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2003年05月29日
土に還るプラスチックの変な理屈
最近話題になる「土に還るプラスチック」(生分解プラ、グリーンプラ)私も研究というか開発というか商品化をお手伝いしていて、これはこれで楽しいのですが、私がそういうものに関わっているというと、質問をうけるのですが、世間で変な理屈が通っていて、これが気に入らない。
1.生分解プラはとうもろこし由来のものと石油由来のものがある。とうもろこし由来のものを使うべきで、石油由来のものは使うべきでない。理由、とうもろこし由来のものは今の地球の二酸化炭素を吸収しているので、それが地球に戻るのはオッケー。
私の意見:その理屈は現在石油の8〜9割を燃やして、その残りでプラスチックを作っているのであるから、石油を燃やすのやめてから言ってくれ。
2.ト○タがとうもろこしから開発したプラスチックを利用しようとしている。
私の意見:だったらついでにタイヤも合成ゴムのものをやめて天然ゴムから作ったらどうか?航空機のタイヤはある理由で天然ゴムでないとだめなので使えないわけではないだろう。ただの宣伝である。もちろん宣伝がうまいのが勝ちなのである。これにのっからない手は無い。ト○タは島津から部署ごと買ったのである。もちろんそれ以前からサツマイモの栽培は手掛けていましたが。
3.生分解性プラが普及しないのは、生ゴミ堆肥化などの生分解性樹脂が分解しやすい状況を提供してくれるインフラがそろってないからである。
私の意見:なんでプラスチックを分解するために生ゴミを堆肥化するという、堆肥をどうしたらいいのかわかんないという問題を抱えているところに転嫁するのか?堆肥で農業なんてのは農家はいやがっている。そういうのを普及させる努力するつもりあるんか?その中に生分解プラが入っていたらさらにいやな堆肥と認識されるのはわかっているのだろうか?
投稿者 iida : 2003年05月29日 22:18