モンサンミッシェルの聖堂内部を見てみよう。まずはざっと特徴を把握する。

以前も書いたが、現存するのは7つの径間のうち4つである。

モンサンミッシェルの聖堂の中は模範的なロマネスクといえるかもしれない。しかし、屋根は木造である。ノルマンディーでは木造がよく使われたとのことである。そのため窓は大きく聖堂内は明るい。
 内陣に移動。

 内陣はゴシック様式。1446年に工事がはじめられ、約50年の中断の後1521年に完成。フランボワイヤン様式。当時の責任者は1444-83年に修道院長だったデストゥットウ゛ィル枢機卿。建築家は不明だがルーアン出身だろうという。ルーアンのサントゥアンの教会と著しい類似性があり、デストゥットウ゛ィル枢機卿も1453年から大司教をつとめていたそうである。

 内陣の高さは25メートル、身廊は17メートルしかない。ここではトリフォリウムと高窓しか写っていない。

 身廊がロマネスクで内陣がゴシックといえば、ベズレーもそうである。

 身廊と袖廊の交差部の天井。この上は尖塔である。
 全景はなかなか写真にとりにくいのだが、、、たしかに高窓部はかなり大きい。ベズレーオータンフォントネーあたりと比較してみては。
 木造の屋根。この上にさらに覆いの屋根がかぶさる。

向かって左が南側、右が北側。

 内陣からファサードの方に向いて。上の写真を撮影後ちょっと下にアングルを下げて撮影。
 南側の壁。最上段にあるアーチは北側には採用されなかった。
 内陣の一番下にはアーチ列になっていることがわかりますでしょうか。
 身廊はたしかに木造屋根だが、側廊は石のウ゛ォールトになっている。
 露出をかえて人が減ったところで撮影。南側の側廊。

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