プレヴュー

パンテオン

サン・ピエトロ

サンタ・マリア・マッジョーレ


ローマ 投稿者:iida元記事  投稿日:07月03日(月)06時13分11秒
ローマです。
みなさんコメントありがとう。
とりいそぎ近況まで。頂いたコメントはもどってからかならず(汗)
ローマからは接続がうまくいかなくて日本に国際電話しています。
今回はお金がかかりそうなので写真はなし(笑)
またアリタリア航空は私達のラッゲージをなくしてくれました(涙)
今回はすぐとどいたからいいけどアリタリアはすすめません。
バッゲージクレーム見ていると他の航空会社よりもあまりの荷物が
多い気がします。
まだパリにもどるのと国際線があるのに。
不安。
今日はローマ観光一日目。
トレビの泉、スペイン広場(笑)はおやくそく。
11年前の自分を思い出して感傷的に(にあわないか)
フォロロマーノではローマ建築技術や彫刻技術のすばらしさを
堪能しました。
ガロ=ローマンの完全なオリジナルをみることができ満足。
柱のサイズ、皇帝の権力の誇示、ロマネスクがローマの下手な
出来そこないといわれるゆえん、など説得力ありすぎ。
ミケランジェロのカピトリーノ広場の美しさ。
ローマ彫刻のみごとさ。ギリシャ彫刻師の技術の高さは特筆すべきです。
(あたりまえか)
真実の口のある教会はみごとなビザンチン/ロマネスク様式。
ここはすごい。前回みなかっただけに新鮮。
あすはバチカン。システィーナ礼拝堂!
ああ、今晩は眠れそうにありません(笑)

日本での風呂は気持ちいい(涙) 投稿者:iida  投稿日:07月09日(日)18時05分29秒
もどりました。
ローマでは強行スケジュールのため書き込みできませんでした。
パリへの移動はアリタリアがまた(!)おくれて一日つぶれました。
アリタリアは二度と使いません。
パリの予約してあったホテルは端子が受話器と一体型でモデムがつなげなかった
のでアクセスできませんでした。
写真はデジカメで400枚以上撮影と銀塩で13本(24枚)撮影しま
した。モノクロ2本とプロヴィア1本を含みます。
銀塩はさきほど現像にでしてきました。どうかデジカメよりもいい画像が
とれていますように!理系の私は撮影というより、データ計測の気分で
撮影しました(爆)まさにいいデータはいい記述(論文)につながるの
です。
最後にいったモンサンミッシェルはすばらしい建築でゴシック建築の
巧さについて納得しました。ゴシックに鞍替えしたりして(笑)
パリでは中世美術館(クリュニー美術館)にいかずに
ポンピドーの現代美術館にいきました(うらぎりもの?)
ここにはマティス、カンディンスキー、クレーをはじめ
近現代のすばらしいものがそろっています。
最近のものはマルチメディア芸術でしょうか?
しかし、このマルチメディアは装置の抱える限界と装置の
時代の進歩への陳腐さがあってとてもむずかしくかんじました。
しかし新しい提案は是非とも必要。
ポンピドーでは疲れもわすれ楽しみました。
しかし彼らは制作費をどうしているのだろう?????
詳しくはまたあとで報告します。
今後かたずけをしています。

ローマ、パンテオン、、フォロロマーノ 投稿者:iida  投稿日:07月10日(月)23時25分14秒
ローマ1
永遠なる都ローマ

すべての道はローマに通ず
ローマにいてはローマに従え
ローマ帝国は巨大だった。
パンテオンのプレヴューをおきます。
●17 パンテオンのファサード
 なんというか私の印象はドラム缶にのしをつけたような建物(爆)
 しかし「のし」の部分が大事で、これがついていると
 権力の象徴のたてものに見えるからすり込みは
 すごい。
 パンテオンは2世紀のほぼ完全なローマ建築で柱は継ぎ目無しだとか。
 リリーヴィング・アーチは見忘れました。
●18 パンテオンの内部
 内部は色大理石がぺたぺたとはってある。
 フィレンツェのドゥオモみたいですね。
 柱頭がコリント式なのは当然か。
 柱と柱の間の処理はアーチではないのに注目。
●19 パンテオンの天井のドーム
 天井には直径9メートルの穴がある。雨はいるないんだろうか???
 天井の内側は四角の繰り返し。これは覆っていた青銅がはがされたところを
 見ているそうです。
●20 入り口の「のし」の部分の柱頭。
 柱と柱のあいだもっとあかないんだろうか。なんか狭い。
 ロマネスクでアーチを利用するようなったのは柱と柱の間をあけて
 空間を広くとるため??
●21柱が非常にふといのはともかく、その根元のボリューム感は
 上の柱頭の比ではない。しかしここには彫刻は刻まれていない。
●22 フォロロマーノ
 目をすこしとじて薄目で盛期ローマを想像しよう。
 ローマの貴族が凱旋門をくぐりぬけている。あちらでは兵士が隊列を
 組んであるいていく。あの奴隷はコロッセオで出し物にされるようだ。
●23 凱旋門(だったとも思う)
 教会の三廊式のもとではないかとどこかでいわれていた気がするが、
 詳しくはしらない。そして彫刻がきざんであることも教会建築に
 影響を与えたのでしたっけ。
 凱旋門に装飾的におかれている柱に注目。柱の下にも彫刻がある。
 確かにサンジールの正面もこういう感じですね。
 アーチ工法はすでに使われています。

ローマ2 投稿者:iida  投稿日:07月11日(火)17時46分53秒
◆ローマ2
カピトリーノ美術館がカンピドリオの丘にある。
この広場はミケランジェロが設計したもので有名。
遠近法を考察して広場を広く見せるように設計したと
安藤忠雄氏のNHK講座で聞いた。
実際家人はこの広場を楽しみにしていたのに
いざつくとまったく気がつかなかったそうだ。
空間についてまったく自然に作ってあるからこそ
広場としての空間を認識できなかったのではないか?
私も一度目の旅行では広場があるとは認識してなかった。
不思議な空間である。私はちゃっかり銀塩で撮影したので
またいずれ。
 さてその両脇の美術館。
すばらしい彫刻がある。
ここをみたことで、ガロ=ローマンの表現がローマ風の
作風がガリアの土着と結びついた様式であることが理解できた。
サンベニーニュのガロ=ローマの表現と頭の中でいきなりつながる。
ロマネスクはこのガロ=ローマ世界の表現様式によるキリスト教の
表現様式だ。
 そしてルネッサンスこそ、ギリシア/ローマ様式の表現手法で
中世で成熟したキリスト教世界観をもう一度あらわしなおしたもの
であるということがようやく納得。人間中心とかヨーロッパの世界観は
いうけど、もはや芸術がダダイズムなどで地に落ちてしまった我々には
十分キリスト中心主義。
さて、話をもどそう。
ガロローマの世界のオリジナルのローマ世界では見事な美術作品が花開いていた。 
興味深いものをいくつかあげよう。
●24 石棺
 この石棺の中心の人物がなくなった人だと思うが、ここにキリストを
うめこみ、両脇に天使をおけばビザンツでよくあらわされるキリスト
になってしまう。これはまた、昨秋レポートしたウィーンのSt Stephan
(シュテファン大聖堂)のタンパンでもある。
人物をまるで囲むのは光背で、これはギリシアのマケドニアの大王
アレクサンダーがガンダーラからつれてきた彫刻師の影響なのだろうか?
この手の石棺のデザインはごろごろありふれていた。
なんとなく納得。
●25 
 こんなように彫刻がごろごろおいてある。
 
●26 
石棺でもっともみごなものの一つ。
ロマネスクの彫刻をみてきてこの世界をみるとロマネスク彫刻は
やはり、なんちゅーか、その、・・・・
ローマ様式の堕落したものといわれても仕方がない。。。かな。
私もまた、写実的なものに重きをおく世界にすんでいるのだと実感。
●27
 真実の口のある教会「サンタ・マリア・イン・コスメディン」
右側に見える塔が12世紀のロマネスク。
これを見て思い出すのは、やはりミラノのサンタンブロージョ。
見事に同じ形。
●28
 内部。ギリシャ正教だそうである。
 アーチと天上に注目。
 アーチをいきなり柱が受け止めている。これは古代列柱表現の
延長である。複合柱の出現はまだ。
 天上は木組みで星空。

ローマ・バチカン美術館 投稿者:iida  投稿日:07月13日(木)20時49分21秒

ローマ3
バチカン美術館
ラファエロ署名の間
●29
タイトル忘れました。がひとめみればわかるはず。
中心はソクラテスとプラトン
向かって左がどちらかわからないけどレオナルド
がモデルだそうです。
二人の人物の上を見て下さい。
遠近法によるアーチがあります。当時ブルネレスキ
という建築家が遠近法を体系的に利用し、画家も
利用をはじめたころです。
ラファエロの絵もかなりミケランジェロを意識している様子が
わかります。

●30
中心はアポロン神でまわりはギリシアの神々。
なぜバチカンというキリスト教の殿堂にギリシアの
いわば異教の神々を描いたのか。不明

●31
当然中心はキリスト。しかしまわりのとりまきは
複雑な構成をしていて12使徒がずらりというわけではないそうだ。
中心ラインは神、キリスト、精霊(はと)。
四人の天使は四福音書をかかげているのかな。
ルネッサンスというか、なんというかこういう世界も
ついていけない私。

●32 ラオコーン
美術の教科書にはかならずのってる。
彼は、トロイの木馬をいれてはいけない!と提案したが
聞き入れられず、国家利益に逆らったかどで蛇に子供とともに
絞め殺される。
その後の物語は御存じのとおり。
悶える彼はトロイの木馬が開いた後の物語でもある。
ダイナミックな彫刻表現はただ感心するばかり。
システィーナも撮影すると意気込んでいたのですが撮影禁止だったので
おとなしくやめました。でも撮影している人は多かったです(汗)

ローマ サン・ピエトロ 投稿者:iida  投稿日:07月14日(金)19時56分59秒

ローマ4  7/3午後

●33  St. Pietro正面
ここはカトリックの総本山。
いままでみてきたロマネスクの宗教上の本拠地というべきか。
ラファエッロ、アントーニオ・ダ・サンガッロ、ミケランジェロと設計者は次々変わったそうな。
11年前にもみてるけど、一番最初におもいうかべたのは奈良の東大寺。
ファサードの設計はだれなのかな?ミケランジェロ?
この列柱と三角形の蓋は古代神殿そのままという感じですね。
柱を2本寄せたポイントは力学上かよくわからないですが、
デザイン的には身廊のシェルがある感じを出していますね。

●34 クーポラ(採光塔)
中にはいっていくとでかい。ひたすらでかい。
クーポラはミケランジェロをもってはじめて崩れないものを
設計できたとか。
彼の頃はどれくらい力学計算できたのだろう?
そして光も充分とりいれることができていますし、見事なものです。
直径42メートル!

●35 身廊
を見てみます。
柱は角柱ですね。アーチに複合半円柱はとりつけられていません。
装飾が金色!

●36 ミケランジェロのピエタ
見事なバランスをもつピエタ。
三角形を形作ることによりマリアが若々しいのに非常に力強く
運命をうけいれているかのようです。
たっぷりな布の表現、キリストの弛緩した表現。
なんとみごなんでしょうか。
これが23才の作品だとは。

ローマ5 投稿者:iida  投稿日:07月18日(火)12時51分33秒

バチカンをはなれ、スペイン広場に。
買い物をすこしして移動。
スペイン広場からサン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ
まで歩いたのだけれど下町っぽい雰囲気に入ることができて
よかった。観光地ばかりじゃなにかさびしいからね。
7/3 夕方
●37 サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ
の「モーゼ」ミケランジェロ作 
これはユリウス2世廟のために製作を
はじめたが間もなくユリウス2世自ら中止。
ミケランジェロが30歳のときでダヴィデの次の
製作。この作品も教科書レヴェル。
2枚の石板をかかえここに十戒が刻まれています。
モーゼらしい頑固さと貫禄を示しています。
これをくらべるとヴェズレーの柱頭彫刻神秘の粉引き
の左側のモーゼは体つきも細くかわいらしいモーゼです。
(06_vezelay_mose)
イタリア美術鑑賞紀行4 宮下孝晴著 美術出版社
によるとモーゼの角は当時ラテン語訳のウルガータ版聖書の誤訳
あるいは誤読だったそうで、石板をかかえてシナイ山からおりてきた
モーゼはcornutamだったそうで、これは正確には「光り輝く」
だったのですが「角のはえた」とも訳せたからだそうです。
この教会には聖ペテロをつないでいたという「鎖」があるそうです。
●38 サンタ・マリア・マッジョーレ
ファサード中央部分(18世紀)。ここはまあ、どうでもよい。
というのは塔が重要だから。
ファサード上部は3廊式で凱旋門をおもいうかべますね。
●39 塔はロマネスク様式だと思うのですが
偽ロマネスクか本物かどうかよくわかりませんが、イタリアの
ロマネスクらしい塔です。
●40 内陣モザイク「聖母の戴冠」
Oimoさんに勝負!といってもやはりデジカメではなんかすかすか画像ですね。
せめて300万画素だったらもうすこしいけるのかな?
このモザイクは1295年 ヤコポ・トッリーティのものだそうです。
「聖母の戴冠」
注目したいのはぐりぐり唐草があしらわれていることと、
半円上部にPとXが。
キリストの腹ちょっとでてないか?
戴冠といっても冠に手を置いている感じで
これではひょいっとのっけてなにか重厚感がない。
モザイクは身廊部に5世紀のものがあるのですがこちらは細かくて
撮影しても像がでてきませんでした。
目でみてもつらかったですから。
7/3 はここで観光おわり。
このあとはホテルちかくのレストランで
食事を楽しみました。
パスタに、スズキのグリル、グリーンペッパーソースのステーキ。
ワインは白、赤
7/4はフィレンツェ。


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