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リンクされてました。 投稿者:iida  投稿日:02月18日(火)23時16分53秒

リンクフリーなので許可はいらないのですが、リンクしたことお知らせ頂ければ幸いです。趣旨があえばリンクをこちらからもします。

このサイトのは「プロヴァンス特集」です。
観光・風土・歴史がそろっています。
                 

http://salut2.tripod.co.jp/etude_regionale/provence_lien.html


『死の発見;ヨーロッパの古層を訪ねて』 投稿者:Hiroshi  投稿日:02月16日(日)12時03分57秒

内容はかなり難解でしたが、最後まで撃沈されずに読めました(汗) 
で意外だったのが、松原先生て井筒俊彦先生のお弟子さんなんですね。 
しかも、記号論、構造言語学者として井筒先生は紹介されてました。 
私はてっきりイスラーム学者と思っていました、何しろ井筒先生の著書
に出会ったのが、あの湾岸戦争の時、イスラームを調べていた時でしたから。
 全くお恥ずかしい限り。 、、、でも確かにそう謂われれば成程て感じ!

で、そういう背景を持つ松原先生がパリに留学して、クリュニー美術館で
セーヌ川の川ざらいをして出てきた中世の玩具を見たのが「アンドレ・ジイド
の文体研究」から「西欧中世社会史」みたいな研究に転向したきっかけの1つ
とか、これもちょっと驚き。 いや、そんな風に専攻を変えられる自由という
点でですが。p151

養老先生が、ある作家が『言語はコミュニケーションの手段だ』と述べたこと
に対し文句をつけたことがあると。何故なら、『ものを言語化するのがそも
そも最初の行為で、伝達はその次ぎ』だから。 現代では言語をコミュニ
ケーションの手段としてだけ捉えることで軽くなり、言語化されていないもの
を言語化する作業を忘れてしまったとのこと。p167 まさに同感! 私もこの
掲示板をコミュニケーションの道具としてのみならず、自分の言葉で記載する
ことで世界を認識する道具に使っていることを薄々感じていましたから。
  (^o^;; (大汗) 超難解な本でしたが、結構あっと云う間に読んでしまし
ました。 お薦めの1冊です。


リンク集 投稿者:iida  投稿日:02月15日(土)16時08分11秒

The Corpus of Romanesque Sculpture in Britain and Ireland
http://www.crsbi.ac.uk/

Scotland's Early Medieval Sculptured Stones
http://www.gla.ac.uk/Acad/Archaeology/projects/SSEMS_web/index.html

1200 Years of Italian Sculpture
http://www.thais.it/scultura/default_uk.htm

http://www.greatbuildings.com/types/styles/romansesque.html

Medieval Art at the Metropolitan Museum of Art
http://www.metmuseum.org/collections/department.asp?dep=17

オープンディレクトリサービスから。

http://dmoz.org/


ベズレーのタンパンの 投稿者:iida  投稿日:02月15日(土)15時23分39秒

タンパンの写真3、4を入れ替えました。衣服の襞がはっきししなかったために
銀塩写真のスキャンをやりなおしました。
3年前のデジカメでは今のところきれいに写っているように見えても細部の解像度が
意外とありません。

衣服の襞をはじめじっくり見ていく作業をすこししてみたいと思います。
タンパン外周の黄道12宮について現在スキャンし直しです。
黄道12宮は当時の1年の生活を描いたもので世界観、自然観を読み解く1次資料に
なりえると思います。
同じく、キリスト布教先の外国人達も当時の国際的な世界観をあらわしています。
エーコはこの図像はキリストの栄光をあらわしているので奇妙なものが
描かれていても不安を感じない、とアドソ君に語らせています。

次は使徒の部分的なクローズアップをお見せし、ベズレーの高度な
実写能力とコミカルな表現部分の対立を紹介する予定です。

しかし最近はモニタの解像度もあがり古いデータはもっと大きく張り込みたいところです。


何故、日本人が西欧中世史を学ぶのか 投稿者:Hiroshi  投稿日:02月14日(金)08時14分42秒

悪魔や妖怪の話しばかりで飽きたら困るので、念のため別の本も借りてきたら、
こちらの方が面白くてどんどん読んでしまいました。 題名は『死の発見』
て仰々しいですが、副題の「ヨーロッパの古層を訪ねて」というのに引かれ
たから。 岩波書店、1997年初版版。 フランス中世文学の松原秀一、荻野
アンナ氏と解剖学者、養老たけ司の異色対談集。 一見読みやすいのですが
時々難解で読み直すことしばしば。結局判らない部分もある。 普段だと
あちこちで読み直して判らない部分が出てくると、すぐ読む意欲が無くなる
私ですが、 /(^o^;; 対談で話しが流れていくので、諦めずに先に読み飛ば
せるのが救い。そんなわけで、『中世の妖怪、悪魔、奇蹟』は暫く後回し。

直接内容に関わるわけではないのですが印象に残った事1つ2つ紹介します。
『日本人が西欧中世史なんか興味を持って(研究して)何になるの?』という
よく出されそうな質問に対して、松原氏が以下のように答えていますが、
まさに同感ですね! 

『・・アーサー王伝説研究もラブレー研究も結構だけれども、やる以上は日本
人の感覚を持ち込まないと、本当は研究にならない・・』p44 

日本人がヨーロッパ人と同じところで、同じように<ヨーロッパ研究>したっ
て負けるに決まっている、駄目だということだと思います。 我々独自の視点、
得意な部分で勝負しなさい、ということではないでしょうか?  それから歴史
認識に関してもこのようにも述べられていました。

(松原氏)『歴史感覚としては、普通人間は、30年前にあったことはずっと
昔からあったと思うんじゃないか』p102 

この例として神前結婚の例を出されていました。これは明治33年が最初で、
キリスト教の結婚式を真似して神道がはじめたものだそうです。 同じような
ことは天皇のお葬式も江戸以前は仏式だったとのこと。 成るほどね!と思い
ました。 是非、数日前の建国記念日、街頭車のスピーカーを最大に上げ怒鳴
っていた誰かさんにも知って貰いたいところ。 中曽根元首相もこんなこと
云ってました。『賢者は歴史から学び、愚者は経験に学ぶ』て!


「エジプト逃避行」比較 投稿者:Hiroshi  投稿日:02月13日(木)12時37分28秒

なかなか論文のイントロぽくていいですね(笑)。 それと、以前此処の
掲示板で話題のなったような気もするのですが、ロバの足元の車輪のような
もの何を意味しているのでしょうか? モワサックにはそれがないですね。

http://www.greengrape.net/kazuhiro/romanesque/misc/egypt.html


柱頭 投稿者:iida  投稿日:02月11日(火)22時37分13秒

の高さはだんだんロマネスク後期になって柱が高くなってゴシックになると
やはり見えないところにこった彫刻はしないですから実際なくなっていきますよね。
あるにはあるようですがもはや目玉としてあるわけではないようです。

照明の件は、当時が照明暗いと言っても今でも柱頭には照明あててないですから今見えれば
当時もちゃんと見えていたと思います。

象徴技法は秘技的なのは全くそのとおりで、当時から解釈ができていなかったようです。
キリスト教は真理があからさまにされず背後に隠されていると、言う考え方をしていて
これは勉強しないとわからないですよね。
この真理は眼に見える事象に隠されているという典型が新約聖書は旧約聖書に対応している
という主張にみることができるように思います。
そしてこの考え方は科学を生み出した考え方でもあると思います。
ご存じ太陽は私たちのまわりをまわりますが、そうではなくて地球こそがまわっているという
地動説を発見できたのはこの思考法があったからだと思います。もちろん
新プラトン主義などの働きも大きいと思いますし、過去の議論を覆すのは
大変だったと思いますが。

美術の点でもギリシア美術は裸の人体像で一見普遍的でわかりやすいですが、
宗教的な作品そのものであったようです。ギリシア美術はあまりに
わかりやすいのと解明されていないせいで、宗教性がすっぱり抜け落ちているのが
作品のある面を無視しているようで気になっています。もちろん専門家は
ごぞんじなのでしょうけども。


『天使のような修道士たち』 投稿者:Hiroshi  投稿日:02月11日(火)14時44分46秒

は通説を覆えすような記載が多く結構楽しめました。 著者の意見は『当時
の社会は修道院から殆ど何の影響も受けなかった』という点に尽きます。

例えば、修道院の芸術作品(←現代人の感覚における)について、大半の作品
は柱頭の位置が高すぎ、また当時の聖堂は照明が不十分なため殆ど教育的な
目的を果たすことが出来なかったとし、p313〜 また使われている象徴技法
も余りにも秘義的であり一般の信者には理解出来なかったであろうと述べら
れていました。(著者はこれを述べる時にコンクのセント・フォア像を思い
浮かべていたそうである) p314  さらに加え、一般の信者が直接接触を
持つ地元の司祭は、不十分な教育しか受けてない為、直接的で単純な説明
しか聞くことが出来ない問題もあったとのこと。 p316  このような様々な
制約から著者は一般の信者は修道院から何の影響も受けなかっただろうとし、
それに代わるものとして影響を受けたのは、むしろ世俗の教会であるという
のが著者の結論。 

これに関して、最後に「訳者あとがき」で、いままで流布していた『修道院
から中世社会は多くの影響を受けた』という通説は西欧人の中でも広く広
がっており、この点に関しては我々日本人と西欧人の間で大きく異なるもの
ではないだろうと述べられていました。  、、、でも、率直に云って、
平均的日本人がそんなに西欧の修道院について意識が高いとも思えないの
ですが /(^o^;;

それから特にシトー会の修道院建築・美術に関して著者は、定住が定めの
修道士と異なり、シトー会の助修士(労務修士)、はもし彼が特殊技能を
持つ場合は修道院から修道院に移動し修道院建築に携わるのが慣例だったとし、
これがシトー会の建築様式が共通していたことと関わっているとのこと。 
ただし、この慣例はシトー修道会内部では反対があったとか。p308  
さ、次ぎは『中世の妖怪、悪魔、奇蹟』。 この本は妖怪や悪魔を描いた
図版が多くて本に飽きた時もいい気晴しになります!  /(^o^;;

ところで、今朝の朝刊を読んでいたら「本が売れないのは、図書館のせいか?」
という見出しが飛び込みました。URL ↓ ま、公立図書館が「ハリー・
ポッター」のような本を何冊も置いているのは確かに民間の商売を邪魔して
いますね(断言)(東京都内のある区の7図書で何と計80冊も所蔵し総計
2400回の貸し出し実績があるらしい) 私としては図書館は売れ筋とは
異なる本や、ベストセラーでも古くなった本を優先的に所蔵するよう努めて
貰いたい。 だって今の売れ筋は別に図書館が努力しなくても人は読むで
しょう?!

http://www.asahi.com/national/update/0211/005.html


写真もCD-ROM 投稿者:Hiroshi  投稿日:02月10日(月)08時04分29秒

でやり取りする時代に入ったのですね。 そう云えば、最近パワーポイント
のデーターをCD-Rとかに焼き付けてPC無しで講演に来る人もいます。 
私は全然遅れていて、まだパワーポイント移行も果たしていません(汗) 
去年の某学会でもスライドは私だけでした(大汗) そろそろ腹を決めなけ
ればならないのでしょうが、なにしろMacは8600/250。 OSもJ1-7.6.1の
人間ですから、、、まずパソコンの更新が先でしょう。 でもまだ十分使
えるので勿体ない感じ。 

ところで、最近スポーツクラブを退会しました。 と云うのも、このところ
ラテンダンスに凝ってしまい。 いまダブルスクール状態、週3回サルサ
やってます。 このままだとさらにもっと回数増えそうです(汗)。 
というわけで、物理的にスポーツクラブに行けなくなったし、毎月の経費も
勿体ないですからね。何にしろ凝り性(症?)なもので、、


サンジールの写真 投稿者:iida  投稿日:02月09日(日)23時08分23秒

もりさんからサンジールの写真をCD-ROMで高解像度なデータをいただきました。
ありがとうございました。
近日中に公開しようと思います。
今はベズレーのタンパンの写真を加工しています。今回は該当箇所を切り出してわかりやすくしようと思います。

エコの「バラの名前」の映画ではモワサックのタンパンが出ていましたが、該当箇所を読むとなにげにベズレーのようです。

アメリカはあいかわらず言いがかりがうまいですね。今回のイラクの件は状況証拠ながら国際世論はあっという間にアメリカに傾いているようですが。日本の軍事面への関与をどこまでにするのか、に興味がでてきます。


アベラールに従って「然りと否」 投稿者:Hiroshi  投稿日:02月09日(日)11時25分44秒

今朝(2003/2/9)の読売新聞の「地球を読む」アジア政治、国際関係が専門の
京大教授、白石先生の寄稿。 結論にはとても同感出来るし、90%の論調
において異とするところはないが、1つ大きなイスラーム社会に対する基本的
理解で意見が違う。 私が間違っているのかもしれないが、それならこれまで
私が読んだ本の多くの記載が間違いであったのか、私が誤解していたことに
なる。 どちらなのか是非知りたい。 

で、その問題点は、白石先生は現代社会を『国民国家システムと資本主義
システムを二つの秩序原理として成立している』とし、イスラーム主義なる
ものをそれに対する「革命的イデオロギー」として定義しているが、これは
私の理解と明らかに違う。

国ごとに温度差はあるものの基本的に現在のイスラム国家はイスラム主義の
母体から発生してきたもので、それが西欧の近代国家の要素を取り入れながら、
その国家形態を徐々に変えている言わば移行期にあるというのが私の理解。
 決して最初から「国民国家」システムや、いわんや「資本主義」の母体から
建国されたものではないはず。 原理主義に見られるような過激なイスラーム
主義はいわば、それに対する反動あるいは回帰主義ともいうべきもので、
元々イスラーム主義は母体にあるというのが私の理解。 白石先生は意図的
にか、無意識にか、それを巧みに論点を変えているように思われる。 

確かにこの地球上で異なった原理で動いている世界が対立するとの構図は絶望
的ではあるが、だからといって現実に目を背けるべきではない。 京大教授に
対し畏れ多いことではありますが。 反論したくなりました。

もっとも最初に述べたように90%では同意で、特に『これらイスラム主義
革命集団をおしなべて、中東に淵源をもつ国際的なテロの問題と捉えるのは
すぐれてアメリカ的な捉え方である』とするのは真に同感。


『アトス山』特集のお知らせ 投稿者:Hiroshi  投稿日:02月08日(土)10時59分54秒

今日NHK夜9時15分より『アトス山』の特集があります。 
特別な許可を貰わなければ普通の人は入山することも出来ないギリシャ正教
の聖地。 、、、私は一生機会ないでしょうね。 むかし、超豪華な図版で
見る機会がありましたが、映像ではまた別ですからね! ビザンチン美術に
興味のある方は必見ですね!


シトー修道会 投稿者:Hiroshi  投稿日:02月07日(金)17時47分49秒

『天使のような修道士たち』 ルドー・J・R・ミリス著、新評論出版 
2001年3月初版。 この本面白いですね! 著者前書きに
『本書は・・歴史学の初心者を読者として想定してある』p18 と書かれて
いましたが、内容はこれまでの常識を覆えすような記載もあり楽しんで読
んでます。 この中で著者は<中世の修道院は概して俗社会にとって重要
な存在ではなかった>という主張をしておられ、題名の『天使のような
修道士たち』というのもそのような意味あいから。 ただし、ここで研究
の対象となっているのは、ケルト系や地中海系の中世初期、並びに
ベネディクト派・シトー派などの「正統」な修道会であり、後期のドミニコ派
やフランチェスコ派など、托鉢修道会は対象外。

様々な箇所で注目すべき記載がありましたが、特に個人的に興味を持った
のはシトー会に対する評価の部分。 というのは、これまで一般的に云わ
れているのとは異なる解釈がなされていました。 わずか10ページばかし
の「土地開拓活動」の部分に5個も紙タグ(Post-it)を張り付けてしまい
ました /(^o^;;  、、、例えばこのようなところでしょうか?

シトー会士は 『生産性や効率を上げようとはしなかった』p100  とか、  

ロマネスク期の土地開拓運動は遅くとも11世紀には始まっていたが、シトー
会の拡大は12世紀の第2四半世紀以前には遡らないとし、この時期の大規模
な開墾事業にシトー会はあくまでも『ほかの数多くの参画者の一人としてで
ある』p104 とか、 これは、一般によく云われている「シトー会がロマ
ネスク期の土地開拓運動の中心的機能を果たした」という解釈とは意見を
異にするものですね。 さらに、

『シトー会と彼等の寄進者(貴族)の間には目的は異なってもお互い駆け
引き上、利害が一致した』p103  と述べ、例として、シトー会に寄進され
た土地の多くは荒野であり、かってのベネディクト派などに寄進された土地
より負担は小さかったなど。 また、修道院の人口は当時の社会全体のおよそ
1%であるとし、その多くは全人口の3〜4%を占めていた貴族階級の構成員
の1/3~1/4を修道院に吸収させることに働き、これは『先のばしされた
バースコントロール法』!p163 として、資産の分割を防ぐことで貴族の
没落を回避する手段を提供した。 とか。 また、少なくとも中世初期に
おいて下層階級からの修道士への参入はなかった、とも結論付けられています。

確かにそれぞれに説得力があり、特に意外性があるものではありませんが、
シトー修道院に思い入れがある人達からは嫌われる解釈でしょうね(汗) 
事実、著者自身前書きで『・・私(著者)の考えに(他の人々が)憤慨する
こともあった』p17 と述べられています。

また初耳だったのは、シトー会が導入した助修士なるものがこの時期、修道院
に対して反乱することもあったとのこと。 因みに1168年〜1200年にかけ
ては、そのような反乱は20回。 その後の100年にも30回あったとのこと。 
p106

私のような素人にはこれまでの通説と彼の解釈のどちらが正しいものなのか、
判断出来ませんが、これまでの通説というのも、この程度の不確かさを持って
いるものだということを知るだけでも価値があるかもしれません。 我々の
分野だってそうですから別に不思議ではないのですが、、、


ACS Paragon System 投稿者:Hiroshi  投稿日:02月06日(木)14時35分24秒

結局Nはrejectでした(涙) 諦めずにSに投稿ですね(断言)

これに関連して、先ほどこのところ常連のBの出版元であるAmerican 
Chemical Societyから論文投稿に便利なParagon System ↓への登録の
お誘いメールが入ってました。 これからは雑誌社も論文の投稿をただ待っ
ていては生き残れないということでしょうか、どちら様も大変ですね(汗)。 

で、問題は、URLがメール中に記載されてなくて、本文中のブルー文字
をクリックすれば接続出来るように成っているのですが、私のメーラーは
対応していないので接続出来ません。これまでも時々そのような経験して
ますけど、何方か解決法ご存じありません? 

Paragon Systemに関しては直接HPにアクセスして調べましたので問題は
解決しましたけど、、、

http://pubs.acs.org/paragon/


やや脱線ぎみ(汗) 投稿者:Hiroshi  投稿日:02月05日(水)07時53分59秒

以前私は、最近の日本の北朝鮮に対する世論の強硬化はとても心配だと述べ
ました。 それはこの強硬路線が「半島有事」を覚悟した上でのものでなけ
ればならないし、それには我々がアメリカと共に戦う覚悟と準備が不可欠
だからです。 しかしこの頃の流れをみていると、「覚悟」のない状態で
段々「準備」だけが進んでいるような印象を感じます。 思い過ごしでしょうか?

今朝のニュースでアーミテージ氏が公聴会で「イラク情勢に乗じて北朝鮮が
日本・韓国に軍事攻勢をかけてくる可能性があるので、太平洋艦隊の増強が
必要だ」と述べたとのこと、彼は果たして何処に向かって述べたかのか疑問
に思います。

つい先日、20代前半の、これまで政治には全然関心ないような、つい先ごろ
までは空想的な世界平和を喋っていたような女性が突然豹変し、北に対する
驚く程強硬な意見が口から出るのをみて唖然としました。 それで私が現在
のアメリカの危険性について述べると、まさに私が今まで嫌っていたような、
「何でも反米の文化人」を見るような目つきをされました。 
何とも複雑な心境。 政治にこれまで関心のなかった世代や階層はマスコミ
の世論操作に対する免疫力がないのでしょう、怖いことです。


『聖人を辱める儀式』との関係は? 投稿者:Hiroshi  投稿日:02月05日(水)07時41分20秒

『異教的中世』最後の7章「純潔、セックス、罪」は非常に興味深いもの
がありました。 以前より阿部謹也先生の本とかを通じて、『しょく罪規定書』
というものに注目していました。 1215年の第4回ラテラノ公会議で
「告解」の義務化というのがなされるわけですが、これが私、個人的には
キリスト教の内面化の1つの大きなターニングポイントではないかと考えて
いましたから、、、  どうなんでしょう? そう云えば、あの映画『ジャン
ヌ・ダルク』でも主人公が幼い頃、司祭を追いかけ廻しては、いつも「confession
を!」と叫ぶのが印象的でしたね。

で、内容ですが、終章で編者のルドー・ミリス氏が書かれていたことが以前
この掲示板に書き込んだことのある『聖人を辱める儀式』と関係あるのでは
ないかと思いました。↓URL  2000/6/8書き込み 
http://www.greengrape.net/bbs/rbbs_2000_0620.html


『・・・一神教とは、すなわち全能の神を前提とする宗教である・・・しかし、
この神に圧力をかけることはできないのである。すなわち、地上における
森羅万象を神の意思に沿って黙従する以外に人間には方法がない・・・』p318 

『・・正式な宗教では神への威圧効果を持つとされる儀式はもはや認められ
ていないということである。しかし、確かにカトリック教会は、神に対して
威圧するという要素は認めてないものの、そのような慣習を積極的に禁止する
こともしてないのである。そのため、異教的慣習としての「威圧」と守護聖人
に見る「表象」との間は完全に曖昧になってしまったのである・・』p322

ここにキリスト教の教義と俗世に生きる民衆の現実とのギャップを埋めるもの
として異教的信仰が受けもち、そのカトリックへの1つの受容形態として
あの『聖人を辱める儀式』があるのではないかと思った次第。 この理解で
間違ってないのかどうか、全然自信がありませんが是非ともここらへんは
専門家の方のご意見を聞きたいところ。

当時(2000/6/8)の書き込みでも、
『この儀式が11〜12世紀において共同体に密接な関係をもつ守護聖人を
仲介として超自然的なものとの直接交流を劇的に行ったもので、同様な儀式
は象徴体系を異にしながらも農民によっても行われた』
というのはまさにぴったりて感じ。 あ! そういえばこれもパトリック・
ギアリの「死者と生きる中世」からの要約でした。

http://www.greengrape.net/bbs/rbbs_2000_0620.html


スペースシャトル事故 投稿者:Hiroshi  投稿日:02月02日(日)12時01分38秒

今朝の朝刊に大見出しで事故の記事が出てました。7名の乗員の方のご冥福
をお祈りします。  コロンビアの事故以来でしょうか? あれはたまたま
アメリカでその瞬間をリアルタイムで観ていましたのでショックは大変大き
かったです。 

9-11のNYのテロといい、沿岸戦争。神戸の震災や地下鉄サリン事件。 
今や世界の惨劇が突然我々の日常に飛び込んでくる、そのような世界に
なったわけですね。 そんな中で毎日アフリカの内陸では毎日大勢の子供
や老人が誰からも知られることもなく飢餓や疫病で倒れ、イスラエルでは
日常化したテロで死者が出、パレスチナではイスラエルの侵攻で射殺される。
そんなことに、我々もマスコミも馴れてつい無視してしまう。 そのような
情報や意識の片寄りというものも感じます。 

<新評論社>
最近気がついたことですが、下記の『異教的中世』を出した出版社は他にも
歴史関係の面白い書籍を出していますね。あの『アンリ四世』もそうでした。
暫くこの出版社から目が離せません。次ぎは『天使のような修道士たち』か
『中世の妖怪、悪魔、奇蹟』にほぼ決定。共に図書館にあることを確認済。


異教的中世 投稿者:Hiroshi  投稿日:02月01日(土)13時20分08秒

ルドー・J・R・ミリス編、新評論、2002年初版。 まえがきに

『六人の学者がそれぞれの専門分野から「異教的側面」に焦点を当てて書き
下ろした・・・「それぞれのトピックは最新の研究であること」と「すべて
直接一次史料だけに基づいてなされた研究であること」という共通の基準に
則して書かれたもの・・・』pv 

とのことだったので、大変楽しみに読んでみたのですが、半分程読んだ段階
ではそれほど目新らしいことはなし(冷汗) 、、、とはいえそれなりに
勉強になった点を挙げれば、

1)ゲルマン人が打ち寄せてくるキリスト教の波を食い止めようとして彼等
の宗教を修正して競争力をつけようとした動きがあったとの事実。p71 
あるいは、

2)発掘調査を基に、2〜3世紀頃の異教の神殿の方向と、はるか時代が
下って、その遺構の上に建てられた8〜9世紀頃の聖マルティヌス礼拝堂
の内陣の方向が、同じ北西で通常の東向きとは違っていたこと。 このこと
から著者のアラン・ディールキンス氏は異教時代からの記憶が500年
以上も生き残っていたことを解説されていました。 実際の発掘図が示さ
れると成るほどと思ってしまいますね。p98 それから、

3)クリュニーの尊者ペトルスが『奇跡について』という本を出したこと
は以前此処でも話題にしましたが、URL↓ 1999/9/21 書き込み。
http://www.greengrape.net/bbs/rbbs_1999_0925.html 
彼がこれら民間信仰から非キリスト教的な幽霊物語りを取り入れてまでも
民衆を教化しようとしたのは、当時ブリュイのペトルス(同じ名前です)
率いる異端宗派;ペトロ・ブリュイス派なるものが「死者の為の祈りや
幼児洗礼を否定した」ことに対する対抗の意味があったという点は新たな
知識となりました。p159
 
あと半分残っていますが、色々このところ忙しくなかなか先に進みません(涙) 
でもそれなりに面白いです。

http://www.greengrape.net/bbs/rbbs_1999_0925.html


再任条件 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月28日(火)16時05分27秒

ある大学で任期制(教授10年、それ以外5年)が導入されそうです。 その再任条件は、
(1)First nameあるいはCorresponding authorで、国際誌に原著論文が年平均1編以上
(2)世界最高水準の雑誌に掲載論文が5年間に1編以上
   (1) (2)の何れかの条件を満たすこと。

時代は横並び評価、選別、そしてサバイバルの時代に入りました。 
もし『フェアーに導入される』のであれば望むところ!


まじっすか 投稿者:iida  投稿日:01月27日(月)23時53分58秒

先日紹介頂いたサイト。
すごい膨大ですね。
こういうの見るとこのサイトの方向性を決め直さないと、という
気がします(滝汗)。

http://rubens.anu.edu.au/htdocs/bycountry/france/index34.html


エジプト逃避 投稿者:iida  投稿日:01月27日(月)23時37分47秒

エジプト逃避について画像をあつめて簡単にコメントしました。
それぞれ特徴ある彫刻でいろいろの観点から見比べてみると
あきないですねえ。

http://www.greengrape.net/kazuhiro/romanesque/misc/egypt.html


サーバーのトラブル? ソーリュー 投稿者:もり  投稿日:01月26日(日)19時50分01秒

「世界の車窓から」の内容は、やはり地域によって違うようですね。(私は広島)
因みに今日はヴェズレーです。

>ところで、もり様は美術関係のお仕事? 

いえいえ、労務関係です。大部分の皆さんからは嫌われる立場。
役所と経営者と労働者の方の顔色を 中間で
いつもキョロキョロうかがっています(苦笑)。

美術は好きで趣味で自分でも描きますが、
美術や建築の専門教育は受けていません。

昨日紹介したサイト(下記url)
http://rubens.anu.edu.au/htdocs/bycountry/france/index34.html
は、私も昨日紹介した後、アクセス出来ませんでしたが、
先程試してみたらつながりました。
書き込んだタイミングが たまたま悪かったようで、すみません。

ソーリューの柱頭では「ユダの首つり」等が強く印象に残っています。
悲壮な感じで。

「エジプト逃避」など同主題の比較というのも興味深いですよね。
機会があれば、ぜひ。


投稿者:ソーリュー 投稿者:iida  投稿日:01月26日(日)14時44分09秒

という一つ下の投稿は私です。失礼しました。


エジプト逃避 投稿者:ソーリュー  投稿日:01月26日(日)13時34分17秒

は私がいったときは、三脚をたてて撮影する余裕なくて、暗かったのが残念です。
ソーリューのエジプト逃避は、オータンのそれとよく比較されますよね。
http://www.greengrape.net/kazuhiro/romanesque/laz/sculpture/index2.html

ソーリュもそのうちHTMLにしようとは、、、思ってます。
紹介いただいたサイトは私の家からアクセスができていません。

エジプト逃避はモワサックもあり、ロマネスク内の同主題異作品を比較ってのを
やりたいのですが、、、、、

http://www.greengrape.net/kazuhiro/romanesque/saulieu/images_L/DSC00017.jpg


Australian National University 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月26日(日)12時41分18秒

ブックマークに登録しました。 情報有難うございます。 まだ少しだけ
試しただけですが、Total 34392 imagesて凄いですね! その方面の人には
大変なData baseでしょうね。 ホストサーバーをみたら、Australian National 
Universityで、 Art & Architecture mainly from the Mediterranean Basin and Japan
と記載されているので取り敢えず日本の分も覗いてみました。 まだサイト
は少ないですが、これから着々と大きくなっていくのでしょうね。 此処に
行けば各国のに飛べそうです。↓   
http://rubens.anu.edu.au/htdocs/bycountry/

さらに今月中にトルコ関係も加わるようで素晴しい! 最近トルコ史と云うか、
アナトリア史に興味がありますから楽しみです。  丁度いま、フス革命の
同時期のワラキア公国というか、トランシルヴァニア、ドラキュラの世界に
入ってます。 学術書ではないのですが、伝説とかとは違い実際のドラキュラ
の主人公の歴史。 東欧史もビザンチン史も全然知らないので取り敢えずは
読みやすい物語り風のものからかと。

そうそう『世界の車窓から』はこちらではトルコでした。 地方で放映スケジ
ュールが違うのでしょうか? ところで、もり様は美術関係のお仕事? まだ
聞いていなかったような。 別に答えられなくても結構ですけど、、、 /(^o^;;

話しは変わりますが、先日ポータブルCDプレーアーとヘッドホン購入しました。
MD?とも思いましたが まだラテン系は今のところCDベースでしか販売さ
れてないので。 昨日は休日でもあるので、実験しながらステップの練習して
ました(汗) 今年は中級昇級と、大会参加が目標です。 /(^o^;;

、、、さらに脱線して。 昨日の新聞で、24日の予算委員会で石破防衛庁長官
が『東京を火の海にしてやるという表明があり、その実現の為に(ミサイル)燃料
を注入しはじめたら意図も明白。それは着手というのではないか』と述べたとか。 
これは日本への武力攻撃の着手とみて、相手基地を攻撃することが可能との見解を
示すものだとの解説記事が載ってました。 既に北朝鮮は何度か『東京を火の海に
してやる』て大口たたいていましたよね。 最初の条件はパスしたかと、、、
これをポスト・イラクへの対応とみるのは穿ち過ぎでしょうか? 拉致事件後、
日本の世論の強硬化が私は気掛かりです。 政治的な話は此処でやってます↓
http://ko-na.com/non_bbs/non_hyouji.cgi?kee=afodens

http://rubens.anu.edu.au/htdocs/bycountry/


ソーリュー 画像 投稿者:もり  投稿日:01月25日(土)18時23分21秒

ソーリューのサンタンドーシュなどの画像を
多数納めたサイトがあります。(下記urlから教会名を選択)
既にご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、
興味のある方はどうぞ。

http://rubens.anu.edu.au/htdocs/bycountry/france/index34.html


>白馬にまたがったキリスト 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月25日(土)11時44分09秒

きっと、「荘厳のキリスト像」でしょうね! 

>本当に何の囲いもロープなどの仕切りもなく、間近に見られますね。

私も同じような経験がありますが、あれはフランスが今でも生きたカトリックのお国柄であるからだと思いますね。


オーセール、オータンとソーリュー 投稿者:もり  投稿日:01月25日(土)01時34分03秒

手持ちのガイドブック『タビト・フランス』(絶版)に
オーセールのサン・テティエンヌ大聖堂はゴシック様式だが、
「ロマネスク様式の地下室に、白馬にまたがったキリストが描かれたものを含め、
11-13世紀に描かれたフレスコ画がある」とありましたが、
そういう図像は珍しいのかな、と思いました。(行ったことはありません)

オータンのサンラザールの柱頭室へは入れました。
本当に何の囲いもロープなどの仕切りもなく、間近に見られますね。
身廊の柱頭は高い位置にあるし、暗くてほどんど見えませんでした。

サンラザールの柱頭は構図・構成が素晴らしいなと思いました。
あと、人体表現などに やはり独特のボリューム感があるなぁ、と。
写真に撮ると妙に平面的に写ってしまって がっかりしましたが。
角度とかに気を遣ったつもりだったのですが、腕がないもので。

「芸術新潮2002年8月号」で紹介されたのも一因か、
柱頭彫刻を型押ししたカードのうち、「マギへのお告げ」のだけが在庫薄でした。
2枚あったのですが、いずれも汚れた手で触った跡がありました。
他の彫刻のは きれいな状態のが数枚ずつそろっていました。

ソーリューのサンタンドーシュの柱頭も
オータンのサンラザールのそれに似ていますが、
ソーリューの方のが、ボリューム感的に隆々としているように思いました。
場面の雰囲気も、より厳粛、劇的な感じを受けました。

「世界の車窓から」はまだオータンに着いていませんが、
明日は”雨の車窓”が紹介されるそうです。
先日さんざん見たので 個人的にはがっかり(笑)。


トークイベントの告知 投稿者:内山幸子  投稿日:01月25日(土)01時06分40秒

突然の書き込みで失礼します。
大阪で行われるトークイベントのお誘いです。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
IMI FESTIVAL2003 「未来せんきょ」プレイベント
インターメディウム研究所・IMI大学院スクール 公開講座

「今福龍太×伊藤俊治 −島を渡る−」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

日時 : 2003年2月9日(日) open 12:30、start 13:00 
場所 : インターメディウム研究所(大阪)  06-6816-4563  http://www.iminet.ac.jp/
料金 : 無料 

文化人類学者であり批評家の今福龍太氏と美術史家の伊藤俊治氏。
ともに世界各地を移動しながら思考を続ける彼らが、
世界を旅するための新たなイメージである「群島 -archipelago-」について語ります。
民族学、アート、批評、文学、すべての境界を越えて響きあう様々なイメージは
私たちを漂流する思索の島々へ導いてくれることでしょう。

また、今回上映される今福龍太氏と港千尋氏の映像作品は、大阪初上映になります。

イベント詳細はこちら→ http://www.iminet.ac.jp/

■内容■

・今福龍太レクチャー
   「島を渡る」〜東アジアから日本群島、ブラジルまで〜
・今福龍太×伊藤俊治 トークセッション
・映像作品上映
   「0 Espirito do Nosso Tempo(われわれの時代の精神)」 今福龍太
   「デジタルスペクタル・フォトドキュマン 『変身の山』」  港千尋

■ご予約方法■
・http://www.iminet.ac.jp/ 内の入力フォームに必要事項をご記入の上、送信してください。

■
なお、サイトの主旨にそぐわない場合は、削除していただきたいと思います。
みなさまのご参加をお待ちしております。

■
このイベントは2003/03/01から2003/03/23まで行われるアートフェスティバル、
「未来せんきょ」〜 vote the future×occupy the future〜
の一環として行われます。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
インターメディウム研究所・IMI大学院スクール
セオリーディレクション講座 
企画者代表 すなはらみつとし
archipelago2003@yahoo.co.jp
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



オーセール 投稿者:iida  投稿日:01月24日(金)18時13分25秒

オーセールですかいったのですが写真ほとんどアップしてません。
川から眺めるオーセールの大聖堂って絵になるんですよね。

サンラザールの向かいのカフェに入ってみたかったのですが時間切れで写真をとったら
さっさとでなくてはいけませんした。
サンラザールの柱頭室は見られました?
サンラザールは柱頭が高い位置にあるのでまじかにみられるのはありがたかったです。


今日の「世界の車窓から」はオータン 投稿者:もり  投稿日:01月24日(金)02時18分33秒

地域によって内容が違うのかも知れませんが、
テレビ朝日系列「世界の車窓から」では
今日(24日)から
ブルゴーニュのオーセールからオータンへ向かうようです。
サンラザールも少しは紹介されるかも。

先日行った時、サンラザールは修復中で、
タンパンには覆いが掛かっていませんでしたが、外壁はぐるりと
板やスレートに囲まれていました。

風雨が本当にすごくて、沿道のクリスマスツリーが倒れていたり、
そのスレートやバケツ等が空を舞っていて、
私も一度頭に当たりそうになり、ひやっとしました。

周辺の景色も含め、普段はどういう風なのか(←苦笑)楽しみです。


ですよね。 投稿者:iida  投稿日:01月23日(木)10時43分10秒

ですから、論文かきながら実験したり、空白をあけておいて
実験してうめるということをやりますよね。
もちろん、後半は最初の目論みよりもより新規な発見を
もりこめないと面白くないわけですが。

しかし実験の場合はそれでいいとして、
文科系だったらそういう論文作法ってどうしたものなんでしょうか。
歴史だったら新たな写本とか新たな建造物発掘がいいネタでしょうけど、
なかなかそんなのにありつけないでしょうし。


言葉と認識 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月23日(木)08時47分18秒

珍しく恩師から電話。 『そろそろ今の仕事を論文に纏めてみては?』との意見。 
ようやく目処が見えた段階ですが、そう云われるのもよく判る。 とにかく文字の形にしてみるとロジック
の弱い部分とかがよく判るもの。 不完全な段階だからこそ論文にしてみる価値があるというもの。
 
イスラーム学者の井筒俊彦先生が『言葉の機能の1つは認識である』と何処かで書かれていました。 
文字にしてみて、始めてしっかりロジックを構築出来ることは何度も経験済み。


改行を忘れました m(_ _ m 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月22日(水)08時33分05秒

<情報の修飾が多様性を可能にする?>

昨日実験しながら免疫関係の最新の論文を終日まとめて何報か読んでました。 予備知識が十分でない
ので結構読みこなすのは大変でしたが、非常〜〜〜に面白い!! この2年ばかりの間に重要な論文が
怒涛のように出てました(殆どがNature発表でしたね)。 
この一連の研究も、とても地道〜〜なアプローチから、とても意外な発見という、理想的な経過を辿った
ものでした。 

何故、外界からの侵入物に対し、それにぴったり鍵穴が合うように対応する抗体が生体内で出来てくるのか?
 この謎が解明されるのも、あともう少して感じ。 遺伝子の情報が個体内で様々に変更・修飾される
メカニズムは私の目下の興味の対象とも何処かで繋がっているはずだ、との予感があります。

、、、遺伝情報に限らず、全ての情報は相互作用によって情報の変更や修飾を受け、始めて多様で豊かな
機能を持つものになるということではないでしょうか? ロマネスク情報網も閉鎖空間にせず、そのような
世界でありたいものですね!


情報の修飾が多様性を可能にする? 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月22日(水)08時30分39秒

昨日実験しながら免疫関係の最新の論文を終日まとめて何報か読んでました。 予備知識が十分でないので結構読みこなすのは大変でしたが、非常〜〜〜に面白い!! この2年ばかりの間に重要な論文が怒涛のように出てました(殆どがNature発表でしたね)。 この一連の研究も、とても地道〜〜なアプローチから、とても意外な発見という、理想的な経過を辿ったものでした。 

何故、外界からの侵入物に対し、それにぴったり鍵穴が合うように対応する抗体が生体内で出来てくるのか? この謎が解明されるのも、あともう少して感じ。 遺伝子の情報が個体内で様々に変更・修飾されるメカニズムは私の目下の興味の対象とも何処かで繋がっているはずだ、との予感があります。

、、、遺伝情報に限らず、全ての情報は相互作用によって情報の変更や修飾を受け、始めて多様で豊かな機能を持つものになるということではないでしょうか? ロマネスク情報網も閉鎖空間にせず、そのような世界でありたいものですね!


評価の土俵 投稿者:iida  投稿日:01月21日(火)18時38分45秒

評価の土俵がきまったらそこで勝てるように準備する必要がありますよね。
今のご時世かたなきゃ面白くありません。
サイテーション・インデックスだったらば、相互リンクを申し込みまくるとか
がいいかもしれません(汗)。

評価の土俵はともかく、ロマネスク教会について体系的に記述したくてあるネタで
記述して部分的にはどこのサーバーよりもデータが多いと思います。
私のこのサイトへの願い(目的)は、
1.ロマネスクに関心ある人々との連絡
2.ロマネスクに関する情報収集
3.ロマネスクに興味を持ちはじめた方の育成
を目的としています。1、2はここでみなさん情報交換しておられるので
いいとして、3はまだまだですかね。
3は亡き友を思い出すとなおさらです。
このページ見てレポート書いている人もいるようですが、
まさかコピーアンドペーストで丸写ししてないでしょうね(汗)。
以前光合成の物理の先生と話してたら、私の光合成サイトをコピーした
学生がいたらしくて、笑われてしまいました。

N,Sは私も欲しいです。がしばらくそういうネタは。。。。


外部評価 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月21日(火)07時56分56秒

つい先日も過去5年間の主要論文とそのインパクトファクター及びサイテイション・インデックスを提出
するようにとお達しが来ました。 この場合のサイテイション・インデックスに当たるわけですね? 
その時、ある教授いわく「こうやって一覧表に出されると、NやSがないと苦しいな〜」て。

「外部評価」もそれで人生が左右される場合はホント怖い(冷汗)


外部評価ねえ? 投稿者:Charlie  投稿日:01月21日(火)03時58分06秒

まあ100点満点の40点(20点)と考えると心外でしょうが、
100人のウエッブ・サーファーの内の40人(20人)にとって有用と評価されたと思えば、
それでもなお多すぎるとも言えるのではないでしょうか。
ロマネスクに興味を持っている者が100人に10人もいたら異常ですよ。
一部の人間だけの閉鎖的集団を形成する気などはもちろんありませんが。


exciteでの評価 投稿者:iida  投稿日:01月20日(月)23時36分33秒

以下のURLでの評価は1点です。激怒。
今に見ていろ、という感じですね。はあぁ。

http://www.excite.co.jp/entertainment/literature_art/art/art_history/the_west_art_history_in_ancient_times_the_middle_ages/


外部評価 投稿者:iida  投稿日:01月20日(月)17時11分13秒

といってもこのwebのこと。
下記URLのbiglobeによるこのサイトの評価は5点満点で重要度2点です。
思わず逆ギレしています。リンク切ってもらうかしらん。

と思ったのですが以下の方法
http://search.biglobe.ne.jp/help003.html
で自動的にきまっているようです。これなら仕方ないか。
まるで論文のインパクトファクターでなくて引用件数で評価されるシステム
のweb版ですね。評価されるって恐ろしいことです。
だってこのページって趣味っすよ。しかも個人的な思い入れまであって。
それが2点って評価されるのは、やっぱりなんか疲れます。

http://dir.biglobe.ne.jp/dir/182180/182463/179626/180332/181078/


ライトアップです 投稿者:iida  投稿日:01月19日(日)21時24分50秒

失礼しました。ご指摘のとおり。あとは自然光でとっていたように思います。正面からの写真はこっそりフラッシュたいたような気もするのですが覚えていません。

人物像はわかりません。パンフレットには記載されていませんでした。またどこかでわかればお知らせします、というかどなたかご存じ?


自然光?&死者? 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月19日(日)11時08分59秒

モン・サン・ミッシェルのクリプトの写真で、窓からの光で撮影されているものがありますが、
余りにも光が硬く自然光とは思えません。 照明でもしてあったのでしょうか? これとかですね ↓ 
http://www.greengrape.net/kazuhiro/romanesque/montstmichel/images_l/DSC00145.JPG

またこれなどは、↓ 私は百合の文様よりも隣の三人の人物像の方に目がいきます。一番右の人物は
それとも死者なのか? なんてね。 死者かな?と思ったのは彼だけ服をきていないように思ったから
  、、、どうも我ながら妙な所ばかり気になりますね(汗)

http://www.greengrape.net/kazuhiro/romanesque/montstmichel/images_l/DSC00090.JPG


過激に走り出す(汗) 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月18日(土)15時47分09秒

「地中海世界と宗教」慶應通信社、1989年 この本は十人を越える同大学関係者による論文集で、
古代から現代、キリスト教世界からイスラム世界を含む地中海世界すべてを網羅しようという意図の
もとに企画されたもののようです。 この本を借りたのは、その中に「異端」関係の論文が収められて
いたからですが、それぞれ20ページ程度の比較的短い論文集となっています。 

目的の論文は、残念ながら期待外れ、正直云って欧米の研究の紹介でしかないですね(断定)。
副題に「学説の整理を中心として」とあるのでこれは当然かもしれませんが、何時までも「横のもの
を縦にすれば論文になる」ようでは駄目。 素人だって何時までもそれで満足しない。 それに続く
「ムスリムから見たヨーロッパ人キリスト教徒」と「アベラール『Dialogus』の1考察」はそれなり
に面白かったのですが、如何せん短すぎる、本格的論文を期待する、というところでしょうか?  

最近こんな辛辣な言葉がポンポンでるのは私自身、彼等と横並びで評価されているからでしょう。 
「あの論文と私の論文が同じスコア1で計算され比較されるのは堪らん」て気持が何処かあり
そうです(冷汗)。 段々過激になるようで怖いですが、これも最近の大学改革が私を含むその
構成員にそれなりの痛みを伴うものであるからでしょう。 

大学改革の波は足元どころか、胸まで浸かってます。はい。


シックス・センス 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月18日(土)11時23分19秒

昨夜、テレビで始めて観ました。 劇場公開時に話題になりましたので大抵の方は内容ご存じでしょうが、
私は始めて観ました。 念の為に簡単に紹介すれば、死んだ人間を見ることが出来る特殊な能力を持った
少年と、それを治療しようとする精神科医のお話しです。 最後で思いがけないドンデン返しもあり、
結構エンターテイメントとしては楽しめました。 ホーラーどころか、私にとっては最後、結構幸せな
気分になれる映画でした。

で、此処に書き込みたいと思ったのは、この話しを見て思い出したのが、以前ここでも話題にしましたが、
12世紀のクリュニィー修道院長であるペトルスが『奇跡について』の中で幽霊がたくさん出てきてますが
それとの関連です。1999/9/21 書き込み分、『>Spooky♂=幽霊様』
http://www.greengrape.net/bbs/rbbs_1999_0925.html  

そこで死者というものを通して、強力なメッセージを生者に伝えるのですが、それと共通なものを感じ
ました。 勿論これは説話集ですから、内容は庶民のキリスト教化のため、ありていに云えば教会に寄進
を進める目的があるのですが、それとは別に、古代より、ヨーロッパ社会において伝統的な、死者との
関わりあい。 ま、サガの世界ですね。 それがキリスト教世界になってもしぶとく生き残っていたと
考えることも出来そうです。 カソリック教会はそれを排除するのではなく、寧ろそれを積極的に取り
入れることによって教化並びに教会の経済的基盤をも固めたとも云えるのではないでしょうか。

昨夜あの映画を観ながら、これもまたそのようなヨーロッパ人の基層精神文化の上にたったものとみなす
ことも出来るかな? と思ったしだいです。 いま、たまたまアベラールについての本を読んでいて、
彼とペトルスとの友情といったこともあり、意識が幾重にも交差したところ。

http://www.greengrape.net/bbs/rbbs_1999_0925.html


南ドイツのロマネスク 投稿者:oimo  投稿日:01月17日(金)07時49分08秒

Charlieさん、ホームページの更新、楽しみにしております。

さて、南ドイツのロマネスクですが、Kさんと話がついたかと
思います。自分の買ってきた本が役にたちそうです。どうも、
ご紹介ありがとうございました。

ではでは


Charlie樣 お久しぶりです! 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月14日(火)21時45分42秒

ここのところ、「異端」にすっかり凝ってしまい、今また『11世紀前半の西欧異端の背景』という
のを読んでいるのですが、それについてはまたいずれと云うことで、今回はその論文が収められている
「地中海世界と宗教」慶應通信社、1989年 という本の冒頭に書かれていた文章を読んで「成る程!
そういう見方もあるか」と膝を打ってしましました。 それは、「地中海世界と文明移転の諸問題」
という論文の中で、著者の三木亘氏が、地中海を舞台に文明が舞渦巻き状に移動しながら進展したと
巨視的な捉え方を展開する中で、カロリング・ルネッサンスに関しては、一刀両断。

『政治的支配こそ及ばなかったが、アラブ・イスラム教徒主導下の一神教諸派複合文明ともいうべき
当時の「西洋」の普遍文化の、むしろ周縁の1要素にしか過ぎなかった』
・・・・とし、さらに追い討ちをかけるように、

『旧ローマのいわば残滓である僧侶を媒介として「蛮族」の指導者たちが、光り輝く東方の文明中心
からもたらされた舶来宗教であるキリスト教に、自分の身の丈をあわせることに熱中しはじめている、
その程度の存在にしかすぎなかった』p13 

これを聞いたら、きっと不機嫌になる西欧の歴史家もかなりいるのではないでしょうか(笑)
EUの最初の会議はアーヘンで開かれましたよね、あれなどヨーロッパ人にとってはカール大帝縁り
の地。 それを意識したならばそこ、だと聞いていましたかから。 

ところでこの本の中に11〜13世紀の地中海における主要交易港間の航海日数を記録したカイロ・
ゲニザ文書が史料として載せてありました。p107 これによればチュニジアからエジプトのアレク
サンドリアまでが13〜30日に対し逆航路が40日で、東から西への航路がはるかに早かったことが
判ります。 その他、いろいろ示唆に富む記載が満載。 これを読みながら昔、1册も完読しないうち
に挫折した、F・ブローデルの「地中海」をもう一度トライしようかとただ今思案中。


?南ドイツのロマネスク教会? 投稿者:Charlie  投稿日:01月14日(火)10時27分51秒

たいへんお久しぶりです。あけましてオメデトウございます。
予告までしたホームページのリニューアル、多忙で進んでいません。

ところで K さんという方からメールをいただき、

「南ドイツには小さいけれども美しいロマネスク教会がいくつかあり、
 中には見事なフレスコ壁画が見られると聞きました。例えばどこでしょうか?」

とお尋ねになられたのですが、Oimo さんなど御存知でしたらお教え下さい。
この BBS のことは K さんにお知らせしておきましたので、
書き込まれなくとも直接お読みになると思います。


?南ドイツのロマネスク教会? 投稿者:Charlie  投稿日:01月14日(火)10時27分38秒

たいへんお久しぶりです。あけましてオメデトウございます。
予告までしたホームページのリニューアル、多忙で進んでいません。

ところで K さんという方からメールをいただき、

「南ドイツには小さいけれども美しいロマネスク教会がいくつかあり、
 中には見事なフレスコ壁画が見られると聞きました。例えばどこでしょうか?」

とお尋ねになられたのですが、Oimo さんなど御存知でしたらお教え下さい。
この BBS のことは K さんにお知らせしておきましたので、
書き込まれなくとも直接お読みになると思います。


「信仰」や「歴史観」の内面化 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月13日(月)10時20分32秒

私は実は大学では歴史は取らなかったので、私の知識は高校レベルです。 /(^o^;; 
大学で学べばまた違った印象になったでしょうね。 西ゴート史を専門とするある先生の話しでは、
現在大学で西洋史というカタゴリーには、東欧史から、イスラム史まで含み、担当の先生は大変との
ことでした。これは素人が考えても無理ですよね? それに最近は、ビジネスや実用性に欠ける分野
は段々軽視される傾向にあるのではと心配します。 我々のような基礎と応用にまたがるような分野
でも最近とみにそれを感じる程ですから・・・

それから、oimoさんの意見はまさに「実在論と唯名論の論争」に似たものを感じました /(^o^;; つまり、

『たとえ異端の司教から洗礼を受けても、それが形式に則ってなされていれば、洗礼そのものは有効』

だとする、アウグスティヌス以来の神学と、その人の司教の人格と秘蹟の同一性を問題とする点ですね。 URL ↓ 『データーベース「秘蹟論」より』7/27書き込み分。 「信仰」や「歴史観」がそれに関
わる個人の中に<内面化>する傾向が生まれた時、避けて通れない問題かと思います。

査読依頼は『下請け』で何度かあります。私も苦労して英語で書きましたが、最終的にどういう形に
なったかは知りません。 でも、それとは別に、投稿前の論文を送られることもあります。 
たまたま数日前もあり、自分の研究対象に関わる部分でかなり厳しい批判を書いたら、是非共同研究に
したいとの返事が来ました。 もちろん喜んで了解しました。 これって規則違反? (笑)

http://www.greengrape.net/bbs/rbbs_2001_0908.html


西洋史中心? 投稿者:oimo  投稿日:01月13日(月)09時20分47秒

確かに昔は拝殴米主義的傾向があったので、欧米中心史観の
歴史教育でしたが、東洋史とかイスラム史とか、見ようと思えば
いろいろ見れていましたよ。ワタクシの場合、大学の教養では
西洋史も選択しましたが、東洋史も選択していました。でも、あの
東洋史の教官は、なにやら有名になって最近知識人ぶって色々な
論説にどこにでも顔をだすのですが、そいつの講義で、彼の人格を
知っているだけに、日本の言論の底の浅さを感じます。

しかし、NとかSを目指されるHiroshiさんは、論文の査読依頼も
多いのでしょうね。ワタクシは最近とあるワークショップの査読
依頼がきて結構しんどい思いをして初めて英語の査読を書きました。
これで正月休みが半分ぶっとんだんですが、4月のニース行き関係
で頼まれたので断れなかったのです。しかし、ニースに、ロマネスク
って、あるんでしょうかね???


プラハの異端者たち 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月12日(日)11時44分04秒

先日から「異端もの」に凝っていて、今回は『プラハの異端者たち』現代書館、薩摩秀登著、
1998年。 副題は;中世チェコのフス派にみる宗教改革。 去年頃から中世末期のフス派の
運動というのは興味を持っていてのですが、東欧の歴史に疎く基礎知識がないからなかなか
進まない。しかし中ほどまで読んだ段階で、一度頭を整理する上でも書き込もうと思いました(汗)。 

フス派については、高校の歴史では1世紀後のルターやカルビンに繋がる「宗教改革」だと
習った記憶があるし、その後民族運動として捉える見方をしばしば見ました。 人によっては、
さらに踏み込んで、社会主義革命と捉える向きもあったようです(これは眉唾だと最初から
疑っていましたが)。 去年には、これがグレゴリウス改革の波及先、『実在論と唯名論の論争』
という神学的捉え方も出来ることを学びました。 それらへんのことを一度ちゃんと調べてみたい
とも思っていましたのでいい機会ですね。URL ↓ 2001/11/23 書き込み分
http://www.greengrape.net/bbs/rbbs_2001_1208.html

半分まで読んだ感じでは、それぞれがそれなりに当たっているようでした(除く、社会主義革命)。 
特に『二種聖餐』の問題、つまり「俗人の聖体拝領はパンだけで十分であり葡萄酒は不要」との
公式教義に対する異議申し立てが、最初から最後まで運動の中心議題であったことは(フス派=
聖杯派)やはり「実在論と唯名論の論争」という問題から離れられないと感じました。 しかし
このことは『秘蹟』を通しての救済であること、後のプロテスタントの『神と個人との1体1の関係』
からは遠い存在ではなかったのかという気がする。 しかしここらへんは著者も難しい問題だと
断わった上で、『その根底には、人間はどうすれば救われるかというキリスト教徒にとっての
根本的な問いかけがある・・』として、『救いについて個人が主体的に向き合う態度の萌芽が
そこにはあると考えられないだろうか。』p160 との意見を述べられています。 一方この著者も、
この運動が「社会主義革命」と捉えるのは正しくないだろうと意見を述べられていました。p140 
この本の3章「革命のもらたしたもの」という節はこれらのことに関して色々議論がなされていて
大変興味深かった。 これから後半4章に入りますが、さらにどのような展開になるのか? 
読みこなすのは大変ですが楽しみ。

、、、それにしても思うのですが、私たちは西欧史中心の歴史で、イスラム史や東欧史は殆ど教育
されてませんね。 私は現代世界を理解する上でもこれらの分野の歴史教育はとても重要ではないか
と常々私は感じてます。 それから繰り返すようですが、『歴史学の相対性』URL ↓ Accademia#438 
 といったことも常々頭に入れておく必要がありますね。

http://circle.excite.co.jp/bbs/view.asp?cid=o0300063&iid=3&num=438&pg=1


新学期に向けての大学の広告 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月10日(金)13時36分37秒

気掛かりなこと1つ。 最近、短大から4年制大学。 あるいは4年制大学が新たに大学院を設けたとの広告が
目につきます。 

皆が高等教育を受けられる社会というは、昔は理想とされたのかもしれないが、いまも果たしてそうだろうか? 
学生自身の『何故大学に行くのか?』という根源的な問いかけが十分になされていない現状で、単に誰もが大学
に行けばハッピーというのではないだろう。 第一、本人はともかく家族や、それを支える社会の負担は段々耐
え難くなってきているのが現状。 さらに、大学院に進み、修士や博士過程などの高等教育を受けた人も、
それに対する十分な受け皿(就職口)が無い現状はいま大きな問題となりつつある。 昔、私やその下の世代で、
ポストドク1万人体制というのが進み、40代になっても定職に付けず年契約のポスト・ドクという制度で欧米
で生活せざるを得ない人達が回りに沢山いる。 見た目は海外の大学・研究機関で研究するのは格好いいようだ
が実体はとても大変。 

文部科学省はいま少子化で国立大学や研究所を 統廃合してスリム化する計画を盛んに進めてますよね。 
その一方で卒業生は毎年大量に生産されていく。 彼等には然るべき受け皿はもはやない。 後は各々が、
『生存競争に生き残りなさい』と云うのだろうか? ま、それも1つのやり方ではあるが、学生の皆さん! 
その覚悟はあるのかな?  

そうそう、アメリカの大抵の大学院生は、学費や生活費は親に頼っていませんね。 ローンか、人に依っては
大卒後暫く働いて溜めた貯金で生活してます。 彼等はコストパフォーマンスはシビアーに計算してますよね。


共同研究者がNに投稿 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月10日(金)07時45分09秒

ともかく「駄目もと」でも試す価値は多いにあります。 何しろインパクトファクター=23.9! 
私の貢献率は10%くらいでしょうか? それで通れば見返りの果実は本当に大きい。
それにつけても、自分のfirst nameでNやSに論文出した〜い!


モンサンミッシェル 投稿者:iida  投稿日:01月08日(水)19時44分30秒

モンサンミッシェルの最後をそろそろやっちゃいたいと思って、今編集中です。
地下のクリプトが素朴な風合いでいい感じです。

今週末にでもお見せできるとよいのですが。


生き残り 投稿者:iida  投稿日:01月08日(水)19時41分17秒

ほんとに生き残りですねえ。
学問の名の下に説明責任を放棄した研究では生き残れないですよね。
私は国立大学に在籍していませんが、最近は助手クラスの先生が
一斉に不安がる発言を聞くようになりました。
大学は学生さんのレベルでも研究成果がきまるでしょうからまさに下克上を狙わないと
落ちてくばっかりになりますよねえ。

ここ10年で一斉に肥大した理科系学問の人員や組織は論文は出ているものの、
実際の実用化成果は?という議論が科学審議会かなにかで取り上げられていたとか。


待ったなし! 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月08日(水)18時07分43秒

2つの記事が目を引きます
(1)弘大に厳しい評価
特に、研究成果に関し「医学部以外、世界に通用するような研究成果はほとんどない」URL↓
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2002/1225/nto1225_15.html

(2)レベル低い国立研究所は廃止、文科省が3月に選別
そこでの判定の基準は、
◯他大学の研究者が利用できる共同利用機関かどうか
◯国際的な研究レベルにあるか
◯教官の人数が約30人以上で任期制を導入しているか  URL↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030108-00000207-yom-soci

学問・研究の内容を議論する時期は既に終わり、横並び評価、選別と切り捨ての時代に入りました。


おかえりなさいませフォントネ 投稿者:iida  投稿日:01月07日(火)19時16分42秒

風雨の中大変でしたね。
オータンはまだ町なかなのでともかく、
Vezelayでは山頂なのですごいことに
なりそうな気がします。
御無事でなにより。
フォントネはからっぽの感じが
いいのかもしれませんね。
シトー派は有名どころがあと2つあるので
いってみたいですよね。


>もり様 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月07日(火)08時11分46秒

お帰りなさいませ。 フォントネー、羨ましいですね。 
『やはり実際に訪れてみないと本当に分からないもの・・』とのことでしたが、
多分そうなんだろうな〜と思います。 私も何時かは行きたいと思っています。

に迷うことはなかったとのことでしたが、私は間違ってばかりでした(ドイツでのことですが)。 
これはやはり、ナビの効果でしょうか?


帰国しました。 投稿者:もり  投稿日:01月06日(月)20時05分24秒

昨夜無事帰国しました。
今回は欠航、ロスバケ等もなく 予定通りことが運びました。

今回初めて 海外でレンタカーを利用したのですが、
左ハンドル、右側走行というのは やはり全然感じが違い、
運転した連れは 市街地を通る際は 戸惑い、また 相当怖くもあったようです。
私の方はナビに気を取られていたので、そういう怖さは感じませんでしたが。

道に迷うことはなかったのですが、
ブルゴーニュでは 連日 風雨に見舞われ
(傘の骨が変形してしまったほどです)
両目とも矯正視力は1.2ですが 雨のため 標識が見えにくいし、
近くまで行かないと 道がどういう風に分かれているか見えないので
郊外はともかく 町を通り抜ける時、少し困りました。
ロータリーだと 曲がるところが分かるまで 多少ぐるぐる回っていられても
交差点で後続車がいると とりあえず どこかへ進まないといけないので、
100メートルほど進んで、こちらではない、と引き返すことは何度かありました。

まあ、でもすぐに なんとかなり また 何事もなく、ほっとしました。
出発前みなさんから色々お聞きしたことも 多少知っていると知らないとでは
やはり 戸惑う具合が違うので、大変有り難く思いました。
この場をかりて お礼を申し上げます。

今回は
プロヴァンス(アルル、サン・ジール、モンマジール)
とブルゴーニュ(ディジョン、フォントネ、オータン、
ソーリュー(サンタンドーシュ)、アヴァロン(サンラザール)、ヴェズレー)を訪れました。

私は彫刻が好きなのですが、一番印象的だったのは意外にもフォントネでした。
回廊に佇んでいるうちに 静かな感動がじわじわとこみ上げてきて、
非常に、という言葉では弱いくらい、猛烈に感動しました。
こういうのは、いくら図録で眺めたり 本で読んだりしていても
やはり実際に訪れてみないと本当に分からないものだな、と思いました。

それにしても 特にヴェズレーとオータンでは 風雨がひどく、
周囲のせっかくの美しい風景も台無し、
風にあおられ 傘もさせず、全身びしょぬれ、
まっすぐに前を向いて歩けないほどだったので
町や村の散策もそこそこ、写真を撮るどころではありませんでした。

また、オータンのMusee Rolinが臨時休館となっており
エヴァの彫刻を見られなかったのが少し心残りです。
(事前に 現地の観光案内所に 休館日を確認し
開いているはずの日に行ったし、
博物館の入口に張ってあった 開館時間や休みの日を書いた紙にも、
その日は休みとはなっていなかったのですが、、、
まあ、オフシーズンには こういうこともありがちですね。)

では、長くなったのでこの辺で。
また印象等、書き込ませていただきたいと思います。


教会の教区簿冊と寺の門徒帳 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月04日(土)11時00分14秒

『ジャスミンの魔女』は3部分かれていますが、最初の部分、概論的な1部とジャスミンの詩の部分は
正直云って退屈。 しかし最後の部分は大変面白い。 ここではジャスミンの詩を基に歴史家兼探偵に
よる謎解きがはじまります。 著者はジャスミンによって推定された年代を疑問視し、事件が起ったのを
17世紀に設定する。 ジャスミンはメルクマールとなる事件が大晦日の金曜に起ったことから1563年頃
だとするが、著者はこれを否定する。p206 その第一の理由は当時農村地帯では旧暦が使われていたはずだ
とすること。そこから年代探しが始まるわけだが、彼はヒロインが近くのボン・アンコントルの聖母へ呪術
に対する<とりなし>を試みるがこれが『失敗』に終わることから(呪術に対するとりなしが「挫折」する
こともありうる時期)、また宗教戦争が当時下火であったろうという推定から、この時代を同定しようとす
る。 ここらへんのところは多少論証に弱いところを感じるが、それなりにとても面白い。 p208〜

ところで、この事件が著者の推定する時期に実際起ったとするなら、それはまさにあの『ルーダンの悪魔』
事件が起った時代(1632年)とかさなる!! あの事件を巡る本や映画(「肉体の悪魔」1971年イギリス
映画URL↓)を見た記憶があります。 この本・映画もなかなか面白いですよ!!! これも、お薦めの1
品。

さらに著者は人物の同定を試みる、P224〜 主要な登場人物3人のうち、兵士マルセルはオイル語的と
いうことで当地の教区簿冊に記入されていない可能性が高いことから除外し(事実見当たらない)、 
さらにヒロイン、フランソネット(オック語式フランソア)は、逆にあまりにもホピュラーな名前である
ことから、これも除外する。 最後に残ったパスカルに焦点を絞り人物の特定を試みる。 遠い過去の事
ゆえ、その真偽の程は最後まで不明だとしても、ここらへんは大変面白い。まさに推理小説の世界です。 
とてもお薦めの1冊!!!

それにしても教会に残されている教区簿冊というのはまさに公的史料ですね。 洗礼の時の年月日、両親
の名前、それに宗教的な代父母の名前(モンタイユーでもこれが重要な鍵になってました)。 さらに結婚、
終油といった秘蹟の記録が名もなき庶民の歴史を解明するのに如何に強力なことが!!!! これに相当
するような史料は日本ではお寺における門徒帳でしょうか? 日本史関係はさっぱり知りませんが、これら
は社会史の分野で強力な史料として使われているのかな? 何方がご存じの方があればコメント貰いたい!

本を見ながら年末年始はボチボチ実験してました。休むと不安になる典型的仕事人間ですな〜 /(^o^;;

http://www.cinemanc.com/must_43.htm


(訂正)ダングドックでなくラングドック 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月02日(木)11時38分58秒

ちなみにこれは『オック語(の地)』という意味だと教えてくれたのは知人のフランス人


Only one 戦術? 投稿者:Hiroshi  投稿日:01月02日(木)11時06分52秒

年末年始休みが続くので本を沢山読もうと、図書館から何冊も借りてきたのですが、
なかなか読めません。 やはり私は寸暇を惜しんでの読書が向いているみたい。(汗)

さて、このところ立て続けに読んでいるのがル・ロア・ラデュリの本。 流行言葉
で云えば、マイブームてやつですね。 で、いま読んでいるのが『ジャスミンの魔女』。
副題には「南フランスの女性と呪術」とあります。 『モンタイユー』が現在バチカン
に保存されている、れっきとした公文書、異端審問調書からの解析であるのに対し、
この本は19世紀中頃にオクシタン語(あのモンタイユー地方で使われていた方言ですね)
の詩人である、ジャスミンによって詩の形で復元(あるいは創作?)された物語りである
だけに、信ぴょう性に関して疑問がだされるのも無理はないことか。それなりに面白いが、
『モンタイユー』に比べればやはりかなり私自身の意識のレベルは落ちます(冷汗) 

著者はこの物語りが、異端審問官の目を通したものではないことに、つまり審問官の独特の
論理・幻想を含んでいないことに、積極的な価値を見い出しているようですが、これは裏返
せば、この物語り自身の信ぴょう性自身が問われることにもなっている。 まだ最初のさわり
の部分を読んだばかりですが、読み終わった後でこの最初の私の印象が変わるかどうか? 
あ、それからこの物語りのもとになった事件は、近世の事みたいです。 

それにしてもル・ロア・ラデュリ、中世から近世まで守備範囲がとても広い! それは彼が、
オック語、プロバンス語、ガスコーニュ語、あるいはさらに細かくオクシタン語と云った
ダングドックの地方史に焦点をあわせた研究姿勢によるのでしょうね。 

 、、、これも1つの、『Only one』戦術でしょうか? /(^o^;;


来年もよろしく。 投稿者:iida  投稿日:12月31日(火)20時15分28秒

みなさんに書き込みいただきありがとうございました。
今年後半特に更新が途絶えがちになりましたが、
しばらくはこのペースでおつきあい下さい。

今報告中のモンサンミッシェルの最下層建造物はまぎれもなく
ロマネスクです。年明けにでも。

昨日過去ログを整理しました。
とぎれなくてほっとしました。

今から年越しそばなので、失礼します(汗)。


今年も大変お世話になりました 投稿者:Hiroshi  投稿日:12月31日(火)10時28分26秒

来年もどうか宜しくお願いいたします。 さて来年、皆様どのような年に
したいでしょうか? 

私は最近、周囲を取り巻く環境が次第と厳しくなりつつある中、その変化
に異議申し立てをするのではなく、したたかに生き延びていこうと思って
います。 確固とした<学問・研究の伝統>などがあるわけではなく、
歴史ともにこれまでその形態は変化していったし、これからも変化する。 
かって、富豪のパトロンを持ちつつ歴史的偉業を成し遂げたルネッサンス
の学者のように、各個人が時代の流れの中で社会の要請に応じ「知の職人」
としての技能を磨くことが大切だろう、という気持ちになってきました。 
個人的には、Best oneはとても無理だとしても、Only one, First oneを
目指して! それから、プライベートも充実させたいですね! 
とりあえずは、来年ラテン中級を目指します(断言!) /(^o^;;


St-Etienne教会のことか? 投稿者:Hiroshi  投稿日:12月31日(火)10時26分29秒

『トゥルバドゥール』の参考文献ということで、同時平行に読んでいる、
例のル・ロワ・ラデュリの短編歴史書、『ラングドックの歴史』白水社、
文庫クセージュ; で、以下のような記述に当たりました。 これは、
アルビ十字軍の侵略を受け、ついにはフランスの支配に下った13世紀
ラングドックの情勢を描いた部分で、

『レイモン6世の命令で十字軍遠征の最中に築かれたトウールーズのサン・
テチエンヌ教会(これはSt-Etienne教会のことか? URL↓)のヴォールト
は、南フランスにおけるゴシック様式の最初の建築物のひとつである。』p53

ここで出てくるトウールーズ伯のレイモン6世というのは、彼の侍臣がとき
の教皇イノケンティウス3世の使節を暗殺したことで、アルビ十字軍の原因
になった事件で、彼は教皇やフランス王家の圧力に耐えかね、自ら十字軍の
先頭に立ち、自分の領民を虐殺し、自分の町を廃虚にせざるをえなくなった
人物。 思い出すとあの、いかにも歪な建物にはそのような凄惨な歴史が
あったわけですね!

http://www.greengrape.net/hiroshi/07_etienne.html