フランス
ロマネスク旅行記2
1990
by Kazuhiro Yamamoto
1990年9月30日
ともあれ飯田君よ、フランスについて思いつくままを語るとしよう。まず、宿についてだが、どんな駅で降りてもきちんとした安ホテルがあるのはありがたい。日本はどうして連れ込み旅館ばかりが発達したのであろうか。とにかくフランスの宿泊施設は鉄道の体系に沿って展開しており、モーテルのようなものはあまり見かけない。次に自動販売機であるが、日本でいたるところにあるソフトドリンクのそれは殆どなく、駅の構内には必ずといっていいほどお菓子の販売機がある。飲み物はバーか屋台で売っており、大体において高い(10F=260円)のが普通である。
さて、食べ物であるが、焼きたてのパン、私にとってこれに勝るものはないように思われる。どうしてクロワッサンは冷めると油こくてまずくなるのか。前にも書いたが、アルルで食べた赤蕪のサラダ、あれはほんとうにうまかったよ。そのときの主餐はイカをトマトで煮たものに米を添えたものだった。南仏で稲を栽培しているのを見たが、日本のような水田ではなかった。泥地に植えているようだ。ああ、モワサックで食べた魚料理も素晴らしかった。添えもののブロッコリーも非常にまろやかでおいしかったです。最近、お金が底をついてきてまともなものを食べていない。日本に帰ったらギョーザを食べたいな。