『これが週刊こどもニュースだ』 池上 彰 著 集英社文庫
「週刊こどもニュース」というNHKの番組をご存知でしょうか?
現在は毎週日曜日の18時10分から総合チャンネルの方で放映中。
私も、時間があるときは欠かさず見ているファンのひとりです。
国内外のあらゆるニュース、
政治、経済、国際情勢、教育などなど、要するにさまざまなニュースを
子供にもきちんとわかるように噛み砕いたニュース番組なのです。
しかーし、
子供番組とあなどるなかれ!
なんとなくわかった気になっている日々のニュース。
本当にわかって視聴していますか?また、人に説明できるほど
正しく理解していますか?
それから、「いまさら恥ずかしくて聞けないあの話」ってありません?
「週刊こどもニュース」は、そんな私達にとっても有効かつ楽しめる
番組なんですよ。
で、本題。
本書はこの「週刊こどもニュース」でお父さん役をされている池上氏が
こどもニュースを制作する舞台裏の紹介を中心に、ニュースをわかり
やすく説明することの難しさや、子供役の子供達に対して思うことや
接するうちに感じた「今のこども」のこと、また番組に寄せられる視聴者
の声から考えることなどがつづられています。
池上氏はNHK記者として警視庁・文部省などを担当した経歴を持つ
方なので、いわゆる「ニュース」といわれるものに対してきちんと理解を
し、伝えようとする立場で生きてきた人だったんですが、子供ニュース
を始めて、いかに今の「ニュース」というものが一般の人間に(つまり
ふつーの視聴者に)わかりにくいものであったのかを気づかされたそう
です。子供ニュースにはそうした事を証明するかのように、「わかりやす
くて自分の勉強になている」「新人に見るようにすすめている」といった
大人からの電話・手紙も沢山寄せられているんですって。納得。
1994年にスタートしてもう6年。
子供ニュースを通じて池上さんが感じたことは、本来社会人である
私達がちゃんと考えておかなくてはいけないこともいっぱい。
特に、子供(=次世代)への接し方、姿勢については、どんな人間で
あってもきちんと考えておかなくてはならないことのはず。
お父さんもお母さんもちゃーんと本書を読んで、もう少し世の中を勉強
しましょう!
あ、もちろん予備軍世代の我々も・・・。
堅苦しく感じるニュースを楽しくとらえるためにも、
本書と「週刊こどもニュース」はおすすめなのです。
Tori's Room BBS
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