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2006年05月21日

ふー、ひといき

来週というか今週というか学会の準備

ひといきいれて、エピソードを。

先日泊まったペンションのバーで、アマチュア社会人ジャズの団体さんがのんでいた。
そこで久々に聞いたフレーズ「ジャズの人は即興ができるがクラシックの人は即興ができない」
一般的な意識としてはそうかもしれないが、クラシック音楽の現在のトポロジーにおいては許されない。
クラシック音楽でもモーツァルトのころではカデンツァは演奏者に託されていたはずである。
また現代曲で即興がもとめられることがあったり、曲順をかえるなどの偶然性の演出は行われている。

が、そんなことはどうでもいい。

このような発言が未だジャズの人がいうのがなんとなく可笑しく思えて突っ込みたくなりそうだったのだが家人もそれは同じだったに違いない。

でもそれもいい。

いちばん思うのは、即興をききたくなる演奏者ってはのジャズでもクラシックでもかなりすくないのではないか?
クラシックでもソロ活動が認知されている人気演奏者は即興をやったらまずよろこばれるだろう。

それはそうとそれを思い出したのは昼家人があるバイオリニストの演奏のバッハのバイオリン協奏曲のCDが聞き始めてしばらくするとすぐ聞いている意識がなくなりあまり評価していない、ということだった。たしかにそのCDは古楽器であることと、きちんとした演奏でアルバムとしてのもりあがりのような演出はされていないものだった。生をきいたらきっとファンになるであろうその演奏者も残念ながらテレビでもみたことはない。

で、クレーメルのものはどうよ?と話題になり今iTunes Music Storeでダウンロードしながらきいているのだが、たしかにこれまた刺激的。鋭く尖ったナイフでキャンバスにこまかく美しいパターンを切り刻んでいるかのようである。それでいてそのパターンの美しさの背後にはある方程式があるかのような前提をもつバッハである。それはバッハであるから当然かもしれないのだが、そのフォンタナの(絵画と呼べるものであるとしたら)絵画とバッハの結びつきを私の頭の中に作ってしまうほどのインパクトのある演奏なのである。

ああ、早く寝なければ。。。。

投稿者 iida : 2006年05月21日 00:56