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(2002/06/03 月)

フーコー「性の歴史」3巻を読み終わりました。面白かったです。10年かかって読み終わりましたね。しかしそれだけの価値のある本です。

 まず、私たちの行動はあまりかわらないとしてもその意味付けが変化していることを紀元前4世紀から紀元にかけての文献から明らかにします。

 そして、自己の自己との関係を系譜的に見つめ直します。ここらへんがニーチェでしょうか。歴史書というよりメタ物語論でもあるし、哲学のレベルでそれがやれてしまう抽象化のレベルがすごいですね。

 次はボードレールあたりをながめるか、「言葉ともの」を読むか、今はすこし「中世美学史」U. エーコを読み出しています。

 というわけで明日の変革は?

ロマネスク 

 2尾の人魚についてまとめておきました。Moriさんの画像を参照させていただきました。人魚の像はロマネスクに先行する画像でも2尾なのか、時代を下っていつから1尾なのか興味がつきないところですが、インタネットで、人魚を検索するときれいなおねーさんの画像がどっさりでてきます。水着をきたアイドルのテレビ番組があったようです。

O氏が2児のパパになりました。おめでとうございます。

かさねは今日おふろあがりに寝返りをうてました。

今日は業務で落花生ときゅうりと枝豆を植えてきました。うまくみのると秋にはビールがおいしいですね、って食べていいんでしょうか(汗)。

(2002/06/06 木)

自分の実験にすこしもどれました。明日も実験できそうですが、もうすこしサンプル調整法を工夫しないと。

明日はきゅうりの様子を見にいきます。まるで小学生の夏の自由課題をやっているようです。しかし、光合成は偉大ですね。日光をエネルギー源として食物ができるんですよ!ところで生分解性樹脂をぶちあげたダウカーギルは乳酸発酵プラントの製造で、石油脱却産業プランまでぶちあげています。日本よりもキャッチフレーズ化がうまいですね。ということは乳酸の誘導体化学には研究資金があつまるということ?もうおそいか。

 しかし石油依存型産業の危機というのは大きいものがありますね。はやく光合成システムのエンジニアリングができるといいのですが。

どうもうまくタンパク質が分離してくれないと思ったら排除体積がいっぱいだったようで、ゲルをかえる必要があることに今さら気が付きました。いやこれまでそのタンパクは少量だったのですててましたから。しかし、送る先ができたのでたくさんつくらねば。

結局まだフーコーの「自己への配慮」を再読しています。2度めだとだいぶ読みやすいですね。

Mac OS X 10.1.5がでましたね。そろそろ安定性が従来のMac Winから脱却したレベルに到達したような気がします。一週間フリーズ・再起動無しで動き続けるというのはなかなか驚きです。が、こういうのってすぐなれるんですよね。(笑)。

 さて、Mac OS XのUtilityでシステム丸ごと別パーティションにコピーして、もちろん起動もできてしまうすぐれものを紹介しましょう。

http://software.bombich.com/

その名もCarbon Copy Clonerです。私のG4 Powerbookでさっそく試しました。20分くらいでうまく別パーティションに移せました。今のパーティションでは狭くなって仮想メモリががりがりいってました。

 もう一つの最近のお気にいりは、heart beat

http://www.ac.wakwak.com/~tomohiko/

でネットワークのトラフィックを表示したり仮想メモリの利用状況を教えてくれます。あとはコンソールにCPU monitorをだしておけば今のmacの様子がわかって安心できます。というかそんなのみないといけないのか?と疑問にも思いますが、印刷やあれこれバックグラウンドで動いているときにお役立ちですね。

電子手帳はいそがしいときこそ便利な面もありますね。SonyのClieもMac OS Xに対応したとか。ちょっとひかれるものがあります。家族の写真をいれておいてみれるのはいいなあ。

(2002/06/08 金)

食事

 山形牛のステーキを家で焼いて食べました。冷凍したぶんちょっと水っぽくなったのが残念、というくらいおいしいお肉でした。このお肉お葬式の香典返しです。ちょっと罰当たりでしょうか。故人に合掌。

 それでソースは赤ワインとバター、そしてこれがポイント、生グリーンペッパーをたくさん。お肉を出した後にそれぞれぶち込んでにつめておしまい。

 後はパスタとトマト、ブロッコリ、きゅうりに大きめのオリーブを添えて塩とオリーブオイル。

 赤ワインはフランス産のメルロー1500円。やはりフランス赤ワインは2000円以上出さないと今一。のんだのはグラスに2杯。

 家人がペペロンチーノをつくって乾杯。週末の贅沢ですね。

かさね

 あついのかまたぷつぷつが出てきました。あせもかな。うつぶせにしておくとだいぶ顔を起こせるようになりました。そのときワーグナーのワルキューレがかかっていたので妙におかしかった。

お仕事、今日も残業。6月末の学会でどうはなすか、なやむところ。そろそろいったんまとめますか。

CDを購入。新ウィーン楽派のBBSにも書きましたが、オペラ名場面集のコンセプトのもとにCDを買ってきました。


1.マーラー9番 アバド指揮 DG 2002新譜
2.ヴェルディ オペラ序曲・前奏曲集 シノーポリ指揮 Philips
3.プッチーニ オペラ名場面集2枚組 カラヤン、シノーポリ他 DG
4.ワーグナー ニーベルングの指輪 名場面集 バレンボイム TELDEC
5.ワーグナー トリスタンとイゾルデ 抜粋 クライバー指揮 DG

ながらで聞くには名場面集ってのはぴったりですよね。気にいったものから全曲盤かDVDを買いたいな。

 ようやくマーラー9番が終わる。アバド指揮のマーラーはあまり濃厚なイメージなかったのですが今回の録音はなかなか、音響の美しさとほのかなロマンティシズムがいいです。これはおすすめ。

世の中サッカー一色ですが、まったく関心のない私はどうかしているのでしょうか(笑)。

みなさん原子の存在を信じていますが、それはなぜですか?地球が太陽の周りをまわっているというのも無批判に信じていますが証明できますか?

 学校で権威的に教えてもらったことは無批判で頭に入ります。これが国家とか主権とか人間存在とか思考法とかそういうものもそこで教育を受けているわけです。だとしたらそこから自由になった思考法や事実のほうにひかれませんか?

 それとは別に国公立の学校のスポンサーは国家です。したがってそれらの学校は国家のために働く人間をつくる場所です。なぜなら私たちが国家におさめた税金でまかなわれているからです。私たちの税金を無駄にしてほしくないので若者には勉強してほしいものです。

ホームページにをつけてみました(笑)。

(2002/06/10 月)

自己との関係

 皆自分の望むような音楽を聴いたり、なにかを楽しんだりしているつもりなのが実は自分が主体ではなんでもなく、私たちがそうであるようになにかにあやつられていいるとしたら?やや妄想じみたこの質問は欲望、もっと平たくいえば物欲を考えてみれば、意味があるように思われる。すなわち、ある理想の商品があって、それが欲しくなるわけでもなんでもなく、それがリアルにあるから欲しくなるのである。せいぜい理想的な商品とはそのバリエーションにすぎない。

 というのは10年以上前にすでに、社会学やマーケティングでまことしやかに述べられていた。現在のマーケッティングは、さらにしぼりこんで消費者のニーズにあわせたものを作っている。そしてそれらのデータは所得、嗜好が種々のアンケートなどでとられている。

 そのような社会で私たちのもつささやかな欲望は主体による欲望を意味するだろうか?

 あるいは私たちの走り方、これは有名な話だが、明治時代以前はナンバといわれる、足と手を同時に同じ側をだしてはしっていたそうだ。それがなぜ、そうでなくなったか?明治政府が軍隊を整備したときに私たちの走り方を西洋式にしたのだといわれている。そうでないとまとまって行進ができないそうだ。

 音楽。当然ながら私たちは5線譜が標準だと思っている。だがそれがなぜノーマルなのか?音は空気の連続的な周波数の変化にすぎないのである。なぜ非連続な5線譜に置き換えなければいけないのか?これは日本にふるくからつたわる子守唄が5線譜にかかれていなかったのが書かれることで固定され、標準化されたことを考えてみればわかる。

 フーコーの「生存の美学」はそのような長期間にわたる標準化の手続きや変化を追跡することで我々の「生」が我々の主体を取り戻せるように「性」を話題にしながら、その根拠のなさを暴いていくのである。

 「考える必要があるのは・・・自分の存在に合目的性を与えることを可能にしてくれるものを、自己への専念の中に見つけだそうとする努力についてである」

 (自己への配慮 p 128 田村 俶 訳 新潮社)

 この本の書き方はアウトライン的となっている。たとえば・・・は2つあり、一つめは・・・・、や・・・よりむしろ・・・である、という文体が頻出する。この翻訳ではときどき主語と述語が遠すぎていいたいことがつかめないことがあり残念なのだがフランス語のオリジナルでは意味はとりやすいのだろうか?フーコー自身が文学理論などに熟知していたそうなので、言語は華麗であることは語られるのであるが。この翻訳ではその文体の癖に気をつけて関係を再構築しながら読んでいくと読みやすく2度目の読書は意味もよくとれる。

 いずれにせよ、真善美や人はいかに生きるべきか?という古来の哲学の現代版であることにはまちがいなく、古代ギリシャ・ローマの哲学そのものをつらぬく主題の扱い方は見事であり、性というものをとりだして議論できたのは哲学にとってもすばらしいことだ。おかげでジェンダーの理論、つまりセクハラなどの理論的根拠にも応用されているらしい。

まいまいかぶり

 金曜日、農業センターでまいまいかぶりをみつけ家にもちかえり庭にはなした。カタツムリをみつけることができただろうか?

 農業センターではしぼりたて牛乳を買ってきました。濃厚でおいしかったです。落花生などの苗は無事生育していました。

メール:romanesque@mac.com

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