2008年05月24日
超事なかれ主義の憂鬱
最近、学校の化学実験で刺激ガスが出た、といちいち報道される。
報道された学校は、今後このようなことはないようににつとめます。
という。
で、カリキュラムから実験がどんどんへっていくのが実体ではないのか?
高校のクラブのとき化学実験で塩素ガスを発生させて植物繊維を漂白する実験を
繰り返していた私なぞ、今なら停学か?当時ももちろん先生に許可をとった。
でもドラフトはろくにガスを排気できていなかった。(そのごドラフトの
何たるかをしってから、ということですが)
でも植物繊維を漂白後、銅錯体に溶解し、繊維を作って満足していた。
銅錯体にヤーン・テラー効果があり着色が独特なことなどはずっと後に知った。
植物繊維がバイオマスとしてはやし立てられるのをきくと、
当時の辞典をもとに実験を行った上の実験を思い出す。
何がいいたいかというと、学校から化学実験がへり、ますます化学を学んだり興味を
持つ人が減るのではないか、ということ。
化学ガスが出て、喉が痛くても、平気なんて昔のようにはもどらない。
なぜなら昨今は不祥事に見えることがおきると徹底的にいたぶるからだ。
だれもかばえない。
しかも硫化水素で自殺騒ぎ、農薬飲んで自殺未遂で胃からガス、とか、
化学者としてはマイナス面ばかり報道されて残念なことである。
投稿者 iida : 2008年05月24日 00:08