2007年12月16日
シェーンベルクの「ヤコブのはしご」
ケント・ナガノの「ヤコブのはしご」がiTunes Storeにあったので試聴したら
録音クオリティがとてもいいので購入してみた。
演奏全体も気合いがはいっており、またこれまで聴いていたもの:
インバル盤と東京都響(?)盤とくらべてフレージングが異なって聞こえるところも
ある。
まだ聞き込んでないですがこの神秘的な曲、しばらく楽しむつもりです。
2005年06月29日
ひさびさにシェーンベルクを聴きたくなり
ひさびさにシェーンベルクを聴きたくなり、弦楽四重奏0、3、4、ヤコブのはしご、ピアノ協奏曲、室内交響曲を聴きました。シェーンベルクの焦燥感の転化がすばらしくもこちらのテンションが高かったり共感できるときでないとつらい感じです。
弦楽四重奏0番は非凡な作品。これでおわらなかった彼はすごい。
今は夜遅いのでバッハです。
投稿者 iida : 23:50 | コメント (0) | トラックバック
2004年11月19日
グレの歌
愛地球博で「グレの歌」が演奏されることになったんですよね。
でもこの曲不倫した王様の物語じゃなかったでしたっけ。
愛人が正妻に殺されるという、、、、、
一般的には、今日の感覚では共感がむずかしいのではないか、愛地球博とは主題が違うのではないか、と思います。
よく聴かれる、浄夜の詩ですら共感が難しいように感じます。
そういうことをおいて音楽的なイベントとしては歓迎します。
たしかにこういうこととセットでないと上演が難しいでしょうね。
楽しみですね。
CDではやはりラトルさんの演奏を聴きます。
投稿者 iida : 06:49 | コメント (0) | トラックバック
2004年06月19日
拝啓シェーンベルク様
貴兄の室内交響曲OP9番を改めてCDでですが聞きました。
ここにあるのは強烈な闘争心、世に認められたい野心、なぐさめにはならない世間からつまはじきにされている絶望でした。
これを聞いていた時はすこし疲れてきた時で、なぜなら毎日なにかの締め切りがある状態で、追われている感覚だったのです。私の中にもあるわずかな闘争心がつかれて眠りにおちていたものを呼び覚まされたのです。
主題の野蛮なまでに荒々しい雰囲気は音色の極端な付加でぎらぎらした渇望したような気分にしてくれます。もう一つの対比的な主題にあるのはなぐさめです。しかしなぐさめは癒されない。徹底的に闘争的な雰囲気と対比され、昇華されるまで変形され続けます。
こんなんではこちらが参ってしまいます。この精神的強度にどう向き合えばよいのか。このような不安定な音楽に身をまかす訳にいけません。これまでに100回きいたでしょうか?もっと聞いた?200回?
何度聞いても決められたストーリーで納得できる訳ではないのです。
結論は何度聞いてもよくわからないのです。そこにいたるまでの私が毎回違う。私の引出されてくる感情が毎回違うのですから当然です。今日は激しく闘争的になりました。
そのあとはピアノ協奏曲でした。
貴兄の室内交響曲での満たされない若い自負がぜんぜんしぼんでないないのですね。これを書かれた時はベルリンに亡命した時でしたっけ?
12音だからというよりは曲の表出を古典的な作品を思い出させながらも強烈にアピールしてきます。
ここまではギーレン/ブレンデルで聴いたのです。あまりに恣意的な演奏なのでしょうか。
バイオリン協奏曲。
難曲中の難曲と知られてますが、Boukez/Amoyalのコンビは美しく描き出しながらも貴兄の感情のより微細に表現されたスコアを演奏してくれています。
作曲スタイルを発見してもまだまだ追求するべく音楽的感情、表現力があることに気づかされます。
10年くらい前貴兄の弦楽四重奏2番に大きな慰め、書式の不安定さ、頼るべきものを見失った喪失感に共感しました。当時の私は大学院生でなかなか論文が書けないのを貴兄の不安感に共通するように感じたのです。10年経って私も成長し論文を書いたり研究を展開できるようにはなりました。しかし、貴兄がいつも感じていたようにまだまだ優れた作品を世に残していない、という感覚。作品が世に受け入れられていないという感じが最近は共感します。
こちらの状況がかわるにつれ読み取れるものが変わるという意味では祇園精舎の鐘の音、という日本には古典的な世界観があります。貴兄の音楽からインスピレーションをもらって私もクリエーティブに活動していきたいとますます感じました。
敬具
投稿者 iida : 03:54 | コメント (1) | トラックバック
2004年04月03日
シェーンベルクの弦楽四重奏2番
そうこうしているうちに2番に突入しました。こちらもナチュラルハイになって妙に原稿が進みます。でもそろそろ打ち切ってねようかと思います。第三楽章からは特に別世界ですからね。今日は受け止めるのがおそろしく感じます。
投稿者 iida : 02:33 | コメント (0) | トラックバック
シェーンベルクの弦楽四重奏1番
今日はシェーンベルクの弦楽四重奏1番を聴きながら他の仕事の原稿を書いています。まったくこの曲の繊細さ、美しさ、感情の密度には打ちのめされます。この曲を聴くとシェーンベルクの曲についてまだまだ新しいことが出てくるようです。この曲は無調でもないですが、それでも音楽の進行についての深い洞察があります。この曲が第一番とは、大変な出だしだったと感じます。
メロディの歌謡性、組み合わされる抽象的なモチーフ、音色のある特殊奏法。これらがまとまって感情の大きな高ぶり、大いなる神秘的な何かにつながるようなうねり、そういったもの、を感じます。偉大な曲には共通して感じることです。この曲にはオーラがある。ベルクが指摘したとおり一般にはなかなか理解してもらえないかもしれないけれど。
投稿者 iida : 02:16 | コメント (0) | トラックバック
2003年12月15日
ヤコブの梯子
今一番きになって聴いている曲は「ヤコブの梯子」ですが、さっぱりわかりません。もう3年もよく聴いているのですが。わかるのは、混沌とした整理のつかない気持ちが怒濤のように押し寄せてくることです。このことをインバルさんはCDにとじこめるのに成功しました。
秋山氏のCDはまだそれほど聴いていないのですが、解像度が残念ながら悪いように思います。特に出だしにがつんとした衝撃音がありますが、これがうまくならないためにぐっとひきこまれません。
ブーレーズはきっと新録音だすだろうと思って旧録音は買いそびれてしまいました。いずれそのうち。
みなさんのおすすめはどれですか?
投稿者 iida : 01:24 | コメント (0) | トラックバック
2003年11月29日
Schönbergの弦楽四重奏第1&3番
シェーンベルクの弦楽四重奏第1番は第4楽章が盛り上がりますね。対位法というのか複雑な旋律が絡み合い大きな局面を作り出します。中盤のもりあがりのあとは瞑想的な展開がややしんどい。最後にひらける和声進行はほんとに穏やかな、しかし第一バイオリンはかなり高音に跳躍していきますが、大きなものに身を任すような感情、浄夜に似た感情ともいえるかもしれません、そういったものがうまく再現されています。
第3番は第1楽章が印象的で冷たい主題と激しい感情の主題が組み合わされているように思います。第2楽章は比較的持続音の多い楽章で息のながい旋律が印象的です。
シェーンベルクカルテットのCDでの印象でした。
投稿者 iida : 02:05 | コメント (2) | トラックバック
2003年11月17日
Schönbergについての話題
Schönbergについての話題・情報提供はこちらにお寄せいただけると幸いです。
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