ベズレー/Vezelay

柱頭彫刻

番号に対応するプラン図はまた後日製作予定

2000/9/29  62-69

62.ダビデとゴリアテ

 この柱頭の向かって左面にまだ子供のダビデが投石機を投げる様子が彫刻されている。対する巨漢ゴリアテはヌオー、とたっている。が目の前のダビデに気がつかないあたり勝負ははじめから決まっている感じ。ダビデの腰にはうずまき襞がほられている。

 正面には額に石が命中しめり込んでいるゴリアテに切り掛かるダビデ。ダビデは植物の花弁にのっかかって切り込んでいる。これはダビデが小さい子供であることを強調するのに役立っている。ヴェズレーの柱頭彫刻では第一レイヤーに植物がおおぶりに彫られていて、古代のコリント式柱頭を思い出させるが、その植物は物語に関係なく、単に彫られているだけであるが、ときどきその植物が機能をもつことがある。

 この話しにいつもひっかかるのだが、ダビデ以前に投石機とか弓とかなかったんだろうか?映画インディー・ジョーンズでもマッチョな男がでてきて刀を振り回すと、インディは呆れた顔をしてピストルでうとうとするシーンがあって(たいてい邪魔されるか弾がない)思い出させる。

 ところでこのさらに右面には何が彫られているのだろうか。撮影をわすれた。

 ちなみにイタリアのフィレンツェのアカデミア美術館にもダビデ君がいるが、立派な青年で、ゴリアテなど彫らない。彼のもつ投石バンドはこのものと似ているのでロンバルディア経由でイタリアの投石バンドがヴェズレーに描かれたか、あるいは主要なヨーロッパの投石バンドはこういうものだったか。

63.エジプト人を殺すモーゼ

 旧約聖書の有名な主題。刃物がやたらと大きい。エジプト人の腰にはうずまき襞が見える。またエジプト人の頭髪?帽子?に注目。

 いたみが激しい。

 未撮影 64.夏と冬

65.向かい合うライオン

 いかにもロンバルディア。サンタンブロージョのものでしたらこちらで比較できます。

未撮影 66.ユーディスとホロフェルン

69.吝嗇と中傷の罰

 これも抽象的な主題のようですね。

71.未解読

72.知恵と無分別

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