
IK 1999/11/22にウィーンのシェーンベルクセンターにいってまいりました。場所はカールスプラッツのちょっと東です。シェーンベルクに興味あるものにとってここはぜひ訪れるべきところでしょう。パンフレットによればブーレーズやアバドも訪れているし、企画ものの室内楽程度の演奏会はイベントとして定期的におこなわれているようです。
写真のビルの右側に入り口があります。右側に旗が見えていますがその下くらいで、エレベーターでのぼって3階くらいです。展示場への入場料はたかいです。千円くらい。入場するとはじめにシェーンベルクのカリフォルニア時代の部屋の復元がありました。中は展示場、図書館、CD&楽譜売り場があります。たてもののワンフロアを借り切っている感じです。
私がいったときは「シェーンベルクのウィーンの仲間達」とかいうのがやっててシェーンベルクの直筆のノートやシェーンベルクの絵画の実物(ベルクの肖像もありました)、親しい作曲家のコメントなどがパネルで展示してありました。展示場ではシェーンベルクのCDで一通り彼の音楽を聴くことができるようになっているほかビデオが上映されていました。これは以前NHKかなんかで放送されたものでフィリップスの発売かな。これは販売コーナーで売っていたのですが、ヨーロッパ仕様かアメリカ仕様のビデオかどうかわからず日本で再生できるか不明(アメリカ仕様ならオッケーのはず)だったのでかいませんでした。展示場の先客は1人でした。
展示場の視聴コーナーのシェーンベルクの弦楽四重奏のCD演奏はアルディティカルテットのものが選ばれていたのが印象的。私が学芸員だったらラサールを置くのに。
ドイツ語がわからないのでそこそこで展示場をでて販売コーナーに。おもったよりCDがない。買おうと思えるものがなかったのでかいませんでした。ポケットスコアは弦楽四重奏の4番、期待、ヤコブのはしごはじめいくつかほしいのがあったのだけれど、最近はもってても見てないことが多いので買いませんでした。宝の持ち腐れ。ネコに小判。豚に真珠。
さらに無謀にも図書館に。ほとんどの文献がドイツ語。どこかの大学の博士論文のマイクロフィルムを印刷製本した論文なんてあります。松平さんの論文おいてくればよかった。図書がいっぱいあるのですが、タイトルもよめないのでほとんどながめるだけです。人は2人ほどいました。
帰りがけにセンターで郵送の準備をしている東洋系の20前後の学生さんらしき女性に声をかけられました。ドイツ語まじりの英語です。「日本人?」「そうです」「来年、日本で展示会やるのよ」「場所は?」「まだわからない」「これ来年のイベント。浄夜やるの」ちらしをみると浄夜から100年とかかいてある。ほかにパンフレットをもらいました。webにでているのはドイツ語版だけのようですが、対訳で英語が出ていたので勉強しようともらってきました。
その女性とは私の英語力がなくてこれ以上会話しませんでした。せっかくだからこのサイトを運営しているとかメーリングリストを20人程で開いているとかそういうこともはなせば良かったです。
そんなこんなで五時になったので退出しました。ドイツ語がよめればきっともっといたでしょう。
なお、11月はウィーンモデルンの時期のようで、シェーンベルクもちらほら演奏されていましたが、私が聴いたのはベルクの作品6 オーケストラのための3つの組曲をききました。次回は感想をかいておきましょう。なおウィーンの情報はこちらで手に入ります。
編集・執筆 飯田