『絵画で読む聖書』   中丸 明 著       新潮社

 久しぶりに、聖書の物語を読みたいなあ・・・。
良く知ってる物語も多いけれど、なかなかまともに聖書って読めない
ですが、最近は「聖書」本も多いので書店で物色。

 「絵画で読む・・・」という題名通り、表紙にはアダムとイブがモチーフ
の装画。重厚な面もち。
 ちょっと、違うかなとも思ったのですが、創世記から始まっていたこと
と旧約・新約共に収まっていたことが気に入り、購入しました。

 ところが・・・・・、
きっとクリスチャンの方が読んだら憤怒しまくるのでは?と思うほど
ズバズバとつっこみを入れるその内容(笑)。
 加えて、「当時の地方感からいえば、聖書の世界は名古屋あたり」
という素晴らしい(?)解釈により、なぜか登場人物は名古屋弁
話す。
今まで、ベストセラーを含め聖書関連の本はいくつか読みましたが
こんなに面白く読めたのは初めてでした(爆)。

でもふざけっぱなしではなく、きちんと聖書の物語どおり内容は進ん
でいるし、いわゆる「聖書絵画」についてもその特徴やおすすめの
絵を紹介しているし、巻末には「聖人列伝抄」も納められていて、
「聖書には何が書かれているのか」という目的で読む方も、ある程度
満足できる内容になっています。

ハードカバーで1900円と少々気軽に手が出ないところかもしれま
せんが、「買い」です!!これはオモロイ。

付け加えておきますが、敬虔なクリスチャンの方からのクレームは
一切受け付けませんのであしからず(笑)。     

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