エルサレムに入城するキリスト
神殿浄化
・・・そこでユダヤ人たちはイエスに言った
「こんなことをするからには、どんなしるしを私たちに見せてくれますか」
イエスは彼らに答えて言われた
「この神殿をこわしたらわたしは三日のうちにそれを起こすであろう」
そしてユダヤ人達は言った
「この神殿を建てるのには46年もかかっています。
それだのに、あなたは三日のうちにそれを建てるのですか」
イエスは自分の体である神殿のことを言われたのである。そこで、イエスが死人の中からよみがえったとき、
弟子たちはイエスがこう言われたことを思い出して聖書とイエスのこの言葉とを信じた。(ヨハネ2:18-21)
キリストに懇願するマリアとマルタ 「私はよみがえりであり命である。私を信じるものはたとい死んでも生きる。 また、生きていて私を信じるものはいつまでも死なない。あなたはこれを信じるか」 (ヨハネ11:25-26)
ラザロの復活 ペテロの否認の予言
洗 足
ヨハネ伝を典拠とするこの場面は説話的順序のみならず、その内容において「最後の晩餐」の伏線をなしている。すなわち、イエスはこの場面においてユダの裏切りを暗に示唆するのである。
・・・イエスは彼(ペテロ)に言われた。「すでに体を洗ったものは足のほかは洗う必要がない。全身がきれいなのだから。あなたがたはきれいなのだ。しかし、みんながそうなのではない」イエスは自分を裏切るものを知っておられた。それでみんながきれいなのではないといわれたのである。
(ヨハネ13:10-11)
最後の晩餐 ・・・イエスはこれらのことを言われた後、その心が騒ぎ、おごそかに言われた、
「よくよくあなたがたに言っておく。あなたがたのうちの一人が私を裏切ろうとしている」
・・・弟子たちの一人でイエスの愛しておられた者がみ胸近く席についていた。そこでシモン・ペテロは彼に合図して言った。「だれのことをおっしゃったのか知らせてくれ」その弟子はそのままイエスの胸によりかかって「主よ、だれのことですか」と尋ねると、イエスは答えられた。
「私が一切れの食物をひたして与える者がそれである」
そして一切れの食物をひたしてとりあげシモンの子イスカリオテのユダにお与えになった。この一切れの食物を受けるやいなや、サタンがユダに入った。そこでイエスは彼に言われた。
「しようとしていることを今すぐするがよい」
・・・ユダは一切れの食物を受け取ると、すぐに出て行った。時は夜であった。
(ヨハネ13:21-30)
フリーズに描かれたキリストは右手を一人の人物の方に伸ばしている。破損により細部はわからないが、これは明らかにユダに食物を与えるしぐさである。ユダはのけぞって自らを指差している。裏切り者が出て行った直後にイエスは次のような言葉を述べることになる。
「今や人の子は栄光を受けた。神もまた彼によって栄光をお受けになった。彼によって栄光をお受けになったなら、神ご自身も彼に栄光をお授けになるであろう。・・・」
(ヨハネ13:31-32)
カヤパの前のユダ キリスト捕縛
ユダの接吻
三人の兵士、ペテロの否認 カヤパの前のキリスト(下左) 鞭打ち(右)
十字架を運ぶクレネ人シモン エマオへの道 ノリ・メ・タンゲレ ベタニヤのキリスト 香料を買う聖女たち
キリストの墓を訪れる聖女たち
弟子に復活を語る聖女たち サンジールのページに戻る ロマネスク