ロマネスク教会の建築と彫刻

シュテファン大聖堂

その4 シュテファン大聖堂の南門にのぼる

今回は教会の外部とウィーンの風景をお見せします。


 北塔にのぼりました。

私は高所恐怖症なのにくわえてとにかく寒かったです。

 それはともかく屋根の色レンガによる模様や側面の構造がよく分かると思います。レンガは10色で23万枚あるそうです。屋根の勾配は60-80度。1945年で火災になったので1950年に復旧したそうです。

 ゴシックはこの突き立てるような垂直感が装飾法によりますます天につきたてるようになるのですね。先端にむかって「石造花」でかざられています。

 なお、クリックすると大きな写真をサーバからとってきますが、このファイルは未加工です(通常は60%のサイズ)。デジカメはNikon Cool Pix 900/130万画素(初代)。画質など参考にしてください。

ハイデン塔

リーゼン門の上にそびえる2本のハイデン塔の北側。ハイデンとは異教という意味でイスラム寺院に似ているからそういわれているとか。

 

フンデルトワッサーの設計したゴミ焼却場の煙突から煙りがもくもく。ダイオキシン大丈夫でしょうか。

「第3の男」の観覧車は多分これ。オーソンウエルズが妙に偉そうに水増し麻薬の売買についてかたっていたシーンです。

ガーゴイル君たち。彼等はゴシックですね。しかもコピーかもしれません。彼等は最後の審判までの時間の雨の日に水を吐き続ける運命なのです。

地下墓所にいくとハプスブルグ家の地下墓所となっていて心臓以外の内臓を缶づめにしてとってあります。これはスペインの古い埋葬方法だそうです。復活の時には内臓をもどすのでしょうか?

 また、ペストで2000人の人々がなくなりその骨が整理されて並べられていました。街の中心地に死体をよくうめたものだと思います。衛生面ではなかなかえぐいですね。死体が生分解された後は掘り起こして整理したそうで、これは中世ではふつうのことだそうです。

 そこからでてくるとこの左の写真の下にでます。下壇は15世紀に作られたカピストラーノの説教壇。上部は1738年フランシスコ会修道士による「人間神化の彫刻」。なかなかバロックしています。

そして右を見上げると先程のぼった北塔が。

この北塔は未完。

1511年に中断以降1578年にルネッサンス様式の大鐘をたてた。

上の写真と同様、クリックすると未加工の写真をサーバからとってきます。細部までみえるかな?

南塔はその日とっぷり日が暮れてから撮影したものを掲載します。現在修理中でどのみち細かいところまで見えません。

この南塔の先端は12使徒に対応する12の小塔が大塔をとりかこみ、先端では三位一体をあらわすべく3つにわかれているそう。

 寒い夜空にこの塔は偉大に大きくて大きな建築が権威をあらわすものであることがよくわかりました。

*写真はクリックで大きくなります。

 さてこれでシュテファン大聖堂をはなれましょう。もちろん内部も含めてまだまだ紹介がすべて終わったとは思ってません。このレポートでウィーンに行きたくなったら書いた甲斐があったというもの。

 ウィーンの見どころとしてセセッション、美術史美術館など数多くあります。次はどこを紹介しましょうか?

 BGM: Stockhausen/helikopter-quartett/arditti quartett/Montaigne この曲を聴きながらヘリコプターからシュテファン大聖堂やウィーンを眺めるのを想像するのも面白い。

1999/12/31 作成

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