『うちなぁぐちフィーリング』   儀間 進 著  沖縄タイムス社

 こちらで手に入るのかなあ・・・、多分取り寄せ可能の本だと思います。私事ですが母が沖縄出身なので、家族や私自身が沖縄に行った折りには、本屋さんをちょくちょく覗いて沖縄関連の本を手に入れております。(沖縄の出版社ってかなり出版数多いので、旅行に行かれる本好きのかたは、是非、本屋さんも覗いてみて下さいね。)

 この本は、「うちなぁぐち=沖縄口」つまり、沖縄の方言についてのエッセイです。

 儀間氏が沖縄口について、「新沖縄文学」などに書いていたコラムなどをまとめたものらしく、ロングセラーとなっています。ちなみに、『続・うちなぁぐちフィーリング』もあります。

 沖縄口で味わい深いものを中心にとりあげながら、氏の言葉に対する思いなどが、書かれています。

 基本的には、県内の人間が多く読むことを想定して書かれているため全く沖縄口を聞いたことがないかたには、ちょっと解りづらいかもしれませんが、意味を交えながらかかれているので大丈夫でしょう。

 「外国語みたーい」なんてよく言われておりますが、こういった文章で見てみるとちゃんと日本語なんです!

 母音の変化なども、なんども読んだり聞いたりしていると何となく解ってくるはず・・・。それから、古語(特に、万葉集の頃の・・・というのが定説ですが)が方言としてそのまま残って使われていたりします。(地名にも残っていますよ。例えば有名なところで「西表島」なんかも西=いりで、古語では日が沈む方・・・という意味でありますよね)

 いろいろと書きたいことはあるのですが、これはもう機会があれば是非「読んで!」と言っておきます(長くなっちゃうし)。

 沖縄に限らず、どこの方言も「消えつつあるけど残しておきたい言葉」や、共通語では表現できない微妙なニュアンスの言葉ってありますよね?そういう言葉って大切にしたいなあ・・・。

 ちなみに、沖縄方言の表現で「なだぐるぐるー」というのがあります。涙(なだ)ぐるぐるー・・・なのですが、涙で目が潤んでくる状態を表してるんです。そう!まさしく「目がウルウルするのー」のアレ。

 あの表現が流行った(?)時に、私は「おっ!沖縄の方が先じゃん」とほくそ笑んでいた時期がありました。(おそまつ! ^^;)

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