サンタンブロージョ教会の柱頭に生い茂る植物

サンタンブロージョの柱頭彫刻はランゴバルト様式と呼ばれている。

 ここの柱頭彫刻はまずサイズ的に柱とそれほどかわらないサイズである。

 柱頭はボールトの力が上からかかる場所でもありそこが太いことは力を分散させていることが一目でわかる。そのため太く作れば上から大きなちから、すなわち大きな天井があることがわかる。もちろんこれは工学的に必要なサイズというよりも装飾の要請であるようだが。

 ここにいくつかまとめて示したのは植物の柱頭である。植物といってもそれが写実的にあらわされることはほとんどなく、ここでは皆、文様化されたものばかりである。いずれも左右対称でつると葉が複雑にからんだ文様で、つるとつるがからまりあっていることに注目してほしい。つると葉のサイズの違いでボリューム感がことなっていることがわかる。

 また、上の写真の中心には十字架が置かれている。

 左の彫刻では葉が上をむかずに下をむいている。葉が小さく表現されている。
 左の植物には実がついている。実にそれぞれおおいかぶさっている葉が別々のつるからのびている。このことが中心に適度なボリュームを与えている。

*写真はクリックで大きくなります

1999/12/12 作成

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