2005年09月27日
「物理学は越境する」
−ゲノムへの道−
和田昭允 著
岩波書店
を読みました。(実は高分子学会で山形大学の生協で買ってホテルと移動中に読んでいた)
恥ずかしながら、私ヒトゲノムの全解析を物理学者がいいだしたこととは知りませんでした。
ヒトゲノムプロジェクトの日本の敗北のいいわけなのか、国家の責任で先生に責任はないのか、読み方によってはいろいろあると思いますが、たしかにあれほど優秀な科学者が日本にはたくさんいながら貢献度6%という数字を前に残念ということばしかでてきません。
国家戦略のネタとなるものを拾い上げようとしている今のやり方の起源がよくわかりました。
Omic spaceという概念は強力で他分野の私にもアイデアがわきました。
この本、おすすめです。明快で、アイデアや示唆に富み、流れるような文章です。
私も他で行われていない研究をすべきだ、と認識できました。が何をネタにしたらいいのかわからないのが凡人の悩ましいところ。
投稿者 iida : 2005年09月27日 01:14
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