2007年02月03日
遅ればせながら、前回の練習の録音・・・
本番は明日。
ひょっとしたらこれを本番前に見られる方は少ないかもしれませんが、
感想をアップしておきます。
メフィスト
はじめの勢いは結構あるんですが、だんだん失速します。具体的には、Gぐらいには相当テンポが落ちており、指に翻弄されているのが見え見え。
この曲、次々とテーマが移り変わりながら、全体としては急ー緩ー急の構造になってますよね。本番ではKの前まで一気に駆け抜けたいものです。中間のゆっくりなところ、また速くなっても音色が暗い部分(Y近辺)はまだまどろみの中に。そして、Molto vivace.からは音色も明るく突撃、最後はもっと爆発っ!です。それを理解せずに、今見てる譜面だけを追ってしまっているように感じられました。勿論私を含め、です。
魔法使いの弟子
思ったよりはいい感じ、というのが正直なところです。ただ全体の意志の統一が完全にはできておらず、やはりこれも目の前の譜面をこなして行くだけ、という傾向が見られます。あちこちに、Stringend––––A tempo、なんてところがあります(綴り違ってたらごめん)。例えば、21から22にかけてとか、28のくだりとか、48〜49〜A tempoのところとか・・・前に行くのは先生に煽られて(?)行くのに、落とすところがくっと落ちていないので、締まりません。
古風なメヌエット
残念ながら、通したときには録音できなかったんですよね、スイッチ入れ忘れて。練習の中では、どうもごつごつしていて・・・なめらかな感じが無いのが残念。
オケコン
先日の練習では、あまりに合わなくて皆で打ちのめされました。でも、録音を聴いていると、解像度が悪くて全体のサウンドとしてしか聞こえないからかもしれませんが、合わないことそのものよりも、合わないことによる動揺と、意志の乱れの方が、より気になりました。「合わない!やべっ!」→「合わせなきゃ」→(焦って走るチーム、譜面にかじりつくチーム、先生につくチームなどにわかれ・・・)→「うぁっ、さらに合わない!やべっ!」→→・・・・という、スパイラルにはいっちゃって、あの状態。要は、この段階に入っちゃったら、合わないのは仕方が無い、と腹をくくらなければならないのかもしれません。そして、どこに集まるのかを統一できれば、大きな乱れは無いはず。そう言う意味で、この練習はとても有意義だったと思います。そもそも、なぜ合わなくなって来ているかと言えば、それぞれに表現したいことが出て来て、そのベクトルがあっちむいたりこっちむいたり長かったり短かったりしているから、ですよね?はじめの指揮者来団の練習のとき、先生はおっしゃいました。「この曲は、皆がソリスト。勝手なことやってていいんですよ、それがみんなまとめてうわ〜っと来たとき、すっごくいい音楽になる。今回のオケコンでは、目指したいんだよね、それを」と。蛇行はしてるけれど、それに近づいてるんじゃないかと、思う訳です。
投稿者 kayo : 2007年02月03日 05:58
コメント
昨夜、mixiの方へ投稿した記事を転載しておきます。
何らかの参考になれば幸いです…。
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小澤征爾がボストン時代に毎年行っていた、タングルウッド音楽祭。
彼がウィーンに渡るにあたって、若き音楽家の集まったオケを最後に指揮したのがバルトークのオケコンであった。
バルトークがナチスから逃れ亡命先のアメリカで貧困に喘いでいた時に、ボストン交響楽団が彼に作曲を依頼した作品。
長年、ボストンの音楽監督を勤めた小澤にとって大切な曲でもあった。
リハーサル風景を見ると、この曲に対する思い入れの深さが伝わってくる…。
番組自体が短いから、かなりダイジェスト的に放送はされていたが、興味深い内容であった。
第1楽章
低弦に…僕と一緒に息を吸って。目と耳と呼吸を連動させて。音と音の繋がりを意識して。
トランペットに…(ビオラに居たハンガリー人にハンガリー語を発音させてから)ハンガリー語は単語の頭にアクセントが付く。
同じリズムを繰り返す場合は、アクセントを更に強調させて。
第2楽章
スネアドラムに…響きをもっと固く。もっと臭う様に。しかし、走ってはいけない。
弦に…あなた達の演奏は綺麗過ぎる。もっと曲のキャラクターを生かして。もっと《汚く》弾いて。
(57小節の所で)ここはジャズっぽく弾いて。はっきり・ちゃんと鳴らして。
第3楽章
オーボエに…このリズムは現代音楽ともストラビンスキーとも違う。ハンガリーの民謡風に踊る様に。
第4楽章
この楽章は悲しみ。叫ぶ様な悲しみではなく、腹の底から湧き出る様な悲しみ。
第5楽章
ホルンに…各小節の頭の音を強調させて。
弦に…ここは速いんだけど、決して走ってはいけない。走ると軽い音楽になる。それはバルトークの音楽ではない。
…など。
投稿者 エスカルゴ : 2007年02月03日 07:11
訂正です。
3と4楽章の文章を入れ替えて読んで下さいませ…。
m(_ _)m
投稿者 エスカルゴ : 2007年02月03日 23:55