紅色光合成細菌の光収穫系タンパク質はLH-2タイプとLH-1タイプがあります。
両者の違いは吸収帯の違いです。
色素がバクテリオクロロフィルaタイプのものでは
LH-2では780&850 nmに吸収帯ををもちます。
LH-1では870 nmに吸収帯をもちます。

色素はBChlaでは単量体で有機溶媒中で777 nmに吸収帯をもちます。850や870 nmまで長波長シフトしているのはタンパク質中で色素が会合しているためであると考えられています。

LH-1および2タイプもα体とβ体といわれる比較的短いタンパク質(ポリペプチド)がLH-1では32量体およびLH-2では18量体集合したものです。

このときBChlaはポリペプチドに非共有結合で固定されています。

下に一例として紅色光合成細菌R. rubrumおよびR. sphaeroidesの
LH-1ポリペプチドのアミノ酸配列を示しました。
一文字表記で示しましたが、これを三文字表記にしたものはここ(工事中)です。

alpha-polypeptides

R. rubrum
MWRIWQLFD PRQ ALVGLATFLFVLALLIHFILLST ERFNWLEGASTKPVQTS

R. sphaeroides
MSKFYKIWMIFD PRR VFVAQGVFLFLLAVMIHLILLSTPSYNWLEISAAKYNRVAVAE

beta-polypeptides

R. rubrum
EVKQESLSGITEGEAKEFHK IFTSSILVFFGVAAFAHLLVWIW RPWVPGPNGYS

R. sphaeroides
ADKSDLGYTGLTDEQAQE LHS VYMSGLWLFSAVAIVAHLAVYIW RPWF

このアミノ酸配列から理解できることはポリペプチド鎖の中央部分が非常に疎水性の高いタンパク質であるということです。
(疎水性の高いアミノ酸はここです。親水性のアミノ酸はここ(工事中)です。)
このことからこのポリペプチドの中央部分が疎水性の高い生体膜の内部に埋もれていることが予想されます。
 また、この中央部分はαヘリックス構造をとりやすいことも予想できます。
実際にLH-1の類縁体であるLH-2ではαヘリックスをとっていることが確認されています。

このようなタンパク質のアミノ酸配列はPDBと呼ばれるデータベースから無料で簡単に引き出すことができます。

光収穫系タンパク質の機能を知る(工事中)

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