ウンブリアへロマネスクを訪ねて その3 Foligno

Author: mori

post: 2002/3/3

『Foligno・ドゥオモの石の色を見て考えたこと』

スポレートのドゥオモや Bevagnaでも少し思ったが、Folignoではとりわけピンク色の大理石がよく使われていると思った。

スポレートのドゥオモ

バラ窓の縁の大理石の淡いピンク色の美しさ

Bevagna

St.Sylvester

美しい色の石が使われていた。

Foligno

ドゥオモ

ピンク色の石が使われている建築物なら、他の地域にもいくらでもあるだろう。
年代の違いなどがあるにしろ、フィレンツェのドゥオモやジヨットの鐘楼しかり、ヴェローナのサン・ゼノやドゥオモしかり。

フィレンツェ:ジヨットの鐘楼 (画像11)

ピサ:サンタ・マリア・デッラ・スピーナ教会 (画像12)
ルッカ:ドゥオモ (画像13)

ヴェローナ:ドゥオモ (画像14)

しかし、それらで使われている石より、色がより淡かった。
それに これほど多くの配分では 使われていなかった。

また、配分が多いという点では ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿が想起されたが、数年前に一度見たきりで、細かい色味までは覚えていない。

これはこの地域の近くに、こういう石の産地があるためなのか、造り手の意向によるものなのか、などと素人ゆえに勝手に想像した。

帰国後 調べられるものなら 少し調べてみたいと思ったが
手をこまぬいているうちに はや一年以上の月日が流れてしまった。

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<2002年11月 補記>

その後 BevagnaのSt.Sylvester
http://www.greengrape.net/mori/bevagna/index_02.html)
には Subasio山
( http://www.parks.it/parco.monte.subasio/Epar.html )
の岩が使われていることが分かりました。

このSubasio山のピンク色の石灰岩は、同じウンブリアのSpelloやAssisiでも
使われているようです。

また、BevagnaのSt.Sylvester
( http://www.greengrape.net/mori/bevagna/index_02.html )
とSt.Michele
( http://www.greengrape.net/mori/bevagna/index_02_2.html )
 そしてFolignoのDuomo
( http://www.greengrape.net/mori/foligno/index_02_2.html )
のファサードの扉口の装飾は、同じ彫刻家によってなされたようです。

http://www.artnet.com/library/00/0089/T008927.asp

http://www.umbria-travel.net/bevagna_umbria.htm 

のChurchesの項


しかしSpoletoのドゥオモのバラ窓の周り
( http://www.greengrape.net/mori/spoleto/index_01.html )
の画像2 や、

Folignoのドゥオモのファサード
( http://www.greengrape.net/mori/foligno/index_02_2.html) 

の画像6に使われているピンク色の大理石は、
どこで採れたものなのかが 私にはまだ分かりません。
画像7の部分などは 後に修復されているようですが。

これらの大理石について、何かご存知の方に ご教示いただければ、うれしく思います。
よろしくお願いいたします。

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