今でも思い出す。

15年以上前の夏のベズレー。

山本君とベズレーにいくべく降り立った駅は日曜日のAvallon。

これがそもそも間違い。

タクシーもなければバスもない。

どうしようか?

歩こうか?

歩いてどれくらい?

山本君がフランス人に聞いた。

2キロ。

2キロなんてすぐである。

しかし歩けど歩けどたどり着かない。

のどはからから。

足はふらふら木陰はない。

僕たちはヒッチハイクする度胸もなくふらふらと歩いた。

途中カフェがあり、水を飲むことができた。ベズレーのふもとである。

しかしそこから軽い登山であった。

まだまだ苦しかった。

実際は片道12キロ歩いたようである。

そんな行きの道を僕は家人と二人で車で走った。

今、夜中にふと彼のことを思い出し書き始めている。

以下の写真は歩いていったときのことを思い出して2000年に車から撮影した写真である。

今年の夏はどんなベズレーだろうか?

(2004/8/3 記)