『子どもにウケる科学手品77』 後藤 道夫 著 講談社
ベストセラーにもなりましたね。ネーミングの巧さでしょうか。
「よおし!手品してびっくりさせるぞー」なんて目論んでいたわけではないのですが、話の種にはきっとなるだろうと購入しました。
「子どもにウケる・・・」というよりは、大人が「おお!こんな実験したな」「ああ、なつかしい理論だな」と懐かしめる1冊かな、なんて思いました。
そういえば、科学や物理という学問を苦手としたのはいったいいつ頃からだったんでしょう?小学校の時の実験は大好きだったはずなのに黒板上の学び・・・となった頃から「苦手意識」を持つようになったのではないかしら??
この本にある「手品」の全ての種明かしは、力学だったり浮力だったり振り子の原理だったり、光の屈折によるものなどなど、立派な理論上の説明に行き着きます。
例えば、「牛乳瓶にお米をぎゅうぎゅう詰めて、そこに割り箸を差し込んで引き上げると、瓶が持ち上がる」→摩擦力を利用
「ドライヤーの風でピンポン玉が空中に浮遊」→揚力など
といった具合に、科学的な事象を用いての手品が紹介されているのです。
全て、写真付きで最後に何故そうなるのかも説明書きされています。
子どもの頃に確かにであっておくといい内容かもしれません。
なんだか学研の「科学と学習」を思い出してしまいました。
くれぐれも、お父さん方!飲み先のお姉さんの気をひくために覚えるといったことはしないでくださいね。
こういうことは、お母さんと「懐かしいねー」、お子さんと「不思議だね」と一家団欒に役立てるのが粋というものですよー。