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2005年06月26日
対称性の破れ
ローマの石棺彫刻01をみると人物配置には対称性があり、しかもわざと破っている。
以下の写真に一例をしめした。

この写真は以前示したものである。
人物の配置をABC-A'B'C'で示した。左右対称である。
人物の顔の向きを矢印で示した。左右対称である。
人物の体重のかかり方を緑の線で示した。左右対称である。
これらの左右対称でこの作品の大きな安定性が作られている。
それに対してC-C'を見るとCが背中を見せているのに対し、C'は胸を見せており、手にマンドリンのようなものをもっている。Cではそうは見えない。
このように対称性を破ることで動的な表現を目指したのではないか、と思われる。
石棺彫刻02になると彫刻がさらに大規模なのでわかりにくいが対称性が導入され、全体の秩序を醸し出している。
ロマネスクのフリースではいかがでしょうか?
今後みつけたら紹介します。
石棺彫刻はもう一つ紹介します。それは唐草模様に埋め込まれた表現が面白いものです。
この図はMac版Open OfficeであるNeoOfficeを用いて作成しました。他にApple iPhotoを使用しています。
投稿者 iida : 2005年06月26日 11:29
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