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2003年08月14日

Boulezのピアノソナタ

Boulezのピアノソナタは3曲ありますが、みなさま聴かれるでしょうか?

所有CDは:
クロードエルフェ Claude Helffer
ポリーニ(2番のみ) Pollini
イディル・ビレット Idil Biret

このうちエルフェ氏の生演奏で数年前に2番を聴くことができ、その晩の感動はわすれられません。

1ー3のうちの最も好きな曲は2番でこれははじめにポリーニ氏の演奏で親しんだからです。
3番は偶然性を考慮した作品なのでしょうか、カラースコアの一部がエルフェ氏のCD表紙にあえりますが断片的な5線譜と矢印があれこれ書き込まれています。そして曲のひびきが極度に凝縮的で透明なため、1番よりもうつくしいと感じますが、いかんせん、確定楽譜ではないのでいまいち曲という感じをとれません(笑)
1番も美しい曲だと思いますが並べて聴くと2番の前座になってしまう印象です。

ビレット氏の演奏ははじめ面白くないなあ、おもっていたのですが、あるとき彼女の鼻息ともうめき声ともかけ声ともつかぬ「うっ」とかいう声が聴こえ、それから親しみがわきました。あの乾いた無機的ともよべる響きをつくりだすために彼女が隠した部分をかいま見れたことが逆に、それらのことに思い至らせたわけです。

普段良く聴くのはエルフェ氏の演奏。これはあり得ないはずの歌心が聴き取れるから。そのぶんひずんだ演奏なのかもしれません。

ポリーニ氏の演奏は文句なしにすごいしゴージャスなのですが、CDをある事情でいためてしまい、あまり聴いていません。そのうちCD屋さんでまたゲットしましょう。

投稿者 iida : 2003年08月14日 14:48

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「血管ブチキレ・ピアニスト」、クロード・エルフェが亡くなったんですね・・・。彼の [続きを読む]

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「血管ブチキレ・ピアニスト」、クロード・エルフェが今年10月に亡くなったんですね [続きを読む]

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コメント

>Boulezのピアノソナタは3曲ありますが、みなさま聴かれるでしょうか?

私が持っているCDは次の通りです。

クロード・エルフェ Claude Helffer(第1番・第2番・第3番)
ピエール=ロラン・エマール Pierre-Laurent Aimard(第1番を2種)
ピーシェン・チェン(陳碧鮮?中国・韓国の人は漢字表記がほしい) Pi-Hsien Chen(第3番)
ポリーニ Pollini(第2番)

私が好きなのは、第3番のコンステラシヨン・ミロワールです。三曲の中でもこの曲は、「構造第2集」に次いで、ピアノの響きを純粋に楽しめる作品となっているように思えるからです。エルフェの録音は、ペダルの残響をよく拾っていて、そうした響きを特に楽しめます。
チェンの録音は、バラケのソナタとセットになっています。曲の演奏順がエルフェと逆になっているのが特徴です(トロープ→ミロワール)。そのためミロワールの部分も、エルフェが最初に弾くポワン1をチェンは最後に弾いていたりと、違うバージョンを聴けるようになっています。ピアノの音自体は、エルフェよりも細身で、繊細な感じです。
ちなみにこの「コンステラシヨン・ミロワール」の楽譜を私は買いましたが、送られてきた現物には驚きました。縦60センチ×横40センチ程度の紙が9枚入っていましたが、それを全部繋げた1ページ上に、曲は書かれていました。狭い自室では読むのも一苦労というような楽譜です。
ただ、好きな曲なのですが、やはりいい加減ブーレーズには他の部分も「公開」してほしい。そしてそれをエマールかボファールあたりが録音してほしいと思います。

投稿者 ふてん : 2003年08月14日 23:54

私も一応3曲とも持ってますが、最近聴いてないので演奏比較は遠慮します (^^;)。
1番:Helffer, Rzewski, Henck
2番:Henck, Pollini
3番:Helffer, Henck

エルフェール(最後のrを発音するのが正しいようです)のは古いLPです。ジェフスキの1番は一応CDですが録音自体は古いものです。

ヘンクのはWergoの全曲盤ですが、この人のシュトックハウゼンがイマイチだったので意欲がちょっと薄れてしまい、いまだによく聴いていません。

そんなわけで大したことは言えないのですが、「響きが楽しめるのは3番」というふてんさんのご意見には賛成です。

1番はほとんど習作みたいなもので(といっても既に非常に個性的ではありますが)、意識的に集めたというより他の曲目当てで買った盤にたまたま入っていた、という感じです (^o^)。

エルフェールの弾くバラケのソナタのLP(これ1曲で1枚)も持っているのですが、これまた大分長いことお蔵入り状態です。

投稿者 TAKIN : 2003年08月15日 15:38

書き忘れておりましたが、実は第2番の楽譜も持っております。

久しぶりに読み直してみましたが、第3番に比べて、ずっと見やすい楽譜です。新ウィーン楽派の楽譜を見られるのならば見られるという程度の、伝統的(?)な書き方をしていると思います。

あと、前回チェンの録音について、第3フォルマンのことを「ミロワール」と書いていましたが、正しくは「コンステラシヨン」です。CDケースの記述をそのまま書いてしまったので、書き間違えてしまいました。

投稿者 ふてん : 2003年08月17日 09:55

ふてん様:
Takin様:
コメントありがとうございました。ふてんさんはずいぶん3番を聴き込んでいるのですね。それに譜面もちゃんと入手しチェックしていて驚くばかりです。
TakinさんもLPでももっているとはずいぶん古くから聴いているようで恐れ入ります。

ブーレーズのオーケストラ作品は実はあまり好きになれなないのですが(失礼!)ピアノソナタはよく聴きます。レポンやプリ・スロン・プリなどはまた思いついた時にでも。
週末はじっくり聴く時間なかったので、3番は明日から聴いてみますね。

投稿者 iida : 2003年08月17日 22:09

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