キリストを迎えるエルサレムの市民達

| 幼児 | 青年と老人 |
フリーズはまぐさに続いて右の隅切りへ入るが、ここにもエルサレムの市民たちがシュロの葉を手にしてキリストを迎えに出ている。シュロの樹にしがみついている愛くるしい幼児はこの部分で唯一頭部の毀損をまぬがれたものである。彼らの末端に位置する人物は長いマントを羽織って肩に止めており、一人の短いテュニカを着た青年に手をひかれている。様子から察して彼は老人もしくは盲人であろう。この場面からは福音書に説かれる奇跡の予言が想起される。「盲人は見え、足なえは歩き・・・」(マタイ 11:5)
[山本和寛氏の卒業論文より]
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