精神活動の一つとして考えるなら、そうではなく、また、そうあってはならないと私は考える。無反省な興味がつき動かす、実証は自らを問わないことであたかも客観性なるものを保持しているようにふるまうが、こういった実証のいきつくところは考えないという白痴的世界でなくてなんであろうか?

考えるということは、対象に対する単なる興味から生じるものではなく、世界に対する関わり方(生きること)と切り離すことのできない世界に対する何らかの主体性をもった態度なのだといったら、理想主義的だといって嘲笑を買うかもしれない。

たしかに、生活世界とはそんなに単純なものではない。

”理論は実践のためにある”という言説には抗しがたい力がある。考えることを”理論”、生きることを”実践”と割りきり、考えることと生きることを一致させようとするこの手の言説は通俗的な意味での常識になっている。しかしそれは私に言わせるなら生きることと考えること一致なのではなく生きることと考えることの癒着なのである。

この”理論とは実践のためにある”は裏をかえして言えば”実践とは理論のためにある”とかわるところはない。

その8につづく 手紙のはじめにもどる 山本君にささぐ

エコデザインについて工業材料(97年 1月号)という本で東京大学 山本良一先生がエコデザインについてインタビューに答えていて、なかなか興味深かった。

 エコマテリアルは有限な資源を細く長く使っていこうとするのに対して、エコデザインはできあがった製品から次の製品を再生産していこうとする。

エコデザインとは、

 長寿命で壊れた時に修理しやすい製品。機能拡張性の高い製品、部品も材料もリサイクル可能で、簡単に解体できる製品。毒性物質は使わない。生産の際も使用の際も、資源エネルギーをできるだけ節約する。ゴミ問題も視野に入れる。そのためのデザインとはどうあるべきか。

インターネットでも検索してみるとこのような講演が文書化されていた

また印刷業の中で具体的に活動を起こしている方もいるようだ。→アドビサイト内「エコデザイン」をコンセプトに制作活動を続ける有限会社ノマド代表のグラフィックデザイナー、白谷敏夫さん。リサイクルしやすい印刷、インク、製本など。ベジタブルインクというものもあるのご存じ?大豆油からつくったインクというのがあるらしい。これはなぜいいかというと、紙のリサイクルで最近は紙とインクをわけるのに酵素を使う系もあるからなんですね。酵素で紙のインクを固めている成分である油を分解してやるんです。それには天然物のほうが分解しやすいということなのです。酵素で分解?そう洗剤にも酵素って入っているでしょ。あれはセルロースを分解する酵素とかタンパク質を分解する酵素を入れているんです。

今日は夕方大学にいったのだがペンネームIkali Shinji君は名乗り出てくれなかった。みんなで内緒にしているらしい。ついでながら彼は私にメールをくれるときにはかなり調べてからメールをくれているらしい。また、シンジ君とアスカちゃんとレイちゃんの対話で感想下さいね。結構評判いいようです。気楽に投稿してね(あれ、はじめからwebに掲載するつもりになってるぞ)。

(1998/03/22 Sun)

カノッサ氏のサイトがマックファンインターネットに紹介されるという。おめでとうございます。でもカノッサ氏はマックユーザじゃないぞ?(笑)

安部公房の「砂の女」を以前読んだ後、さっぱりわからず狐に包まれていたのですがいいヒントSNさんのサイト)がありました。こういうヒントって理解するのに大事です。ひょっとして私は今砂の穴の中の家にいるのだろうか。

水野さんからWebernの追加CD解説がとどきました。今週シェーンベルクがおわるのでその後に掲載します。

3/21にマルグリット・デュラスのドキュメント(NHK教育)を見ました。以前彼女の原作であるラマン/愛人の映画を見たのですが、そこに取り込まれなかった極めて重要な背景をあつかっていました。これをみて、私は単に性的に奔放な女の子の物語りだと思っていたのですがもっと繊細で行き場のない感情を押し込めた愛というものを垣間見た気がします。機会をつくって原作を読んでみたいですね。

今日手に入れた本

ヘーゲル・キリスト教の精神とその運命

鶴岡真弓・ジョイスとケルト世界

アドルノ・不協和音

すべて平凡社ライブラリーです。

(1998/03/23 Mon)

ベートーベンの弦楽四重奏曲を注意深く聴いても、それは17世紀の貧弱な組曲を自分で演奏することより「受動的だ」というのはまったくの迷信である。重要な転回点と発展部分でちょっとした説明の言葉をささやいてもらいながら曲をくり返してきくことは、ほとんど理解するべき内容のない作品に頑固に奉仕するよりも、想像力の助けになるのである。(アドルノ・不協和音 p222)

「グッバイガール」リチャード・ドレファス主演。(NHK教育)を昨日みた。途中からみたのがぐいぐいとひこまれてしまった。

塩ビに関する記事が「化学と工業」1998・3月号に掲載されていた。それによると都市ゴミにふくまれる塩ビとダイオキシン濃度には目に見える関連はないと学術研究の結論が出ていると書いている。塩ビ樹脂は問題になっているのですが塩素をふくんでいるというだけでわるものにされているようです。たとえば食塩にも同様に塩素が含まれているし、サランラップにも塩ビ同様に塩素は含まれています。サランラップなんてちょっと料理をすればどっちゃりと出てきます。このことはマスコミは書きませんね。マスコミはたんに煽り立てているだけですね。どうしたもんでしょうかね。いずれにせよ、塩ビは削減方向にあります。どちらにせよ有害と思われるものはまわりから取り除くのがいいのでしょうね。

(1998/03/24 Tue)

光合成のページ更新しました。

2−2.光合成膜構造と光合成タンパク質の働き

です。コメントよろしく。

理科系の多くの学生君達はとっても実験する(実験数と論文数は別。念のため)その学会前の生活と精神状態をIkali Shinji君が投稿してくれた。

以下メールより転載:

iida>今日は夕方大学にいったのだがペンネームIkari Shinji君は名乗り出てくれなかった。

iida>みんなで内緒にしているらしい。

ミサト「何者なの?あの少年」

ミサト「あの少年の、Shinjiの正体は何?」

リツコ「おそらく、T研究室最後のシ者ね」

1998年3月28日 日本化学会発表 

同志社大学 G1会場 知真館1号館323番教室 午後二時から連続発表

綾波レイ「初号機によるダミープラグの使用と相互互換実験での暴走」

碇シンジ「初号機へのS2機関の搭載における覚醒と解放」

惣流・アスカ・ラングレー「二号機の水中戦およびマグマ内でのD型装備使用」

ゲンドウ「学会発表をさせる」

冬月「学会発表をか?発表者がいないぞ」

ゲンドウ「問題ない。もうひとりの予備が届く」

シンジ「これも父の仕事ですか?」

ゲンドウ「そうだ」

ゲンドウ「−−−久しぶりだな」

シンジ「・・・父さん」

ゲンドウ「−−−出撃」

ミサト「出撃!? ドクターは凍結中でしょ?」

ミサト「まさか、学部生を使うつもりなの」

リツコ「ほかに道はないわ」

ミサト「ちょっと!ドクターはまだ動かせないでしょ。発表者がいないわよ」

リツコ「さっき、届いたわ」

ミサト「マジなの?」

リツコ「−−−碇シンジ君」

シンジ「はい」

リツコ「あなたが発表するのよ」

シンジ「え?」

ミサトは無理だと反論する。

リツコ「今は使徒撃退が最優先事項です。そのためには誰であれ、EVAとわずかでもシンクロ可能と思われる人物を発表させるしか方法はないわ。わかっているはずよ。葛城一尉」

ミサト「そうね」

シンジ「無理だよそんなの・・・・・。見たことも聞いたこともないのに、できるわけないよ!!」

ゲンドウ「説明を受けろ」

シンジ「そんな・・・・・できっこないよ! こんなの発表できるわけないよ!!」

ゲンドウ「発表するなら早くしろ。でなければ−−−帰れ」

ミサト「シンジ君、時間がないわ」

リツコ「発表しなさい」

ミサト「だめよ、逃げちゃ。お父さんから・・・何よりも自分から」

シンジ「わかっているよ!でも、できるわけないよ!!」

シンジ「逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。

    逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。

    逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。」

シンジ「−−−やります。ぼくが発表します!」

そのため土日もありません

現在、日曜日の午後10時40分

転載おわり。

完全にうちわねたなのですこし補足しておこう。

[ドクター]ドクターコースの学生。今回は発表しないようだ。たぶん論文執筆が忙しいのだろう。論文が一定数ないと卒業できないのだ。ちなみにその数は5とも10ともいわれ指導教官による。ただし論文の数が次の就職先をきめるというのは本当だ。(>論文投稿しておきました。AK君への私信)

ミサト「まさか、学部生を使うつもりなの」基本的にマスターコースから発表となる(参加も)。ただし卒論生と大学院1年生の間のモラトリアムに発表ということはある。[見たことも聞いたこともないのに]という発言から学会というものに参加したことがないことがわかり、そのためやたらとNervになっていることがわかる。

ゲンドウ「説明を受けろ」某先生だと思われる。説明は大学院生が親切にかつ、ますます酩酊の度合いを深めながら行われることが多い。

そのため土日もありません 現在、日曜日の午後10時40分 まだまだあまい。どうせならam 3:00あたりのメールをいただきたいものだ。ところで銭湯[東湯(あずま)]にはいった?

最後に学会発表のタイトルはエヴァネタではないはずだ(たぶん)でもOHPのイラストのどこかにエヴァを仕込んであるのかもしれない(しーん)。
発表後に「あなたは人にほめられる発表をしたのよ」といわれるといーね。

(1998/03/25 Thr)

MACのメーリングリストでHappy-Macというのに加入していて何度かお世話になっているがみなさまどうもMACだけではなくてTelnet専用マシンとしてのMACをお使いの方が多いようだ。

 それはともかく、そのメンバーの一人藤本さんのページMy interests(リンク許可申請中)には「文章を書くということ」というコラムがあってwebページの作成を友人に勧めた時の反応や言葉の表現の正確さについて述べてあり、同感できました。

 私自身webページの作成を周りの友人に勧めるのですが、なかなか始める方は出てこなかったのですが、最近同僚の一人がはまってきたようです。それから言葉の正確さにはいつも頭を悩まします。過去の「今日の話題」をよむと自分で書いたにもかかわらず、何かについて主張しているつもりのところでも何がいいたいのかさっぱりという文章も多いからです。

今日はATPの構造式をちまちまと空き時間に書いていました。再来週かその次くらいにはまとまるかな。光合成の専門家向けサイトもリニューアルを考えています。

中世キリスト教美術ロマネスク彫刻も今ちょこっとずつ手を加え始めました。これはもうすこし時間がかかりそう。手始めにベズレーを書いています。新たなネタがあるわけではなく説明をもうすこし詳しくしているのです。

ベルクの音楽、せめて12音音列を記述しようと見始めています。バイオリン協奏曲ではみつけました。

G, Bb, D, F#, A, C, E, G#, B, C#, Eb, F

この音列にはいろいろ興味深いものを入れているようです。もう少ししたらアップロードします。

BA ツィンマーマンのCD買いました。なんと古本屋にありました。これから聴きます。

アクセスログをよむとこのページを読んで下さる方が増えてきたようです。もしよろしければメール下さいませ。

(1998/03/26 Wed)

私の同僚がお手伝いしている研究会「今昔文字境」のページでは様々な方の漢字についてのうんちくが読めます。なぜか私にもメールが回ってくるけど(笑)それは私が印刷業界の方とおつき合いがあって、印刷にはフォントという表現上、重要なものがあるためです。

今日は体調わるし。30分おきにイソジンでうがいをしている。昨秋から最近まで例年では数回風邪をひくのだがひかずにすんでいる。

今日はフランスのロマネスク教会のベズレーの説明をちょこっと書き直した。よんでやってもいいや、とおもう向きはこちらをみて下さい。基本的に以前ここにアップしたものとかわってません。以前のものと融合して分かりやすくしたつもりです。モワサック教会やシャルトル大聖堂の人物象はユダヤ人らしい。エミールマールによると旧約聖書は新約聖書の鏡になっているそうだ。「ヨーロッパのキリスト教美術」(岩波文庫) 第6章にみごとな解説があったのに先日気がついた。

 ユーゴーによるとゴシック彫刻は世界を表した書物だということらしい。本当の書物があらわれることに及んでこの彫刻の解釈は解らなくなっていったらしい。

 なぜあれほど写本を書いていた人々は彫刻も写本にとどめなかったのだろうか?

マックのクラシック2をお使いのかたでFreeBSDを入れたい方はこちらへどうぞ。パッチが掲載されています。同僚のNYamada氏のページです。私もクラシック2持ってるがUnixなんてさわったこともない。さわるつもりもありません。能力的に無理でしょう。クラシック2でサイバードッグを動かしたことをかいたのはこちらです。

(1998/03/27 Fri)

昨日からすっかり風邪をひいてしまい調子がでません。今日は京都の同志社大学で学会なのにこれでは聞いてまわれません。こまったものだ。

とはいえ、歩き回ることはできます。ちょっとだるいだけ。すこし疲れてきているのでしょう。卒論指導が終了した後、自分の論文も投稿してすっかり腑抜けの私。学会で発表がないと気が抜けるんですかね。

ベズレーの彫刻をもうすこし一ページに写真が載るようにして書き直すようにしたのだが、サンジールもそういうふうに書き直したいと考えている。これらロマネスクの彫刻達は、11世紀から12世紀に作られたものであるが、それ以前のギリシア美術およびローマ美術とみるととてもデフォルメされている。

 少し前に4〜5世紀のケルトの彫刻を写真集で見ることができたがそれはモワサックのような教会の彫刻を思い出させる。モワサック教会の扉右には草の組み紐模様がえんえんと刻まれているのだ。とはいえ、ケルトはもともとヨーロッパ東部にいた部族らしい。きっとと途中にいろいろ意匠も拾ったに違いない。

 ギリシア彫刻はオリジナルの現存がほとんどなく、その代表的なものはミロのビーナスとサモトラケのニケである。これは紀元前に作られていたのである。ローマはギリシア美術を模倣してコピーを大量に作ったがオリジナルの様式は生み出さなかったようである。

 いずれにせよローマは世界帝国になり東と西を一国で結んだ。そして各地に巨大な建造物をたてたのだ。その1000年後にロマネスク様式がはじまる。そのローマ建築や彫刻はもはや廃虚だったのだろうか?それらから石材を引っ張り出してきて建築がたてられたらしい。

 そして彫刻はとてもデフォルメされたものである。ミロのビーナスやローマの彫刻を見なれている人であればやはりこれは稚拙な彫刻というのではないのだろうか?これは柱頭彫刻などで限られたスペースしかないために強調すべきところを強調してこうなったという。だが表情もかなり厳しい。ゴシック建築ではこの表情はもっとまるやかで我々にとって親しい。

 はじめにかいたようにケルトの組み紐、ロマネスクに関係ありそうなのですがエミールマールは指摘していないようです。よくわからん。

 また教会正面のタンパンなどはすでにある写本をもとに作られてようである。先日書いたようにこの装飾をもとにした写本もありそうだ。

 とにかくここらの画像を体系的に調べようとおもうと全然画像データがない。まあ、一般にみるようなものではないからしょうがないか。私が一番気になるのはいわゆる大家が書いたことのリファレンスがみれないのがつらい。

 またこのロマネスクの彫刻のイコノグラフィーは二十世紀初頭にマール氏がかたるまで沈黙していたらしい。歴史的建造物への意識というものは昔はなかったということだろうか?

 というわけでロマネスク教会の作り直しを来週からとりかかります。

 光合成は次の分はもうできてるけどその次ができてない。そして第3章は半分ぐらいできている。これはイラスト書き下ろしだから結構気合い入ってますよ。

 学会ネタで面白いのがあればここに書きます。

(1998/03/28 Sat)

ひさしぶりの日本化学会。同志社大学です。大阪から学園都市線にのり40分。遠い。でもあそこらに宿をとるより大阪に出た方がいろいろあっていいでしょう。ってなにノートパソコンでこんなのかいてるんだか。

 今回は発表なしなのでのんびりしたものですが、秋の応用物理か来年の今頃の発表を考えています。6月にも発表できるといいのですがこれはデータ次第。さっきまでデータをまとめた学生君のデータだともうひとつ盛り上がりにかけるので発表までにもうすこし時間がかかります。

 今日はいくつか情報収集できました。が、考えてみればあまりに専門的すぎてここにかいてもしょうがないですね。それに私が今すすめている研究がばれるしっていうほどのものでもないか。

 それよりも浪花節的な話を。

 私が大学で大学院最後の年にM君という4回生がやってきたのだが彼は研究に感動でき、かつ実験をたくさんやるという両方を兼ね備えたすばらしい学生で、私が卒論をてつだった。その後別の大学院にいったのだが。その彼が学会にやってきてあえた。しかも発表もあり。

 当時は私も年長なだけで学生であったので、卒論はコメントした程度。かれのやった実験がふくまれるのは国内の学会では2つ、国際学会で一つ発表した。4回生ねたでこれだけ出てくるのはすごいことです。もちろんそうなるようにこちらは周辺もととのえておかなければいけないのだけれど。もうすぐ論文にするつもりだし。でも彼氏といっしょにやっていた同期の女の子のデータはすでに論文二つになっている。かれは悔しがっていた。あたりまえか。大学院はよそにうつってしまった。

 それはともかく、かれの今の研究は論文どんどんできているようである。研究者としてりっぱに成長しているようだ。発表もこかった。私は今は自慢できる研究をしているわけではない(というと語弊があるけど、ここらへんはわけありなので聞き流して下さい)ので、そういう彼と出会うと恥ずかしいのである。今、なにやってるんですか?ををを。こわくてこたえられん。

SNさんのサイトでエヴァの監督の庵野氏のインタビューが3/26付けで掲載されていた。エヴァファンのあなたは御覧になるといいですよ。最後は作品受容への言及があります。パソコン通信には入り込んだことはないのでよくはわからないのですが、アニメファンの批評スタイルって批評それ自体がまだ話題になってないようなものですよね。って私も方法論があってやっているわけではないし。しょうもないことしか書いてないけど。

 でもエヴァがテレビでは、ただ(無料)、なんて監督はいってるけど、かわりにスポンサーがいるんだし、じゃお金をとったのはどーですか?というと1つ目の劇場版があれでは説得力ありません。おかげで今やってる劇場版もなんだか見に行く気しません。でもあれだけ影響力のあるものをつくれたことは評価しています。はまってる人のはまりかたが普通じゃないもんね(笑)。

(1998/03/29 Sun)

日本化学会は月曜までなんですが私は土曜日で切り上げました。聞きに行くプログラムをチェックしたらなにもなかったのでパスです。この学会の旅費は自腹です(T_T)ので、念のため。

 大学時代共同研究したいた某大学の某D先輩とあう。このD氏はドクター取得後アメリカでポスドク生活をおくり現在国内のポスドクをしている。学会終了後のみにいっていろいろ研究室生活をきいた。私はそれほど研究室や研究内容が変わったことはないのでいろいろ参考になりました。

 なんだか学会って昔の人に会いに来ているみたいですがそれも目的の1つでもあります。

 もちろん学会発表もいくつか聞いてきました。思った内容ではないものだったのものもありました。また、世間はすすんでるなーということでちょっとがんばらなければと思う日々でした。

山本君からの手紙 その8

(1998/03/30 Mon)

<<科学に罪はない、科学を悪用するものがいけないのだ>>

というもっともらしい言説は前述したように、科学自体が、世界を実験室に作り変えていこうとする魂胆を無意識に秘めているという点において、論駁されねばならない。科学は錬金術時代に頼っていた直観というものを放棄し、実証のみに安住するようになった時から世界を自分の法則に作りかえていこうとする野望(工学)と「ために」言葉を通じて癒着したのである。一般人が科学という言葉を聞いて自然科学と工学とを混同して連想するのはもっともなことなのだ。これらはわかちがたく癒着しているのだから。

 長々と科学についてあれこれ言ったが、君が聞きたい肝心なことについてはほとんど答えていないように思うかもしれない。しかし、学問を大学という権威に寄生する人間の精神的活動の1つの形態として、文字通り、学び問うという姿においてとらえる観点から見ることは”生きることと考えること”といういささか漠然としたテーマにすこしでも具体性をもたせるものとして必要なことと思われる。

1つの手紙があまりに長くなっても散漫になるため、今回はこれで打ち切る。次回からは人文・社会学をその方法論を含めて、批判検討し、芸術について価値論を含めて、私の意見を展開させたい。

しかし、最終的に私がまとめたいものは”生きること”と”考えること”についての私見であることには変わりがないことはあらかじめことわっておく。

 自然科学についての私の素人意見は君にとって聞き苦しいものであったかもしれない。しかし、これは最終的な論の一部であるということを考慮に入れて、言説の機能性質においてではなく言説が指し示そうとしている内容において反応してほしい。

 現在私は学校の発表と試験が近づき多忙である。

 次回の手紙は12月中旬になるだろう

1988.11.23

 手紙のはじめにもどる 山本君にささぐ

上の手紙は独立したHTMLファイルとしてしばらく後にPUTします。

カノッサ氏からSN氏へのリンクが壊れていると連絡をいただいた。ありがとうございます。

(1998/03/31 Tue)

さて昨日は寄稿原稿をPutしました。

日比さんのシューベルト「魂の野道」

水野さんのシェーンベルクディスコグラフィ

 です。両者ともに最終回です。

関心ある方はどうぞお読み下さい。

光合成のページもひそかに昨日にputしておきました。

  2−3.光合成初期過程による電子伝達がひき起こすATPの合成

こちらもおよみいただけるとありがたいです。

まとめてHTMLをみなおしていたので時間がおもったよりとられました。

さらに現在ロマネスクのページをいじっています。はじめにサンジールを2〜3のファイルに分割してもうすこしまともな文章になるべく書き加えはじめました。結構初期に書いたもので文章がひどいので。わかってはいたのですが、直しはすこしではすまないだろうと思い、ついつい敬遠していました。いったん旅行記もはずして連載形式でやり直す予定です。

あしたからは4月ですね。名古屋ではもう桜も咲いています。皆さんの地域ではいかがでしょう?

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