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2004年12月03日

一茶の俳句

木曜日のレッスン時、K先生に「一茶俳句百句」のコピーを頂きました。鈴木メソッドで、子供のうちに一茶の世界の素直で美しいイメージを心に描くこと、それに記憶のトレーニングのためだと思います。一茶の俳句は、本当に子供の心に寄り添うような内容で素敵です。

猫の子の ちょいと押える 木の葉かな
初雪や 一二三四 五六人
やれ打つな 蠅が手をすり 足をする
ともかくも あなた任せの 年の暮
桐の木や てきぱき散って つんと立つ
こう生きて いるも不思議ぞ 花の陰

なんて、ちょっと選んだ句だけでも素朴で深い感動があります。でも、その一方でこれはわからんぞ、というものも。

のみの跡 数えながらに 添え乳かな(それは・・・今時ないだろう?)
朝霜や しかも子供の お花売り(意味はわかるんだけど情景が思い浮かばない)
五月雨や 肩など叩く 火吹竹
霰ちれ くくり枕を 負う子供
蕗の葉に ぽんと穴あく 暑さかな
身の上の 鐘と知りつつ 夕涼み(このあたりは自分の無知のためにわからないんだろう)

傑作は、
わんぱくや 縛られながら 呼ぶ螢(下手したら通報されますわ)

自然に対する感動は普遍なのかもしれないけれど、描かれる風景と今の生活があまりにかけ離れていることに、少し寂しさを感じるのでした。

いまのよに 一茶は遠く なりにけり 佳代

投稿者 kayo : 2004年12月03日 10:10

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